5月の第2日曜日といえば、母の日です。
日本では赤いカーネーションの花束や、アレンジメントを贈るのが定着していますね。少し変化をつけて、カーネーションをピンクにしてみたり、スイーツを添えて贈ったりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも今年はぜひ手作りしたものを贈りたいというあなたへ、今回は、簡単につくることができ、おしゃれなインテリアとして楽しめるフライングリースの作り方をご紹介します。
いつも家族のために頑張ってくれているお母さんへ感謝の気持ちを込めて手作りして、お母さんを笑顔にしちゃいましょう。
母の日の贈り物にもおすすめ、おしゃれなフライングリース
一般的なリースといえば、ドアや壁にかけて飾るものを指しますが、フライングリースはその名のとおり、天井から吊り下げて飾ります。360度どの角度からも楽しめるのがフライングリースの特徴です。
アーティフィシャルフラワーを使った、フライングリースの作り方
母の日のプレゼントにおすすめの、フライングリースの材料と作り方をご紹介します。ぜひカードも用意して、お母さんへのメッセージを書いて準備しておきましょう。
<材料>
- 土台用リース
- アーティフィシャルフラワー(グリーン・フラワー・実など4~5種類)
- 吊り下げ用チェーンもしくは紐
- リボン
- カーネーション
- メッセージカード
<道具>
- グルーガン
- グルースティック
- ペンチ
- ハサミ
<作り方>
1.土台にチェーン(紐)を3箇所に取り付けます。時計をイメージしてみてください。土台を上から見て、時計の1時、5時、9時の所を手掛かりにして取り付けるとバランスよく取り付けることができます。
2.ここで吊り下げた時のバランスをしっかりと確認しておきます。必ず3つのチェーン(紐)の交点より上の部分を持ち、傾いていないかなどを確認してから次の工程へ進みましょう。
最近の100円ショップでは、チェーンのついているものも販売されていますので、それを使うとさらに簡単にできます。
3.花材は適当な長さにカットしておきます。
4.土台を上から見て、時計の3時・6時・9時・12時のところにグリーンやフラワーを、グルーガンを使ってつけていきます。一定方向に挿していき、間を埋めるようにしていくとバランス良く配置することができます。
グルーガンは、温かいうちに引っ張ると、どんどん糸が伸びてきてしまいます。多少糸が引くのは気にせず、花材を貼り付けてしまいましょう。冷めてからだと簡単に取り除くことができます。
5.作っている途中で、下から見上げた時にも可愛く見えるように、持ち上げて確認しながら作業を進めていきます。
6.花材がしっかり接着できているか、軽く触れて確認してください。グラグラ動くところはグルーを追加しておきます。グルーが冷めて糸状になったものを取り除いて、整えます。面倒でも丁寧にグルーの糸を丁寧に取り除きましょう。これでフライングリースの完成です。
カーネーションとメッセージカードで、さらにアレンジしてみましょう
1.リボンをフライングリースに巻き付けたり、垂らしたりします。
2.アーティフィシャルフラワーのカーネーションを結び付けて、母の日のプレゼントらしさを出しましょう。
※写真では小さなカーネーションのアーティフィシャルフラワーの花束を作って、リボンに結び付けて垂らしています。カードも同様にリボンで結び付けてバランスを取るといいと思います。
リースをきれいに作るためのコツ
●リースが傾かないようにチェーンもしくは紐を取り付けることが大切です。
●サイドや下からも見えるので、花材は多めに準備しておきましょう。
●花材はベースになるカラーを決めて、ポイントになるカラーと合わせて4~5種類あるとバランスが取りやすいと思います。反対に、シンプルに1種類で作るのもおしゃれにできますね。
●いずれも質感の良いものを選ぶようにしましょう。
飾って楽しむ時に気をつけて欲しいポイント
●天井から吊り下げる場合、強度の確認をしてから設置してください。
●お手入れは、化学モップでふんわりなでるようにして埃を取ってください。
●その際も落下には十分注意をしてください。