「編み物を始めよう!」と、いざ編み物の本を開いてみたものの、記号や編み方がわからない・・・と諦めてしまった方も多いのではないでしょうか?
このシリーズでは、ぜひマスターしていただきたい基本の編み方と記号を、写真やイラストを交え、初級・中級・上級編と3回に分けてわかりやすくご説明します。
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かぎ針編みの編み図の読み方、基本の「3つのルール」
編み図(あみず)とは、編み物の設計図のことです。一見すると記号が並んでいて難しそうに見えますが、実は読み方のルールは共通して3つだけしかありません。 この基本ルールさえ覚えてしまえば、どんなに複雑な模様編みもパズルを解くように読み解けるようになりますよ。
ルール1:編み図は「右から左」「下から上」へ読む
編み図の最大のルールは、「実際に編んでいく順番」に記号が並んでいるということです。
横方向: 右から左に向かって読みます。
縦方向: 下から上に向かって段を重ねて読みます。
これは、右利きの人が編み物をする際、右手に針を持って右から左へ編み進め、一段終わると上に積み上げていく動きと同じです。
ルール2:段ごとの「立ち上がり」を確認する
新しい段を編み始める時には、その段の高さまで糸を持ち上げる「立ち上がりの鎖編み」が必要です。編み図では、各段の端にポコッと飛び出た鎖編みの記号が描かれています。 「今から〇段目を編むぞ」という合図として、まずはこの立ち上がりの位置を見つけるのが、編み図で迷子にならないコツです。
ルール3:「往復編み」と「わ編み」で読み方が変わる
作品の形によって、読み方のリズムが少し変わります。
往復編み(マフラーなど): 1段目は右から左、2段目は左から右へと、ジグザグに読み進めます。
わ編み(帽子やコースターなど): 中心から外側に向かって、常に右から左へ(反時計回り)ぐるぐると読み進めます。
どちらの場合も、基本的には「編み進める方向と同じ方向に読んでいく」と覚えておけば大丈夫です。
【図解】かぎ針編みの基本記号一覧(初級編)
既存の「鎖編み」「細編み」などの解説をここにまとめます
かぎ針編みの作品づくりで、まず最初によく使われる「基本の記号」をまとめました。これら5つの記号を覚えるだけで、コースターやアクリルたわし、シンプルなポーチなど、たくさんの作品が編めるようになりますよ。
それぞれの記号の意味と、編み方のポイントをチェックしてみましょう。
1. 鎖編み(くさりあみ)
すべての編み物のスタート地点となる記号です。くさり編みの記号は、編み図ではこのような楕円形で書かれます。 編み始めの「作り目」や、段を変える時の「立ち上がり」に使われます。 目がキツくなりすぎないよう、かぎ針の太さに合わせてゆったりと引き出すのがポイントです。
くさり編みの編み方
- まずはかぎ針を利き手に持ち、糸端をかぎ針の方に向けます。(写真は右利きの場合)
- 糸を写真のように輪っかにします。
- 輪の中にかぎ針をいれ、長い方の毛糸を下からすくうようにフックに引っかけます。
- そのままかぎ針の先で引っ掛けながら、輪の中から引き抜きます。
- ぎゅっと引っ張って輪を引き締めます。これが編み始めの鎖編みになります。
- もう一度、長い方の毛糸をすくってフックにかけます。
- そのまま輪から引き抜きます。これで鎖編みが1目ができあがりました!
- これを繰り返して何目か編むと、鎖編みの表と裏が分かってきます。裏はこのようにボコッと山のようになっていますので、覚えておいて下さいね。
くさり編みで作った編み始めの最初の一列は『作り目』といい、これから編み進めるための土台になります。
作り目をきつく編みすぎると次の編み針が入りづらくなりますが、反対に緩すぎると、編み目が想像よりも大きくなってしまいます。この手加減が重要なので、最初の作り目だけは、ご自身の手の編みやすさを最優先したかぎ針のサイズで編んでも大丈夫です。
2.細編み(こまあみ)
細編みは、密度が高く、しっかりとした編み地になります。詰まった目が編めるので、固いしっかりとした編み目になります。バッグなど、丈夫に作りたいアイテムを作るのにおすすめの編み方です。
編み図はバツ印「×」またはプラス記号 「+」のどちらかで記されます。かぎ針編みで最もよく使われる編み方の一つです。伸びにくいため、バッグやあみぐるみ、小物入れなどに向いています。
細編みの編み方
- 鎖編みから細編みに移る時(次の段に行く時)、細編みの場合は、もう1つ余分に鎖編みをします。この鎖編みは1目に数えず『立ち上がり』と呼びます。立ち上がりの鎖編みを1目したら、かぎ針を一番近くの編み目に入れましょう。
※この『立ち上がり』を忘れると、編み地の端が波打ったようにガタガタになってしまうのでお忘れなく!
- 糸をフックに引っかけます。
- そのまま編み目の中から引き抜きます。かぎ針に2本糸が引っかかった状態になります。
- また糸をフックに引っかけます。
- 今度は、かぎ針に引っ掛かった2本ともに通して引き抜きます。
- これを繰り返して1段編むと、このような仕上がりになります。
3. 引き抜き編み
引き抜き編みは、編み地を繋いだり、縁を平らに仕上げたりする時に使います。小さな黒い点、または塗りつぶされた楕円が記号です。高さが出ないので、目と目をつなぐ時や、最後の段に縁編みとして使われることが多いです。
コースターやマットなど、台に水平に置くアイテムを作りたい時に、最後の段で引き抜き編みをすると、少し編み地を固くすることができます。また、ショルダーバッグなどの紐部分を、鎖編みと引き抜き編みで作るのもおすすめです。
引き抜き編みの編み方
- まずはかぎ針を編み目に入れます。ここではすでに一段編み終わった状態から始めています。上から見た時の図です。
- 糸をフックに引っかけます。
- そのまま糸を引き出します。この時、かぎ針に糸が2本かかっている状態です。
- この2本のうち、フックに近い方の糸をその隣の輪に通します。これで引き抜き編みが1目出来ました。
- 端まで引き抜き編みが終わるとこのようになります。
中級編と上級編もチェック!
ここにある記号以外の、ちょっと複雑な模様編み(玉編みや長長編みなど)に挑戦したい方は、こちらの**【中級編】や【上級編】**も合わせてチェックしてみてくださいね。
初心者でも作れる!人気のかぎ針編みキットもチェック
「記号の形はわかったけれど、実際に編めるか不安…という方は、必要な毛糸が揃ったキットがおすすめです。作り方も解説しているので、初めてでも安心。可愛い作品を編むことができれば、編み物へのモチベーションもアップしますよ。
まずはかぎ針・道具を用意しよう
編み図のルールがわかったら、次は道具の準備です。かぎ針編みを始めるために必要なものは、実はそれほど多くありません。 最低限、以下の3つがあれば今すぐスタートできます。
かぎ針

作るものに合わせてサイズを選びます。初心者は持ちやすい「グリップ付き」がおすすめ。
毛糸
編み目が見えやすい、明るい色の太めの糸を選びましょう。
とじ針・はさみ
編み終わりの糸を処理するために使います。
中級・上級のかぎ針編み図にも挑戦しよう!
編み図を見ながら作れる!おすすめのかぎ針編みキット

編み図の読み方と道具の準備ができたら、いよいよ作品づくりに挑戦です! 「いきなり難しいものは不安…」という方は、まずは必要な毛糸が揃っているキットで、お気に入りの作品づくりを楽しんでみてください。
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