温かみがあり、ふわふわした手触りのフェルト。ほっこりとした可愛いアイテムを作るのにぴったりです。
カラーバリエーションも豊富なため、お好きな色で生活雑貨やマスコット、アクセサリーまで、アイデア次第で幅広いアイテムを作ることができます。針を使用せずにできる作品は、お子さまとも一緒に作れますよ。
今回は、フェルトを使った手作りレシピ9種類と活用アイデアをまとめました。
フェルトを使った手作りレシピ9選
インテリアやアイテムのワンポイントに使える、可愛いレシピをご紹介します。
一般的な布を使う場合、生地を「端縫い」する必要がありますが、フェルトは切りっぱなしでもほつれてこないため、初心者さんでもおしゃれで可愛い作品を手作りできますよ。
①ふっくら愛らしいうさぎのマスコット
こちらは、子どもたちにも人気のうさぎのマスコット。フェルトの中に綿を詰めることで、ふっくらと立体的なマスコットが仕上がります。
フェルトの色や耳の長さを変えると、くまや犬、猫などお好きな動物にアレンジすることもできますよ。愛するペットをイメージしてフェルトを選んで、どこにも売っていないオリジナルマスコットを作ってみるのも素敵です。愛着の湧く、あなただけのマスコットを作ってみませんか?
②保育・幼稚園グッズにぴったりなフェルトワッペン
保育・幼稚園のグッズを可愛くアレンジしたいときに活躍するのが、フェルトのワッペンです。お子さまの好きな動物のフェルトワッペンを、お弁当袋や着替え袋などに貼り付ければ、保育・幼稚園の生活もさらに楽しくなるはず。
また、間違いやすいグッズにワッペンを付けることで、「自分のものだ」という目印にもなります。お子さまが自分で選んだ動物のワッペンが付いていることで「物を大事にする」という情操教育にもつながるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
③フェルトボールのカラフルコースター
たくさんのフェルトボールを、グルーガンでつなぎ合わせるだけのカラフルコースター。フェルトを縫い合わせる必要がないので、ハンドメイド初心者さんやお子さなにも挑戦できます。
フェルトボールの色や組合せを工夫すれば、ポップなものからシックなものまで、さまざまなデザインのコースターを作れます。お部屋のイメージや食器のデザインに合わせて作ってみるのもいいですね。サイズを大きくすれば、鍋敷きやマットも作れます。
④フェルトのガーランド
フェルトをカットして紐でつなげるだけで、お部屋飾りにぴったりなガーランドの完成です。ゆらゆらと揺れるガーランドは、お部屋を華やかにしてくれます。クリスマスやハロウィン、お正月など、季節ごとのイベントに合わせて色の組み合わせを変えてみるのも楽しいですよ。
お子さまと一緒に、工作やアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。お子さまが描いた絵をベースにすると、きっと可愛く仕上がります。
⑤フェルトのワンポイント刺繍
フェルトを自由な形にカットして、ワンポイントとして縫い付けた可愛い雑巾。刺繍に自信がない人でも、フェルトを使えば自由なデザインでワンポイントを付けることができます。
すぐに汚れてしまう雑巾だからこそ、お気に入りのモチーフを付けるとお掃除もきっと楽しくなりますよ。お子さまの「お掃除のお手伝いをしたい」という気持ちを、自然に育てることにもつながります。
⑥フェルトで作るひな飾り
ゆらゆら揺れて、可愛いつるし雛。江戸時代から続いている伝統的な風習で、生まれてくる子どもの健やかな成長を願って、家族で人形を手作りして集め、つるしたのが始まりです。
そんなつるし雛は、フェルトを使って手軽に手作りできます。お内裏様やお雛様の顔は、ペンや刺繍でお好みの表情に仕上げてみてください。次のひな祭りに向けて、裁縫を習い始めたお子さまと一緒に作るのも楽しいですよ。もちろん、雛飾り以外のモチーフで作るのもおすすめです。
⑦カラフルなミニこいのぼり
プラスチックコップとフェルトで作るミニこいのぼり。フェルトを切って木工用ボンドで貼るだけなので、小さなお子さまとも楽しめるクラフトです。
フェルトでうろこ部分を作ることで立体的になり、ポイントでオーロラカラーの折り紙を混ぜれな、光がきらきらと反射するこいのぼりに仕上がります。お子さまの健やかな成長を願いながら、一緒にこいのぼり作りを楽しんでみてくださいね。
手作りできるフェルトの活用アイデア
フェルトを使って、アクセサリーやインテリア雑貨も作ることができますよ。フェルトを活用したアクセサリーとインテリアのアイデアをご紹介します。
フェルトボールを連ねたミニリース
グルーガンでフェルトボール同士をくっつけて円を描き、トップにリボンを添えると、ふわふわした手触りのミニリースの完成。使用するフェルトボールやリボンの色を変えることで、インテリアやイベントに合ったデザインにアレンジできます。リースに紐をつけて、オーナメントとして活用するのもおすすめです。
ビーズ刺繍でアクセサリー作りも
アクセサリー作りに活用できるのもフェルトの魅力。フェルトを土台にして、ビーズやスパンコールを刺繍すれば、華やかなアクセサリーに変身します。イヤリングパーツやブローチパーツなどは接着剤で貼り付けるだけなので、用途に合わせてさまざまなアクセサリーにアレンジしてみてください。
ふんわりかわいい羊毛フェルトの手作りレシピ
羊毛フェルトとは、綿のようなふわふわした羊毛を専用針で刺しながら固めて、自由な形を作っていく手芸です。繊維をつつきながら絡めることで、細かな部位までしっかり形作りができ、やわらかく温かみのある質感に仕上がります。
コロンと小さなひよこのマスコット
黄色やオレンジの羊毛フェルトを使った、可愛らしいひよこのマスカット。まん丸としたシルエットなので、初心者の方でも綺麗な形に仕上げることができます。完成したひよこと目があった瞬間、あまりのコロンとしたかわいさに癒されること間違いありません。
自宅に飾れば、お部屋全体が優しい雰囲気に包まれることでしょう。フェルトの色を変えて、色々な種類の小鳥を作ってみても楽しいですよ。
羊毛フェルトの猫ちゃんブローチ
羊毛フェルトを使って、可愛い猫ちゃんブローチを作ってみましょう。細く柔らかい繊維の羊毛フェルトを使ったブローチは、がまるで本物の猫ちゃんのような、ふわふわした毛並みを表現できます。
使う羊毛フェルトや瞳の色を飼い猫ちゃんと同じにすれば、そっくりな猫ちゃんブローチを作ることもできますよ。バッグやポーチのワンポイントにすれば、可愛さもアップします。
フェルトでハンドメイドの楽しさ広がる
フェルトを使った小物やインテリア雑貨、アクセサリーなどのレシピをご紹介しました。
アイデア次第で色々なアイテムが作れるほか、ほっこりとした独特の可愛さから“フェルト愛好家”は増え続けています。針を通しやすく、接着剤でくっつけることもできるので、初心者さんに挑戦しやすいことも魅力です。
今回ご紹介したレシピやアイデアをもとに、ぜひフェルト作品作りにチャレンジしてみてくださいね。