エコアンダリヤで編むマルシェバッグの作り方

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もこもことした毛糸は、あたたかくて冬に大活躍しますよね。でも、だんだん暖かくなると「春夏は何を編もうかな?」と悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。そこでご紹介したいのが、春夏用のアイテムにぴったりな『エコアンダリヤ』です。

今回は、ちょっとしたお出かけの時に便利なマルシェバッグを、エコアンダリヤで作るレシピをご紹介します。

春夏におすすめの材料『エコアンダリヤ』とは?

エコアンダリヤの素材は、レーヨン100%。フランス語の「光」を語源とするレーヨンは、やわらかく、きれいな光沢があります。日本では「人絹(人造絹糸)」とも呼ばれており、なめらかな絹糸のような質感を目指して人工的に作り出されたものです。

レーヨンは化学繊維の仲間ですが、エコアンダリアの素材は木材パルプなどを使用した再生繊維から作られているので、自然に還すことができる地球にやさしい糸なのです。

目にも楽しい、鮮やかなカラーが揃っているエコアンダリア

エコアンダリヤの糸の形状は、平らで薄く、リボン状の形をしています。発色性や染色性がとても良いため、使いやすいベージュ系から青や緑などのポップで可愛いカラー、複数の色が混ざった『かすり染め』のものなど、バリエーションが豊富です。

エコアンダリヤのマルシェバッグの作り方

今回はエコアンダリヤのほか、同じ形状の紙素材の糸も組み合わせて、マルシェバッグを作ってみたいと思います。紙素材の糸を選ぶ際、質感がマットなものにすると、少し和風な雰囲気を出してくれますよ。

それでは、早速編んでいきましょう!

材料

  • エコアンダリヤ 約46g
  • 紙素材の糸(エコアンダリヤと同じ太さ) 約37g
  • かぎ針 8/0号
  • とじ針

編み図

①底部分

②本体と持ち手部分(片面のみの編み図です。端で折り返して、裏表両面分をぐるっと編んでください。)

作り方

  1. まずは編み図①底部分から編み始めます。作り目の鎖編みを32目します。エコアンダリヤは、毛糸と違って伸びにくいので最初は編みづらいかもしれませんが、慣れてくるとどんどん綺麗に編めるようになるので頑張ってみましょう。
  2. 細編みで楕円形を編んでいきます。編み図にもありますが、両サイドを2目ずつ増やしていきます(1段増えるごとに目数が4つ増えていくことになります)。増やし目をしながら4段編みます。
  3. エコアンダリヤはうねりやすいので、編みにくいと感じた方は、楕円形ができあがった時点でスチームアイロンをかけてください。
  4. 編み目は増やさずに表裏それぞれ17段ずつ、続けて細編みをします。
  5. ここで、緑の紙素材の糸に変えて、編み図②の緑色の部分を編みます。主て裏11段ずつ細編みをしたら、ここで本体部分は完成です。
  6. 最後に持ち手部分を編んでいきます。編み図②の黒色の部分を見ながら、細編みを12目、鎖編みを20目、また細編み12目、を裏表分続けて繰り返します。鎖編み20目(穴あき部分)の時は、作り目を作るように紐状に20目編み、その後これまで通りの細編みに戻ります。こうすることで簡単に持ち手用の穴が出来ます。最後に、編み図通り細編み3段を裏表両面分すれば完成です!


    仕上げにスチームアイロンをかけると、ビシッとキレイに整いますよ!

今回は手を入れる場所がぽっかりと穴が開いている、持ち手と本体部分が合体したデザインにしました。このタイプは後で持ち手を縫い付ける手間も、外れる心配もありません。

水に弱いエコアンダリヤ・紙素材のお手入れ方法と注意点

エコアンダリヤと紙素材の毛糸は、水にあまり強くありません。すぐに破れたりすることはないですが、濡れると強度が弱くなってしまうため、作品が出来上がったら、撥水(はっすい)スプレーをかけておくことをおすすめします。バッグに水が染み込むことをある程度防いでくれます。

しかし、撥水スプレーをしていても限界はあるので、雨や湿気の多い日に外で持ち歩くのはできるだけ避けるようにしましょう。

エコアンダリヤの編み物に慣れない時は、毛糸との2本取りで

毛糸に比べると固さがあり、少し編みづらさ感じてしまう人も多いエコアンダリヤ。最初は苦戦する方も多いかもしれません。そんな時は、ほかの毛糸と2本取りで編むことをおすすめします。

こちらの作品は、細い綿の毛糸と一緒に編んでいます。

ふんわりと柔らかい綿の糸と一緒に編むことで編みやすくなり、編み地もふんわりと可愛らしい印象になります。混ぜる糸によって雰囲気が大きく変わるのでぜひ色々試してみてくださいね!

編み物はあたたかい季節にも楽しめます!

あたたかい季節用に大人気の材料・エコアンダリヤ。バッグのほかに、麦わら帽子やインテリアなどにも幅広く使われています。エコアンダリヤの雰囲気や素材の良さを体感するためにも、毎日のお出かけに使えるマルシェバッグを作ってみてはいかがですか?

この記事を書いた先生の教室

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毎月違う植物で染めた毛糸でかぎ針編みを楽しむワークショップを開催。身近な植物の秘める色に驚くはずです!草木染の話と編み物の話をしながらゆったりとした時間を過ごしましょう。

ライター

i-mai-main コーダチヒロ
i-mai-main コーダチヒロ
カルチャーセンターやワークッショプで編み物を教えたり、i-mai-main(あいまいまいん)という名前で活動しているクリエーターです。Craftie登録講師。Instagram: @i8mai8main