お部屋に癒しを加えたいなら、ナチュラル素材を使った手作りリースがおすすめです。好きな花で飾り付けしたナチュラルなリースは、部屋全体をとても華やかにしてくれるほか、季節ごとに花やデザインを変えてみるのも楽しいです。来客が来た時、自分の部屋でまったりした時、いつでも目の保養になってくれるはず。今回は、自分好みの可愛くておしゃれなリースの作り方を見ていきましょう!
お花やグリーンを使ったリースで季節を楽しんで
お花やグリーンを使ったナチュラルなリースは、お部屋に自然のエッセンスとして取り込んでくれるアイテム。旬な素材を用いれば、暮らしの中で季節の移ろいを身近に感じられます。
華奢な花をちりばめて柔らかい印象に仕上げたり、存在感のあるお花をメインに華やかに仕上げたりと、アレンジ次第でさまざまな雰囲気を楽しるのが魅力。「植木鉢や花瓶は手入れが大変…」という人も、リースなら水を入れ替えたり、土で部屋が汚れる心配もありません。グリーンやお花をふんだんに取り入れて、癒しの空間を演出してみてはいかがでしょうか。
おしゃれでバランスのよいリースを手作りするポイント
「リース作りはなんだか難しそう…」「飾り付けできるか不安」という印象をお持ちの人も多いかもしれません。しかし、選ぶ素材や飾り付けのポイントを押さえておくことで、初心者さんでもおしゃれでバランスのよいリースを手作りすることができます。
ここでは、リースづくりの基本となる素材の選び方や、バランスよく飾り付けるためのポイントをご紹介します。
四季の素材を取り入れる
ナチュラル感のあるリースを作るには、素材選びが肝心。季節の変化を感じられる四季の素材を取り入れることで、お部屋に華やかな彩りを与えてくれます。リース作りにおすすめな素材には、こんなものがあります。
春:桜、ミモザ、かすみ草、ビオラ、ユーカリ
夏:紫陽花、ひまわり、ラベンダー、朝顔、ダリア、ハイビスカス
秋:ローズマリー、オレガノ、レッドベリー、ベルガム、ホオズキの実
冬:バラ、ユーカリ、ヒムロスギ、松ぼっくり、モミ
春や夏には、季節のみずみずしいお花や青々とした草花を取り入れて、爽やかでフレッシュな印象に仕上げると◎。秋や冬には、温かみのあるグリーンを中心にしたり、ハーブや木の実を取り入れるのも可愛いです。可愛いと思う素材をたくさん盛り込んでみてください。
リース幅とボリュームを意識する
バランスのよいリースを作るためには、リース幅とボリュームを意識するのがポイント。自分の感覚で素材を配置しても良いのですが、リースにも黄金比というものがあります。バランスが取れていると言われているのが、「リースの幅1に対して、中央の円の幅1.6」というものです。
飾り付けについては、目立たせたいモチーフをできるだけ三角形になるように置いてみましょう。大きなものは下の方に持ってくると安定感が出て、こなれ感を演出できます。トップは真ん中よりもあえて少しずらすとニュアンスがあって素敵です。
素材に応じて飾り付けのバランスを工夫する
リースを作る際には、素材に応じて飾り付けのバランスを工夫することが大切です。例えば、大きなリースならあまり素材を敷き詰めすぎると、統一感のないリースになってしまいます。あれもこれもと素材を詰め込み過ぎず、3~5つの素材に厳選して、メリハリのあるデザインに仕上げましょう。
また、花やモチーフを飾るときは三角形を意識するのがポイント。異なる素材は、三角形の埋めるように小さな三角形を作って配置しましょう。お花やモチーフを最小限におさえて、グリーンのスペースにゆとりを持つことで、よりナチュラルな印象に仕上がります。
1.ドライになっても楽しめる、シンプルなユーカリのリース
リースの中でもおすすめなのが、ドライになっても楽しめるユーカリのリースです。ユーカリは葉の並びが美しくボリュームがあるため、緑たっぷりのリースを作ることができます。一年中通して手に入りやすく、香りもシャープなため、どんなデザインのリースにも合わせやすいのが魅力。シンプルな素材感を楽しみたい人にぴったりです。
また、ユーカリのリースは時間が経ってもドライリースとして楽しめます。グリーンの色味が残りやすいので、インテリアとしてさりげなく飾っても良いですね。
2.アンティークな雰囲気が◎ドライフラワーのリース
ドライフラワーは、生花とはまた違ったアンティークな雰囲気が出るのが特徴。お部屋の空間をおしゃれに飾ってくれるアイテムといえます。ドライフラワーとして向いているお花には、バラやミモザ、紫陽花、カスミソウなどが挙げられます。香りを楽しむならハーブやラベンダーも取り入れてみると良いでしょう。部屋の中にふんわりと柔らかい香りが広がって気分も落ち着きます。
3.バラで飾られた華やかなフェイクフラワーリース
お花の中でも代表格と言われるバラは、華やかなリースにぴったりな素材です。フェイクフラワーはバラの鮮やかな色が表現されていて、枯れる心配がないのが魅力。色の種類も豊富なので、好みに合わせて色んな雰囲気にアレンジできます。
ピンクや白で統一すると、愛らしくキュートな印象に。深みのある赤や紫、黒を取り入れると、シックで高級感のある印象に仕上がります。グラデーションにしてみたり、一色に統一してみたりと、お部屋の雰囲気に合わせてアレンジしてみましょう。
4.パステルな色味が可愛い、ブリザーブドフラワーのリース
ブリザーブドフラワーは、ドライフラワーと違って鮮やかな色を長持ちできる素材です。濃い色の花を使うのも素敵ですが、ふんわりとしたパステルカラー統一すると、可愛らしい印象に仕上がります。ブリザーブドフラワーの中には、ブルーや黄色、紫などの着色が施されたものもあるので、アクセントとして濃い色の花を取り入れるのも◎。
パステルカラーのブリザーブドフラワーを使うときは、リース台を白系にすると統一感が生まれます。パールやリボンなどを取り入れてアレンジしても良いですね。お部屋に飾るのはもちろん、ウェディングギフトとしてもおすすめです。
5.あたたかみのある、木の実や果実を使ったリース
秋や冬には、暖かみのある木の実や果実を使ったリースがおすすめです。土台には、木の枝やつる、フジ、モミなどを使用したものを選ぶと、より秋冬らしい印象に仕上がります。秋は「収穫の秋」という言葉があるので、麦やススキ、スモークツリーなどを取り入れても◎
冬には、ユーカリやモミといったグリーンのほか、松ぼっくりやシナモンなどの茶色の素材、赤や黒の木の実を取り入れるとよいアクセントに。また、かぼちゃやオレンジなど、くすんだ色味の素材も秋冬にぴったりです。
6.リースといえばクリスマスリース
1年の内で一番リースが欲しいなと思うのはクリスマスの時期ではないでしょうか。今年こそ、クリスマスリースづくりに挑戦したい!そんな人におすすめなのは、エバーグリーン(常緑樹)を使ったリース。爽やかな香りに包まれながらリースを作っていると、クリスマスに向けてのワクワク感も高まります。
7.この春はミモザのリースを作ってみませんか?
街中にはふわふわと⻩⾊い花ミモザが並び始めました。見ているだけで、ワクワクした気分になります。春本番をミモザリースを飾って迎えませんか?黄色の鮮やかさがお部屋に春を呼び込む、シンプルなリースの作り方をご紹介します。
暮らしを彩るナチュラルリースを手作りしよう
手作りリースは、使う素材や飾り方によって大きく雰囲気が変わるものです。お部屋のインテリアや贈り物、用途が広いので、そのシチュエーションの合ったもの手作りしてみましょう。四季の素材を選ぶと、お部屋に季節感が生まれて暮らしがより豊かになるはず。どんなお部屋にしたいかを思い描きながら、リースの素材を選んでみてください。
長く楽しみたい人は、ドライフラワーやブリザーブドフラワーを使うのもおすすめです。手作りリースのデザインは自由自在なので、基本の作り方に慣れたら、好きなデザインにアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ミモザのドライフラワーで作るおすすめキット
Craftie Homeでは、ミモザのドライフラワーを使った素敵なキットをご用意しています。必要な材料が全て揃っているので、届いたらすぐに作ることができますよ。ガイドフレームやディフューザーなど、ドライフラワーをより素敵に演出してみてください。