ハンドメイド作品の人気モチーフである、花。レース編みでお花を作ると、繊細で可愛らしい花を表現することができます。
今回は、レース編みが初心者の方でも簡単に編むことができるお花モチーフの編み方と、アクセサリーにアレンジする方法をご紹介します。
かぎ針編みのスターターキットで2種類のコースターを作ろう♪
Craftie Homeでは、初心者の方でも挑戦できるかぎ針編みのスターターキットを好評販売中です。必要な道具が揃っているので、届いたらすぐに作れるのがポイント。基本の編み方をマスターしながら、2種類のコースターを制作できます。作り方動画で編み方を分かりやすく解説しているので、自分のペースで作ることができますよ♪
レース編みのお花モチーフの作り方
材料
- レース糸 20番
道具
- レース針 4号
- とじ針
編み図
作り方
- レース糸でこのような2重の輪を作ります。
- 輪の中心からかぎ針を入れて、奥(写真左側)に伸びている糸をすくい、輪の中から引き出します。
- そのまま、長い方(写真左側)の糸にさらにかぎ針を引っかけます。
- そのまま掛けた糸を引き出し、ぎゅっとしばります。これが最初の作り目になります。
- 次に、鎖編みを3目します。
- 長編みをします。
- 長編みを、12目できるまで繰り返します。
- 全部で編み目が12目になった段階で、中心の輪(矢印の部分)を1本引っ張ります。(2本ありますが、引っ張ってみて全体が絞れる方の糸です。)
- 今引っ張り出した糸も処理します。編み始めの糸の端を持って少しづつ引っ張ってください。
- きれいにすぼまりました。
- 最初と最後の目を引き抜き編みして、1段目が完成。(最初の鎖編み3目も数に入れて、全部で12目あれば大丈夫です。)
- 次は2段目です。まずは細編みを1目し、鎖編みを3目します。
- 隣の編み目に長編みを1目します。
- 鎖編みを3目して、13.と同じ編み目に細編みをします。これで1枚花びらができました。
- 同じようにして、残り11枚の花びらを編みます。最後に糸を始末したら完成です!
編み終わりのきれいな糸始末の仕方
ワークショップでもよく質問を頂くのが、「どこに糸を通したら、きれいに糸を始末できますか?」ということです。モチーフによっても変わってきますが、今回のお花の場合、モチーフを裏に返して最初に編んだ円の部分にぐるっと糸を通してください。半周ほど糸を通せば、きれいに糸を始末することができます。
「玉留めはしなくてもほどけてこないですか?」という質問もよくあります。結論、玉留めはしなくても大丈夫です。
玉留めをしてしまうと、その場所が目立ってしまうことがあります。ただし、シルクなどのツルツルした素材を使っている時や、ほどけてこないか心配な方は玉留めしてから通しても大丈夫です。
レース編みモチーフの形の整え方
完成したモチーフの仕上げ方が何種類かあります。ふんわりと花びらが動いている感じに仕上げたい場合は、そのままで大丈夫。
よりぱりっときれいに仕上げたいという方は、スチームアイロンをあててください。平らに固く仕上げたい場合は、洗濯のりをスプレーでふきかけて固めるか、筆で直接塗ると好きな形に固めることができます。
アレンジしてアクセサリーを作りましょう!
完成してからのお楽しみはアレンジ!アクセサリーを作る基本の道具と金具があれば、短時間でピアスやイヤリングを作ることができます。アレンジ案を参考に、おしゃれなアクセサリーを作ってみてくださいね。
アレンジ① シンプルなピアスやイヤリング
お花1枚で作ることができる簡単でシンプルなピアスです。アクセサリー作りで使う丸カンとピアス用のパーツがあれば、簡単に作ることができます。
アレンジ② タッセルつきアクセサリー
以前にご紹介した『毛糸のタッセルの作り方』で作ったタッセルとお花を合わせたピアスです。タッセルを長めに作ると花とのバランスがよくなります。
ほかにも、花モチーフを2、3枚繋げたり、花にビーズやスパンコールなどの装飾を加えると、華やかな印象に仕上がります。
レース糸にもさまざまな色があるので、好きな色を組み合わせて、自分らしいアレンジを楽しみましょう!
アイデア次第でさまざまなお花のアクセサリーが作れます
レース編みは編み目が細いので難しそうだと思われることも多いですが、まずは太めのレース糸で今回の花のような簡単なモチーフから編んでみてください。少しずつ慣れていけば、レース編みが楽しくなりますよ!
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。