ぽこぽことした見た目と触感が楽しい、ロッカーフッキング。一見編み物のようにも見えますが、専用キャンバスにお好きな毛糸やひもを通して作るクラフトです。少しずつ人気を集めているロッカーフッキングの作り方や、必要な道具についてご紹介します。
ロッカーフッキングとは?
ロッカーフッキングとは、毛糸やひもをッシュ状のキャンバスに通しながら作品を作るファイバーアートのひとつです。使う糸の色や素材を変えると印象が大きく変わるので、作品によって表情が変わるのが魅力です。また、棒編みやかぎ針編みなどで余った糸を使うこともできるので、覚えておくと楽しく活用することができます。
ロッカーフッキングで使う道具と材料
ロッカーフッキングをする際に揃えておきたい道具や材料をご紹介します。
メッシュ状の専用キャンバス
作品のベースにもなる専用キャンバスです。柔らかすぎず、ある程度硬さのあるものがフッキングしやすいのでおすすめです。ひとつひとつの穴に毛糸やひもを通して作っていきます。目印となるラインが入っているものだと、フッキングしながら何マス進んだか確認しやすいです。作りたい作品に合わせて大きさを選んだり、カットしたりしましょう。
ロッカーフッキング専用針
かぎ針のように先端に毛糸やひもを引っ掛けるフックがあり、反対側には通し穴が空いている専用針です。かぎ針よりも太く長いのが特徴です。
太番手とじ針
作品の端を処理するときに便利なとじ針も使用します。通常のものより太めのものがキャンバスに通しやすくておすすめです。処理だけでなく、模様を作ることもできます。
芯ひも
作品の表面から見える毛糸やひもの真ん中には芯ひもが通っており、ロッカーフッキングをする際に必要な材料のひとつです。芯ひもは作品の表面から見えることはありませんが、できるだけ目立たないベーシックな色がおすすめです。
毛糸やひも
ロッカーフッキングの主役でもある、毛糸やひもです。太めの毛糸や柔らかい毛糸など、素材の異なる糸を組み合わせるとオリジナル感たっぷりの作品を作ることができます。
その他にも、メッシュ状のキャンバスの端部分を押さえておくためのマスキングテープや、接着剤、接着剤がつくまで固定させるためのウッドクリップなどもあると便利です。
ロッカーフッキングの作り方
ロッカーフッキングはキャンバスの穴に一箇所ずつ毛糸やひもを通してデザインを作っていきます。あらかじめデザインを考えて、思い思いの作品を作ってみましょう。
①キャンバスにデザインの下書きをする
専用キャンバスの周囲は、折ったりテープを巻いたりして処理をします。デザインをはじめに決めて、ペンで下書きをつけておきましょう。
②芯ひもを通して、毛糸を引っ掛けながらロッカーフッキングをする
下書きしに沿って芯ひもを通し、毛糸を専用針で引っ掛けながら一マスずつ進んでいきます。右利きの場合、基本的には左から右へ向かって進みます。
③端の処理をする
デザインを全てロッカーフッキングできたら、とじ針で周囲を巻いて仕上げます。はじめと終わりの糸は短くカットし、接着剤をつけて処理しておきましょう。
④お好きな場所に飾って完成!
完成したら、キャンバスのメッシュ部分にひもを通したり、フックにかけたりしてお好きな場所に飾りましょう。キャンバスが土台になっているので、壁面にも飾りやすいのが嬉しいポイントです。ふわふわとした質感の毛糸で作れば秋冬のコーディネートに、淡い色合いや涼しげな素材のひもで作れば春夏のお部屋でもお楽しみいただけます。
Craftie Homeのキットでは、動画でさらに詳しく解説しています♪
Craftie Homeのキットでは、作り方動画でさらに詳しく手順を解説しています。必要な道具が全て揃うので、気軽にロッカーフッキングの作品を作ることができます♪初心者の方にも分かりやすく解説しているので安心して始められますよ。
キットを作ったお客様の声をご紹介♪
初めてでも楽しく作れました♡
ロッカーフッキング、初めて知りました♡専用のキャンバスに毛糸を編み込んで作っていきます。秋冬っぽい、温かみのある作品。初めてでしたが、とても楽しく作れました^^( Instagram投稿・@fuwafuwa.kaori )
新しいジャンルを開拓できるのが嬉しい
見た目めちゃくちゃかわいいし、毛糸好き、編み物好きの私はハマってしまいそう。クラフティさんのデザインや材料は本当にいつもセンスが素敵でかわいいです♡ ハンドメイド好きとしてはこうして新しいジャンルを開拓できるのも嬉しいところ。( Instagram投稿・@chie0722home)
可愛い毛糸にきゅん♡
キット届いた瞬間から、可愛い毛糸にきゅん!♡ ロッカーフッキングは今回初めて知りましたが、編み目がまんまるでぽこぽこ可愛く、とても楽しかったです! デザインはアルファベット模様にしてみました✒︎( Instagram投稿・@suchikamera)
色んなインテリアで楽しめる♪
キャンバスと毛糸が絡まないようにしたり、綺麗に見えるように捻れに気にしたり、久々に編み物をしてるって感じで楽しかったです^^キャンバス自体が硬いので、コースターにしたり壁にかけたり、色んなインテリアで楽しめます( Instagram投稿・@hand_s6096)
ロッカーフッキングを上手に仕上げるポイント
毛糸を引っ張りすぎない
毛糸を引っ掛ける際、針を引っ張りすぎると表面の毛糸が細くなってしまいます。強く引っ張らないようにし、表面に出る毛糸を確認しながら引っ掛けていきましょう。
毛糸が足りなくなったら早めにつけ変える
毛糸や芯ひもが残り少なくなってきたら、早めに新しいものにつけ変えましょう。裏側から毛糸や芯ひもを入れて、引っ掛けながらつけ変えます。
Craftie Homeのキットに含まれる作り方動画では、毛糸のつけ変え方や処理の仕方まで、さらに詳しくご紹介しています。
余っている毛糸やTシャツヤーンを活用するのもおすすめ!
ロッカーフッキングはおうちで余っている毛糸やひもを活用することもできます。また、不要になったTシャツで作るTシャツヤーンも、ロッカーフッキングにぴったり♪ Tシャツの素材は専用針に引っ掛けやすく、毛糸とはまた違った風合いに仕上がりますよ。
ロッカーフッキングを作ったら、かぎ針編みにも挑戦しよう!
ロッカーフッキングの専用針と似ているかぎ針で作る、かぎ針編みのアイテム。コースターや帽子、シュシュなど様々な作品を作ることができます。ロッカーフッキングと合わせて楽しんでみてください♪
日本初!ロッカーフックングの認定講座でさらにスキルを磨こう
ハンドメイド・アート・クラフト業界で役立つスキルを学べる”Craftieカレッジ”では、ロッカーフッキングを本格的に学べる講座を受付中です。日本初のロッカーフッキングの認定講座で、基礎から応用までしっかり学びながら資格を取得できます。技術をもっと深めたい方、おしゃれなデザインを作ってみたい方におすすめです!
ロッカーフッキングで自分だけのインテリアを楽しもう
ロッカーフッキングは、一度やり方を覚えれば、お好きな毛糸やひもを使って作れるクラフトです。他のクラフトで余った毛糸を活用することもできるので、ハンドメイドがお好きな方はぜひ挑戦してみてください。慣れてきたら、幅広いデザインでロッカーフッキングを楽しめますよ。お好みの毛糸やデザインで、自分だけのインテリアを演出してみてください。