新型コロナウイルス感染症の拡大を経て、今やあらゆる人の生活に欠かせないものとなったマスク。
市販の不織布マスクはもちろん、繰り返し使える手作りマスクの需要も高まっています。
マスクの作り方やケース、マスクを可愛くするチャームなど、作り方をマスターすれば個性的な自分だけのマスクに変身。新たなオシャレアイテムとしても活用できますね。
そこで今回は、お家でできる4種類のマスクの作り方やマスクケース、チャームの作り方などをご紹介します。
お家でもできる、マスクの作り方6選
マスクにはさまざまな形があります。複数の作り方をマスターすることで、顔のサイズに 合ったマスクや体質に合ったマスクを手に入れられます。
今回は、自宅でできるマスクの作り方4つをご紹介します。
【無料型紙つき】フィットしやすい立体マスク
まずご紹介するのは、顔にフィットしやすく着け心地が快適な立体マスク。
顔の形に沿うデザインとなっており、フィットしやすく隙間ができにくいため、着け心地はもちろん感染対策にも適しています。
今回ご紹介のレシピでは、アイロンがけ不要、曲線縫いもなく直線が縫えれば完成するため、初心者の方やミシンに慣れていない方にもおすすめです。大人用、子ども用それぞれのサイズの無料型紙をダウンロードできるので、プリントアウトしてぜひ本格的な立体マスクを作ってください。
ミシンでまっすぐ縫って作るプリーツマスク
続いてご紹介するのは、ミシンで作るプリーツマスクです。話したり顔を動かす時、マスクがズレることはありませんか?
プリーツマスクなら、話をする時に顔を動かしてもズレにくいという特徴があります。
また、ミシンを使ったレシピですが、まっすぐに縫っていくだけで完成するので、ミシンでの複雑な裁縫が苦手という方でも、安心して取り組めます。
型紙不要のフィルターポケット付き平面マスク
型紙を作るのは面倒、型紙が上手く作れないという方におすすめなのが、型紙不要の平面マスク。シンプルなデザインのレシピなので、裁縫初心者の方でも比較的作りやすくなっています。
今回ご紹介するレシピでは、フィルターポケットを取り付けられるタイプを採用。衛生的かつ安心できるマスクが、自宅でも作れますよ。
子ども用の平面ガーゼマスク
マスクを付けたがらないお子さまも多く、お悩みの方もいるのではないでしょうか。そんな時には、子ども用の平面ガーゼマスクを手作りしてみましょう。ガーゼは肌触りが柔らかいため子どもも付けやすく、不織布のマスク嫌いなお子さまの重ね付け用には最適です。
洗濯可能で繰り返し使用できるので、とても経済的。洗濯直後の触り心地もガーゼを使用しているのでやわらかく、気持ちよく感じるでしょう。今回ご紹介のレシピであれば、2カ所を縫うだけで簡単に作れるため、量産しやすいのも嬉しいポイントです。
上品でおしゃれなレースマスク
フォーマルスタイルにも合わせやすい、上品なレースマスク。布を重ねているので、穴の開いた部分から色がのぞくのがおしゃれです。
着けたまま話しやすい箱型(舟型)マスク
鼻と口の間に空間ができるので、着けたまま話がしやすい箱型(舟型)マスク。型紙なしで縫えるのもうれしいデザインです。
マスクを清潔に保つため。お手軽マスクケースのレシピ集
食事などでマスクを外した時の保管場所や、新しいマスクのストックを清潔に持ち歩くのに重宝するマスクケース。実は、身近なアイテムでかんたんに手作りできます。
ここからは手軽に作れてオリジナルのデザインも楽しめる、マスクケースのレシピをご紹介します。
クリアファイルでとシールで作るお手軽マスクケース
クリアファイルをカットして、平面や折りたたみタイプのマスクケースを手軽に作成できます。クリアファイルを使ったマスクケースは、水や汚れにも強いため、バッグやポケットの中に入れて持ち運ぶのに便利です。使ったあとは水で洗ったり、アルコール除菌シートでふき取ったりできるので、お手入れもラク。マスクケースを清潔に保つことができます。
マスキングテープとクリアファイルで作るマスクケース
土台にクリアファイルを使い、マスキングテープで好みのデコレーションができるマスクケースです。マスキングテープもクリアファイルも100円ショップで購入できるため、購入しやすく材料費も安く抑えられます。
下記のレシピでは面ファスナーを使用しているため、入れ口を閉めることができ、かばんに入れていても安心。お好きなマスキングテープを貼って、世界に一つだけのオリジナルデザインのマスクケースを作りましょう。
布を使った2種類のマスクケース
薄手の布を使った、肌触りの優しいマスクケースです。
下記のレシピでは、ポケットタイプとスナップボタン付きタイプの2種類のレシピをご紹介しています。
ポケットタイプはシンプルなデザインで、まっすぐに縫うだけで作れます。裁縫初心者の方でも作りやすいレシピです。簡単に作れるため、洗い替え用に数枚作っておくと便利です。
一方のスナップボタン付きタイプは、バッグのようなデザインが可愛らしいマスクケースです。スナップボタンを開けば大きく広げられるため、マスクの出し入れがしやすいデザイン。サイズを小さくすれば、子ども用マスクも入れられます。
自分好みの布を使って作るのはもちろん、プレゼント用に相手好みの布を選ぶのも楽しい時間になります。
お気に入りの柄をマスクケースに
市販のマスクケースも、デザインのバリエーションが豊富ですが、どこかオリジナリティがほしいなと感じる方もいらっしゃるでしょう。なかなかお気に入りの柄が見つからない、そんな時には下記のレシピから、お気に入りの柄でマスクケースを作ってみてはいかがでしょうか?
布とPVCを接着芯で張り合わせることによってアルコールシートなどで拭くことができるので清潔に使えます。
※このレシピではカッティングマシンを使用していますが、手作業でカットして作ることもできます。
マスクをオシャレに魅せるマスクチャーム
マスクの需要が高まり最近では、市販のマスクでもカラー展開が豊富なものや、レースをあしらったデザインのものなどが展開されています。しかし、一般的にはデザインがシンプルなものの方が多い印象です。
生活必需品ともなったマスクを、オシャレのアイテムのひとつとして取り入れる方も多い中、物足りなさを感じている方も多いのではないでしょうか。マスクチャームをつければ、シンプルなマスクも、使い捨ても不織布マスクもオシャレなアイテムへ大変身。
今回ご紹介するレジンで作るマスクチャームは、押し花を合わせた品の良いデザインがポイントです。モールド型を変えたり、中に入れるものを変えたりすることで、いろんな印象のチャームが作れるので、自分なりのデザインで楽しんでみてはいかがでしょうか。
手作りマスクで毎日の習慣を楽しく
手作りマスクの作り方は種類がさまざまで、いろんな形を作れます。今回ご紹介したレシピは、比較的かんたんにできるものばかりです。是非一度、ご自身で手作りマスクやケース、チャームを作ってみてはいかがでしょうか。使いやすい形のマスクができれば、着けている時のストレスも減らせて、快適に一日を過ごせるでしょう。
さらに、チャームを付ければ市販のシンプルなマスクもオシャレになります。重ね付けをせず、不織布マスクだけを使いたい方や、裁縫は苦手……という方は、チャーム作りからはじめてみるのもおすすめですよ。