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刺繍ステッチの基本。種類やおすすめモチーフまで

目黒愛

手作りならではの優しい風合いが魅力の刺繍は小物や雑貨づくりにも活躍する手芸のひとつです。今回は、刺繍の基本のステッチをご紹介します。一度コツを掴めば、憧れの小物づくりにも挑戦できるので楽しさも倍増です。「刺繍のアイテムが大好き」「おうちでできる趣味を探している」という方は、ぜひ刺繍の世界に触れてみませんか?

初心者さんでも大丈夫♪ Craftie Homeのキットで刺繍をはじめよう

Craftie Homeでは、初心者さんでも楽しめる刺繍キットを豊富に取り揃えています。基本のステッチを学びながら作れるキットから、かわいいアートを作れるキットまで。刺繍枠や刺繍糸などの単品アイテムも多数販売中です♪ おしゃれなキットで、憧れの刺繍をはじめてみませんか?

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基本のステッチを覚えよう

刺繍には様々な縫い方、「ステッチ」があります。基本のステッチを覚えれば、初心者の方でもアイテムづくりにチャレンジできます。ステッチを少しずつ習得できたら、図案も自分で考えられるようになり、オリジナルのデザインの刺繍を刺すこともできますよ。憧れの刺繍アイテムを手作りできるよう、基本の刺繍ステッチを学びましょう。

刺繍のステッチをはじめる前の準備

刺繍のステッチをはじめる前に揃えておきたいアイテムには、以下があります。

  • ハサミ
  • 刺繍針
  • 刺繍枠
  • 刺繍する布

下準備として、練習用の布を用意しましょう。布をピンと張って縫いやすいよう、刺繍枠を用意しておくと便利です。刺繍針は、糸の太さや布の厚みによって最適な針が異なります。はじめて刺繍に挑戦する方は、太めの糸と太めの針を選びましょう。

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基本の刺繍ステッチ9種類をマスターしよう

ランニングステッチ

ランニングステッチは、「ぐし縫い」や「波縫い」とも呼ばれています。このランニングステッチは服などの縫製にも使われているので、今持っている洋服をチェックしてみると見つかるかもしれません。基本的な直線のステッチになるので、最初に練習するのがおすすめです。最初は上手く行かなくても大丈夫。縫い目の間隔が均等になるように意識して練習しましょう。

バックステッチ

バックステッチは、刺繍で線を縫う時によく使うステッチで、ランニングステッチとは違い、縫い目に間隔がないのが特徴です。イニシャルなどの文字を縫ったり、絵を縫うこともできるので、アイテムづくりにも万能なステッチになります。縫い目をきつくしすぎないことで、ふわりとした優しい印象に仕上げることもできます。

アウトラインステッチ

アウトラインステッチは、バックステッチと同じく線を縫う時に使える基本的なステッチです。バックステッチと異なるのは、立体感が出ることです。縫い目が少しロープのように見えますね。直線でも使えますが、曲線を描きたい時にも使えるので、イラストを描く時などにおすすめです。アウトラインというだけあって、図案の外枠に使われることも多くあります。ぷっくりとした立体感のある刺繍に仕上げたいときにぴったりです。

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サテンステッチ

サテンステッチは、写真をみてもらうと分かる通り、表面にツヤが出るようなデザインが特徴的です。同じ糸でも、縫い方を変えるだけで質感に差が出るのが刺繍の面白さですね。ツヤを持たせたい、立体的にしたいなと思うイラストを仕上げたい時には、サテンステッチを使用しましょう。デザインの幅が一気に広がるので、幅広いモチーフの刺繍に活用できます。直線縫いに慣れてきてから練習しましょう。

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チェーンステッチ

チェーンステッチはその名の通り、チェーン・鎖のような模様をしているのが特徴です。見た目は複雑そうに見えますが、小さな輪っかを繰り返して刺していくことで、曲線やカーブをうまく描くことができます。他のステッチと違って少し独特な表現を持つので、デザインを縁取ったり、強調したりする時に使えます。模細いステッチでコツコツと面積を埋めるのも良いですが、チェーンステッチなら効率よく面積を埋めることができます。

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ロングアンドショートステッチ

長いステッチと短いステッチを繰り返しながら刺すのが、ロングアンドショートステッチです。図案の比較的広い面を埋める際に使われることが多く、立体感や色のグラデーションを表現する時にもおすすめ。葉っぱや木などの植物、動物の毛並みなどに使われることが多いでしょう。一度覚えておくと幅広く活用できる便利なステッチでもあります。

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フレンチノットステッチ

ポコポコとした立体的な表現を楽しめるステッチです。一見玉止めのようにも見えますが、実際には玉止めよりも綺麗な丸い形に仕上げるのが特徴です。図案の一部分に使うだけでなく、フレンチノットステッチで面を埋めることもできます。 また、フレンチノットステッチは糸の本数や巻き回数によって仕上がりの大きさが変わります。どんなデザインにしたいのかに合わせてサイズを選べるのも大きな特徴と言えるでしょう。

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ブランケットステッチ

ブランケットステッチとは、写真のようにフェルトなどの周りを縫っていくステッチです。刺繍の存在感がよく出るので、小物の縁取りやアップリケの縫い付けなどに使われます。ステッチの長さがそろうように、均等に縫っていくのがポイントです。布地に合わせて糸の太さや色を変えると、また違った印象に仕上がります。フェルト小物を作るときには、ブランケットステッチに挑戦してみましょう。

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レゼーデイジーステッチ

レゼーデイジーステッチとは、糸で花びらを一枚一枚作っていき、最終的にお花模様に仕上げられるステッチです。糸は1本どりだとささやかで華奢な印象になりますが、3本どりや6本どりなど、数を多くしていくとどんどん濃く厚くなり、お花の存在感が変わってきます。あえて糸の本数を変えることによって、1つの図面の濃淡がハッキリするので、アレンジもしやすいです。お花モチーフが好きなら覚えておきたいステッチですね。

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お花モチーフの刺繍にチャレンジしてみよう

刺繍をするなら、お花モチーフから挑戦してみませんか?基本のステッチをマスターするには、実践の中で学ぶのが近道です。

刺したいお花によって使えるステッチは異なりますが、色やデザインを変えれば、アイデア次第でいろいろな刺繍を練習することができます。刺し終わったあとは、インテリアとして飾ったり、初めての刺繍作品として思い出にとっておくとよいでしょう。

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まずは基本をおさえることが大切

小物から洋服まで、幅広い場所にデザインができる刺繍は、自分用に作るのもよいですし、プレゼントとして送れば喜ばれること間違いないでしょう。おうち時間でコツコツできるので、時間を有意義に過ごしたいときにもぴったりです。刺繍ステッチを楽しむためには、まず基本を身につけることが大切。今回ご紹介したステッチをマスターして、アイテムづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。