ハンドメイドでアクセサリーを作るとなると、パーツ屋さんや手芸屋さんに材料を見に行くところからワクワクして楽しくなりますよね。
材料の素材にも色々なものがある中で、ふんわりと温かい雰囲気が出てほっこりと可愛く仕上がる「毛糸」は常に人気があります。
今回ご紹介するのは、そんな毛糸で作るタッセルをアクセサリーにアレンジするレシピです。
タッセルとは?
服やストール、カーテン、壁掛けなどの縁に、糸を束ねた房のようなものが飾られているのを見たことはありませんか?それが、タッセルです。
糸を束ねて作るタッセルを、今回は毛糸を使って作ってみたいと思います。
毛糸のタッセルピアス(イヤリング)の作り方
材料
- お好きな毛糸 適量
- 厚紙 縦9cm×横5.5cm
- 丸カン
- イヤリング(ピアス)金具
道具
- ハサミ
- 糸と針
作り方
- 縦9cm×横5.5cmサイズの厚紙を準備します。(好きなサイズに変更してもOKです)。厚紙は固めの方が丸まらずに巻きやすいです。
- 厚紙に毛糸を巻いていきます。今回は鮮やかなイエローの、ひらひらしたリボンのようなファンシーヤーンで作ります。
- 20回巻いたところです。あまりきつく巻きすぎると厚紙から外しづらくなってしまうので、(外すときに苦労するとバラバラになってしまいます)少しゆるめに巻いてください。
- 片端を、レース糸や手縫い糸で結びます。糸を束の中に通す際、このように針を使うとスムーズに出来ます。通し忘れている毛糸がないか確認して、5~6回ぐるぐる巻いて結んでください。
レシピでは分かりやすいように水色のレース糸を使用しましたが、目立たせたくない方は同系色の糸を使用してください。アクセントとして使いたい場合は、このように違う色を選ぶのもおすすめです。
- 厚紙から外して、上から1.5cmのところを結びます。こちらもほどけてこないように5~6回ぐるぐる巻いて留めます。
- 下の輪になっている部分をハサミでカットします。今回はファンシーヤーンなのであまり端を揃えていませんが、シンプルにまっすぐの毛糸などは揃えた方が綺麗に見えます。
- 丸カンを使ってイヤリング土台を付ければ、耳元でゆらゆら揺れる春カラーのタッセルイヤリングの完成です!
サイズ・巻き数を変えると印象が変わります
サイズや巻く回数を変えてもイメージががらっと変わります。
先ほどと同じ厚紙を使って、巻く方向を縦から横に変え、巻く回数も50回に増やしてみると、ころんとして可愛い印象に仕上がります。
色んなサイズを作って、自分の好みのものをみつけるのも楽しいです。
フープタイプのピアスにアレンジしてみよう
タッセル作りに慣れてきたら、少しアレンジを加えてみましょう!フープタイプのピアスに、タッセルが連なったようなデザインで作ってみたいと思います。
材料
- フープ型のピアス金具
- レース糸 20番
- 縛るための糸
- 厚紙 縦3cm×横2.5cm
作り方
- 上のレシピと同様、厚紙にレース糸を巻きます。今回は15回巻いてみます。
- 上部をレース糸で縛り、上から0.5cm位のところでも結んでおきます。
- 同じものを4つ作り、フープピアスに1つずつ通します。
- 最後に、輪になっている部分をカットし、毛先を揃えたら完成!(全部通してから一緒にカットした方がきれいに揃います。)
春らしいピンク色と光沢のあるレース糸が、上品さと可愛らしい雰囲気を作っています。
色の組み合わせやタッセルの数を変えてアレンジ
今回のように全て同じ色で作れば馴染みやすくコーディネートがしやすいですが、他にも、異なる2色を交互につけてみたり全部色を変えるなど、アレンジの仕方はたくさんあります。
タッセルの数を4つ以上に増やしてゴージャスに仕上げるのも良いですね。ぜひ、色々試してみてください!
タッセルの作り方を覚えたら、ファッション小物やチャームなどにも使えます
タッセルの作り方を一度覚えてしまえば、色々なアイテムに使うことが出来ます。
アクセサリーはもちろん、マフラーや手袋などのファッション小物、バッグなどのチャームとしてつけても素敵なポイントになります。
気に入った毛糸でぜひ、オリジナルのタッセルを作ってみてくださいね。