お家の中のみでなく、お子さまの学校などでも必要になる雑巾。お掃除で汚れてしまうものではあるけれど、自分好みの工夫やデザイン、お子さまが喜ぶ要素をちょっと加えることで、効率や仕上がりだけではない「掃除の楽しさ」が生まれてきたりもするものです。
今回は、そんな風にお掃除がちょっと楽しくなるワンポイント雑巾を、ミシン要らずの手縫いで仕上げるレシピのご紹介です。
雑巾だからこそお絵かき感覚でワンポイントを
お洋服や持ち物に手を加えるとなると、仕上がりもそれなりにきれいにしたいと張り切ってしまうことは多いのではないでしょうか。一方、お家や学校、幼稚園などで使う雑巾なら「多少不細工な仕上がりでも、どうせ汚れるから」と、いくらか気楽な気持ちになれるものです。材料も不要な布でOKですから、自由にお絵かきする感覚でワンポイントを入れてみてください。
お掃除が楽しくなる、かわいい雑巾の作り方
それではさっそく、ワンポイント雑巾を作ってみましょう!
材料
- 不要になったタオル
- フェルトや端切れなど
- 糸、刺繍糸
道具
- ハサミ
- 針
作り方
- 材料を用意します。端切れは、着られなくなったお気に入りのベビー服などから切り出すのもおすすめ。フェルトは端がほつれないので、扱いが簡単で仕上がりもきれいです。
- ワンポイントの形や配置を考えます。用意した材料に合わせて形や配置を考えるもよし、作りたいモチーフに合わせて、材料を工夫したり、追加するのも楽しいですね。乗り物や動物などをアップリケにしたり、刺繍でスマイルマークを作ったり、好きなものを自由に置いてみてください。
- 形や配置が決まったら、刺繍糸で縫いつけていきましょう。洗ってもほつれにくいよう、端をかがるように縫っていくのがポイントです。
- 縫い付け終わったら、タオルを使いやすい大きさに折ります。この時、ワンポイントの裏側に出ている縫い目が、タオルで覆われるようにします。
- タオルの両端を刺繍糸で縫い閉じます。タオルと刺繍糸の色を合わせても良いのですが、あえてカラフルな色の糸を使うと、ステッチが効いて楽しいデザインになりますよ。
- 完成です!雑巾をフックなどにかけたい場合は、綿ロープなどを用意してタオルの折り目に挟み、その上から縫い閉じてループを作りましょう。
学校や幼稚園用の雑巾なら、目印やお名前スペースに
新学期、学校や幼稚園に持っていくための雑巾なら、自分だけのワンポイントが雑巾を見分ける目印になることも。お子さま自身にワンポイントを選んだり配置したりしてもらうようにすれば、より愛着がわきますね。
飾り用のワンポイントだけでなく、長方形の端切れを縫い付けてお名前を書くスペースにしたり、刺繍でお名前を縫いつけたりしても。せっかくの手作りですから、市販品とは違う自由なアレンジをぜひ盛り込んでみてください。
ちょっとしたデコレーションでいろいろなメリットが
すぐに汚れてしまう雑巾ではありますが、ひと手間かけてワンポイントを入れるメリットは意外と大きいものです。
お子さんのお気に入りのワンポイントを入れれば、ご家庭で食べこぼしを拭いたりするお手伝いも積極的に。「ゾウさんで拭いちゃおう!」といった風に会話も工夫すれば、もっと楽しく取り組めますね。
それに、かわいいデザインの雑巾なら、お子さんがお掃除に取りやすいよう目に付くところにかけていても、生活感が出過ぎずに済みそうです。
ミシンが扱えなくてもOK!手縫い独特のやわらかい仕上がり
「雑巾はミシンで丈夫に仕上げてこそ」という方も多いかもしれませんが、実は、手縫いの雑巾はミシン縫いでビッシリ縫いつけたものより柔らかく仕上がるので、子どもの小さい手でも絞りやすいのだそう。
柔らかくてかわいいデザインの雑巾なら、きっとお子さまもお掃除の習慣を楽しく身につけられるはず。是非試してみてくださいね!
通園・通学グッズのハンドメイドレシピがたくさん
お子さんが園や学校で使う雑巾を作る、という方も多いのでは?Craftieでは雑巾以外にもバッグや巾着袋・ペンケースなどのアイデアのほか、新年度を機にハンドメイドデビューする方向けの基本レシピをピックアップした特集を公開しています。入園・入学用だけでなく、いつもの通園・通学に役立つレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。
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