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初心者でも分かる「刺繍糸の種類と選び方」太さや素材、使い方まで解説

目黒愛

刺繍に興味がある方や、これから始めたいと考えている方は、使用する刺繍糸の種類で悩みやすいでしょう。刺繍したい作品のイメージはできていても、どの糸を選べばよいか分からなければ、なかなか挑戦できません。
そこで今回は、刺繍糸選びで困っている方に向けて、刺繍糸の種類をご紹介。太さや素材、代表的なメーカーの特徴などを解説します。刺繍糸選びのポイントについてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

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刺繍糸の種類~太さ編~

刺繍糸

目黒愛

まずは刺繍糸の太さに注目しましょう。刺繍糸は、太さによって3種類に分けられます。太さを見分けるときには、図案に記載されている番号を見て選ぶことが大切です。主な3種類の太さについて詳しく解説します。

細かなステッチに適した「25番糸」

25番糸は、6本の糸が1つの束になっている刺繍糸です。さまざまな色が販売されており、数多くの作品で使用する、ポピュラーな糸だといえるでしょう。

実際に使用するときには、6本の中から自由に引き出して使えます。そのため、あらゆる太さの糸として活用できますし、異なる色同士を組み合わせればオリジナルの刺繍糸を作り上げることができますよ。

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繊細な刺繍ができる「12番糸」


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12番糸は、5番糸よりも細く、25番糸よりも太い刺繍糸です。細いため、こまかい部分の刺繍や繊細な表現に向いています。

また、シャープな線を表現したいときにも適しているでしょう。5番糸や25番糸と使い分けることで、クオリティの高い刺繍を楽しむことができます。

太いステッチに適した「5番糸」


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5番糸は、太くてしっかりとした刺繍糸です。2本の糸が合わさることでできており、はっきりとしたより目が特徴的。25番糸同様、頻繁に使う種類のため、使い慣れておくことをおすすめします。

刺繍するときにはそのまま使うことが多く、25番糸のように引き出すことはそれほどありません。太さを活かすことで太いステッチを刺繍したり、ボリュームを出したりできます。大きめの作品や、分厚い生地に使用しやすいでしょう。

刺繍糸の種類~素材編~

刺繍糸

目黒愛

続いて、素材にこだわることも大切です。同じ太さの刺繍糸でも、素材が異なるだけで印象が変わるため、刺繍のデザインなどによって選びましょう。

布の素材や厚さとの相性を考慮することもポイントのひとつ。主な刺繍糸の5つの素材について解説します。

立体感のある作品に最適「ウール」


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ウールの刺繍糸は、太くてしっかりしていることが特徴的。ウールの刺繍糸で刺繍することで、立体感のある作品に仕上がります。

ぽこぽことした表面感が可愛らしく、どこか温かい雰囲気を感じますね。秋~冬の時期の作品作りには特にぴったりでしょう。また、太いためステッチが早く完成するという魅力があります。

★おすすめの刺繍

  • 冬らしいモチーフの刺繍
  • 立体的なお花の刺繍

上品さが魅力「シルク」


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シルクの刺繍糸は、高級感のある光沢が特徴的です。上品で品のある作品を作りたいときに最適でしょう。刺繍糸の質にこだわりたい場合は、正絹を使用したものを選ぶことをおすすめします。

★おすすめの刺繍

  • 草花などの自然物
  • 背景の表現

ナチュラルな風合いに仕上げるなら「リネン」


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リネンの刺繍糸は、柔らかくて自然な風合いが特徴的です。節のある見た目で、ナチュラルな布地と相性が良いでしょう。発色が良いのもリネンならではの魅力です。

★おすすめの刺繍

  • 草花などの自然物
  • 背景の表現

初心者でも扱いやすい「レーヨン」


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レーヨンの刺繍糸は、艶やなめらかさを兼ね備えています。高級感がありますが比較的安価のため、初心者の方でも積極的に使いやすいでしょう。発色も良く、カラフルな刺繍糸が多く展開されています。

★おすすめの刺繍

  • 刺繍で作るワッペン
  • 立体的な3Dの作品

花糸


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花糸とは、コットンでできた糸のことです。デンマークの刺繍デザイナーが開発したもので、マットな質感が特徴的。落ち着いた印象の作品作りや刺繍に適しています。素朴な印象に惹かれる方も多いようです。

★おすすめの刺繍

  • クロスステッチ
  • 上品なフランス刺繍

刺繍糸の代表的なメーカー

刺繡糸

目黒愛

いざ刺繍糸を購入しようと思ったときに、どのメーカーのものを買えばよいか迷う方もいるでしょう。刺繍糸は雑貨店や100円ショップでも購入できますが、できれば有名メーカーのものを選ぶと安心です。主な刺繍糸のメーカーを4つご紹介します。

DMC刺繍糸


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刺繍糸のメーカーとして最もメジャーだといっても過言ではないのが、DMC刺繍糸です。手芸店で取り扱っていることも多いため、手軽に手に入れやすいでしょう。

発色がよく、さまざまなカラーバリエーションが揃っているところが魅力的。他のメーカーよりもやや太く刺繍しやすいため、初心者の方には特におすすめです。

オリムパス刺繍糸


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日本のメーカーとして有名なのが、オリムパス刺繍糸です。どちらかというと明るい色味のものが多く、華やかな作品に使用できます。

使用感としては、ややざらついておりハリ感があります。学習用のセットなども販売されているため、お子さまと一緒に刺繍を楽しみたい方にもぴったりです。

コスモ刺繍糸


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オリムパス刺繍糸と同じく日本のメーカーです。淡いパステルカラーの刺繍糸を幅広く取り揃えており、柔らかい雰囲気が好きな方におすすめ。

ツヤは抑えられており、マットな質感が魅力的です。また、糸が柔らかいという特徴を持っています。手触りがよくてふわふわした刺繍糸を使いたい場面で活躍してくれること間違いなし。

アンカー刺繍糸


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実店舗で取り扱っていることが少ない、ドイツのメーカーです。コスモ刺繍糸と同じような質感を持っており、優しいカラーが揃っています。おしゃれなロゴも印象的ですね。

コスモ刺繍糸よりも手触りは硬めで、しっかりと刺繍をしたいという型におすすめです。購入したい場合は、刺繍用品の専門店やインターネット通販などを利用するのが便利ですよ。

刺繍糸を選ぶポイント

刺繡糸

目黒愛

刺繍糸の太さや素材を知ることで、選択肢が増えてさらに迷う方がいるかもしれません。そこで、刺繍糸を選ぶポイントをあらためてご説明します。

刺繍糸選びに慣れないうちは、図案通りの糸を使用するという方法もあります。質感や用途、色に着目することで、最適な刺繍糸を選べるようになるでしょう。

①刺繍するアイテムの質感に合わせる

刺繍糸には、光沢のある素材やマットな素材があります。どちらの質感を選ぶか迷ったときは、刺繍するアイテムの質感とのバランスに注意してください。

たとえば、刺繍部分を強調したい場合は光沢のある糸がおすすめです。一方で、ナチュラルな風合いにまとめたい場合はマットな糸が適しています。あえて生地と反対の質感の糸を選んで、刺繍を目立たせるという方法もあります。

光沢がきれいな素材にはシルクやレーヨン、マットな素材にはウールやリネンなどがあります。刺繍を始める前に、生地に糸をあわせてバランスを確認するのも良いでしょう。

②用途に応じて柔らかさを選ぶ

刺繍糸の柔らかさも重視してください。糸の柔らかさは耐久性の差に影響するため、とても大切なポイントです。どのようなアイテムに刺繍するのかによって、必要な耐久性の度合いは変わります。

たとえば、頻繁に使用するハンカチやポーチといった日用品には、丈夫な糸が適しています。柔らかい糸を使うと、摩擦によって毛羽だったりほつれたりするかもしれません。

一方で、額縁に入れて鑑賞する作品やインテリアとして飾る作品には、柔らかい糸を使っても問題ありません。擦れることが少ないため、毛羽立ちなどは気にならないでしょう。強度が強いのは、シルクやポリエステルなどです。柔らかい糸としては、ウールやモールなどが挙げられます。

③色のトーンや彩度を統一する

刺繍に統一感を出すためには、色のトーンや彩度も重要なポイントです。カラフルな刺繍糸を使う際に、トーンや彩度を合わせなければバラバラな印象になる可能性が。そのため、図案に応じて合う色味を判断する必要があります。

トーンや彩度がいまいち分からなければ、まずはざっくりと使い分けてみましょう。色合いは、明るくてハッキリした色・優しい印象で淡い色・くすんだ中間色に大きく分けられます。

メインの糸にハッキリした色を選んだ場合は、他の糸も明るめの色をチョイスするといった工夫が大切です。ピンク系、ブルー系、モノクロといった分け方でも良いでしょう。

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刺繍したいデザインに合った刺繍糸を選ぼう

刺繡糸

目黒愛

刺繍糸を選ぶときに最も必要なことは、刺繍のデザインに合わせることです。細かい刺繍をしたいときには細い糸を、大きな刺繍に挑戦するときには太い糸を選びます。仕上がりをイメージしながら、素材にこだわることも大切です。

刺繍するアイテムの用途について頭に入れて、強度も確かめましょう。また、色選びも重要なポイントのひとつ。色のトーンや種類はメーカーによって異なるため、さまざまな選択肢の中から最適なものを選んでくださいね。

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ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。