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柊とペッパーベリーのクリスマスリースの作り方

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ツリーと同様、クリスマスシーズンに欠かせないのがクリスマスリース。ツリーの置けないお部屋にも飾れて、手作りに挑戦しやすいアイテムでもあります。今回は、プリザーブドフラワーやアーティシャルフラワーを使って、ヒイラギとペッパーベリーを主役にしたクリスマスリースの作り方をご紹介します。

定番クリスマスカラーのリースを手作りしてみよう

お花をたくさん使ったフラワーリースなどはアレンジメントの技術が求められる部分もありますが、クリスマスリースは、手作り初心者の方にもぜひおすすめしたいアイテムの一つです。赤や緑の色合わせ、そしてクリスマスのモチーフを揃えれば、お花の心得がない方でもさほど迷わずにデザインや配置を決めていけます。飾り方次第でかわいらしくも大人っぽくもアレンジできるので、どんな方にもおすすめです。

柊とペッパーベリーのクリスマスリースの作り方

それでは今回は、グリーンの柊と真っ赤なペッパーベリーをメインにあしらったクリスマスリースの作り方をご紹介します。

材料

  • ナチュラルカラーのリース台(直径約20cm)1つ
  • ヒイラギとペッパーベリー(造花またはプリザーブド)適量
  • 松ぼっくり、シナモン、ヒムロスギなど(天然でもアーティフィシャルでも可)適量
  • リボン 約40cm
  • フラワー用地巻ワイヤー グリーン26番(巻き付け用)
  • フラワー用地巻ワイヤー ホワイトやブラウンの26番(壁掛け用) 

※地巻ワイヤーはワイヤーにカラーテープが巻かれたものです。上記のグリーンやホワイトはテープの色を示しています。また、番号はワイヤーの太さを示していて、数字が大きくなるほど細くなります。26番は適度な柔らかさがあり、扱いやすい太さのワイヤーです。

道具

  • ハサミ(ワイヤーがカットできるもの)
  • グルーガン
  • 物差し

作り方

  1. リース台に壁掛け用のフックをつける。
    ホワイト(ブラウン)の地巻ワイヤーを10cmほどカットします。表側からは見えないようにリースの裏側に近い太めの枝にこのように通します。太めの枝を選ぶことで、壁に飾ったときに安定します。

    枝を囲うようにしてワイヤーをU字に曲げ、端と端をねじってより合わせます。

    次に、より合わせた部分(ワイヤーの端部分)がリースの内側に入るようワイヤーを回し、枝に隠れる位置にきたらワイヤーをこのように8の字状にねじり、壁に平行になる向きで固定します。
  2. ヒイラギとペッパーベリーにワイヤーで茎・枝をつける(ワイヤリング)。
    造花(アーティシャルフラワー)やプリザーブドフラワーには長い茎や枝がないので、地巻ワイヤーを使って茎や枝をつけます。この作業を「ワイヤリング」といいます。特にヒイラギは葉がとがっていますので、ケガをしないよう注意しながら作業してください。
    まず、20㎝ほどのグリーンの地巻ワイヤーを半分に折り曲げてUピンを作ります。

    左手で花材を掴み、枝にUピンを沿わせて左手親指で押さえます。

    右手でUピンの下側ワイヤーだけをを手前から向こう側へ回してさらに手前へ戻し、花材の茎に巻き付けます。ワイヤーを手前に戻すとき、少し力を入れて引き締めるときっちり締められます。

    この要領で、ヒイラギとペッパーベリーのパーツをいくつか作っていきます。

    ヒイラギどうし、ペッパーベリーどうしで多少大きさの違うパーツがあると、飾り付けた時に動きが出ます。また、ペッパーベリーは作業中に粒が落ちてしまいやすいので、落ちる分も考慮して少し大きめに作っておきましょう。
  3. ヒイラギをリース台へ取り付ける。
    リース裏側のフックを時計の12時の位置にして置きます。時計の文字盤をイメージしながらヒイラギの位置を決めて、葉の向きがすべて一定になるようにワイヤーをリース台に巻き付け、取り付けていきます。
    ≪全体のバランスをとるためのコツ!≫
    1つパーツをつけたら、その対角にもう1つ……の順で取り付けるようにしましょう。また、全体を埋めてしまう前に、リボンを付けるスペースを開けておくことも忘れずに。
  4. ペッパーベリーをリース台へ取り付ける。
    ヒイラギの配置ができたら、ペッパーベリーを添えていきます。もし、リース台にワイヤーを差し込めるすき間があるようなら、ワイヤーを巻き付ける代わりに、すき間に差し込んでグルーガンで留めるようにします。
  5. バランスを見ながら他のパーツを配置する。
    ヒイラギは時計の文字盤のイメージでしたが、すべてのパーツを等間隔に付けてしまうと、不自然な雰囲気になりがちなので要注意です。松ぼっくりやシナモンは、ワイヤーの茎・枝を隠すように配置し、グルーガンで留めます。(この茎・枝を隠す素材として、ヒムロスギを使うのもおすすめです。)

    グルーガンのグルーが糸を引いてしまった時は、その場で取り除こうとせず、冷ましてから取り除きましょう。熱いうちにグルーを引っ張ると、どんどん伸びてしまいます。
  6. リボンを作って付ける。
    リボンは蝶結びにはせず、写真を参考に輪を2つ作るような形に整えます。

    中心にワイヤーをかけ、ねじっておきます。

    先ほど開けておいたスペースにリボンを取り付けたら完成です!

ヒイラギやリボンのデザインを変えてアレンジを

リボンの素材やサイズ、デザインを変えるだけでガラッとイメージを変えることもできます。

また、ヒイラギも定番のグリーンに加えて、ゴールドやプラチナのもの、ウォッシュホワイトという雪が降り積もったような加工が施されたものなどがありますので、作りたいイメージや飾る場所に合わせて、自由に選んでみてくださいね。

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ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。