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かぎ針編みでバッグを編んでみよう ニットバッグの作り方

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かぎ針編みで編むバッグ(ニットバッグ)は、コーディネートのアクセントに良し、セーターやマフラー、キャップなどの手編みアイテムとおそろいにしても良しと幅広く楽しめるアイテムです。今回は、持ち手が一体になっているニットバッグの作り方をご紹介します。

かぎ針編みのバッグ(ニットバッグ)について

バッグというと、布や皮をミシンで丈夫に縫い上げるイメージですが、かぎ針編みのバッグ(ニットバッグ)であれば、ミシンや別パーツの持ち手がなくても、毛糸だけで手軽に作ることができます。また、手縫いで内袋を付ければ、編み目が伸びる心配もなくなり、より使いやすく!ぜひ、お気に入りの毛糸と布で挑戦してみてください。

完成サイズ

幅 約34cm×高さ 約25cm(持ち手含む)×マチ 約4cm

所要時間(個人差があります)

6時間程度

かぎ針編みのバッグを作るための材料と道具

材料

  • 毛糸(並太、ウール100%) 約85g
  • お好みの布(内布用) 

道具

  • かぎ針 7/0号
  • 毛糸とじ針
  • ハサミ
  • 内布に合う色の糸
  • チャコペン

かぎ針編みのバッグの作り方

それではさっそく、かぎ針編みでバッグを作ってみましょう。

編み図と編み図記号

バッグの底の編み図

バッグの底から本体への立ち上がりの編み図(赤色部分)

バッグ本体と持ち手の編み図

作り方

  1. 鎖編みで作り目を編む
    毛糸玉の中心から糸の端を引っ張り出します。中心から取り出すことで、編んでいる最中に毛糸が転がっていかなくなります。もし、外側の糸端から使い始めてしまった場合は、ヤーンボウルなどに入れると転がってもあちこちへいかずにすみます。

    写真を参考にしながら、糸端が右に来るように輪を作ります。かぎ針7/0号を右から輪の中に入れます。

    かぎ針に左側の糸をかけます。

    引っかけたまま、輪の外に引き出します。

    糸端をぎゅっと引っ張って輪を縮めます。

    もう一度、かぎ針に糸をかけます。

    輪の外に引き出せば、鎖編みが1目編めました。

    同じ要領で、鎖編みを合計30目(約16cm)編みます。これがバッグの基礎、作り目です。

  2.  細編みでバッグ底を編む
    今回は楕円形のバッグ底から編んでいきましょう。まず、鎖編みを1目編みます。これは立ち上がりの目と呼ばれます。

    次に、右利きの方は右から左へ編んでいくと編みやすいので、編み地(ここまで編んだもの)を左右に反転させます。左利きの方はそのまま、左から右へ編みましょう。

    ここからは細編みを編みます。右から2番目の鎖編みにかぎ針を入れます。

    かぎ針に糸をかけます。



    糸を引き抜けば細編みが1目編めました。

    細編みを残り29目編みます。


    左端の目に細編みをします。

    楕円形にぐるぐると編んでいくので、今度は編み地の上下を反転させます。もう1目、先ほどと同じ箇所に細編みを編みます。ここまでで、端の目には細編みが3目編まれています。

    細編みを残り29目編みます。

    反対側と同じように編み終えた端の目に、細編みが3目になるように編みます。

    ここからは引き抜き編みをします。はじめに編んだ細編みにかぎ針を入れます。

    かぎ針に糸をかけて、引き抜きます。引き抜き編みができました。これで楕円形の1周目ができました。

    次の段からは増やし目をして少しずつ楕円形を大きくしていきます。

    まずは立ち上がりの鎖編みを1目編みます。

    最初の目は細編みを2目編み入れます。「細編み2目編み入れる」のやり方は、こちらの工程3を参照してください。

    次の目も細編みを2目編み入れます。

    左端の2目を残して細編みを1目ずつ編みます。

    左端の2目には細編みを2目編み入れます。

    <楕円形  2周目>次の目は細編みを1目編みます。

    編み地の上下をひっくり返して、最初の2目は細編みを2目編み入れます。

    最後の3目を残して細編みを1目編みます。

    残り3目のうち、2目は細編みを2目編み入れます。

    最後の1目は細編みを1目編みます。

    はじめに編んだ細編みにかぎ針を入れ、かぎ針に糸をかけて、引き抜き編みをすれば、楕円形の2周目が編めました。

    <楕円形3周目以降>同じ要領で、目の増やし方も同様(4つ端の2目ずつは細編みを2目編み入れる)にして、楕円形を合計5周編みます。これでバッグの底が編めました。

  3. 長編みでバッグの本体を編み始める
    まずは立ち上がりの目として鎖編みを3目編みます。

    同じ目に長編みを1目編み入れて増やし目をします。まずかぎ針に糸をかけます。

    最初の目にかぎ針を入れます。ここで、下の編み目の片方だけを取って編む「すじ編み」をします。写真では少々わかりづらいので、注意してください。

    次に長編みをします。かぎ針に糸をかけます。

    糸を外に引き出します。この時かぎ針には糸が3本掛かっています。

    かぎ針に糸をかけます。

    かぎ針に掛かっている糸3本のうち2本から引き出します。

    もう一度、かぎ針に糸をかけます。

    引き抜けば長編みが編めました。
  4. 本体を編み進める。
    次の目も長編みを2目編み入れます。

    ここから43目は長編みを1目編んでいきます。

    次の2目は長編みを2目編み入れます。

    続いて、長編みを1目編みます。

    次の2目は長編みを2目編み入れます。

    再び43目、長編みを1目編んでいきます。

    次に長編み2目編み入れるを2回、長編み1目を1回編みます。

    はじめに編んだ長編みにかぎ針を入れ、かぎ針に糸をかけて、引き抜き編みをします。こうして、すじ編みをしてから長編みをすると、底部分と本体部分の境目が綺麗に出せます。

    ここから18段は、目の増減をせずに、長編みを102目ずつ編んでいきます。これでバッグ本体が出来上がりました。

  5. 持ち手を編む
    まずは立ち上がりの鎖編みを1目編みます。

    細編みを15目編みます。

    編み地から離れるように鎖編みを25目編みます。

    先ほど編んだ細編みから20目めのところに、細編みを1目編みます。

    立ち上がりの鎖編みを3目編みます。

    編み地を反転させて長編みを1段分編みます。

    先ほど細編みをした隣の目に細編みをして、持ち手の端を編みつけます。

    続いて、持ち手のもう一方の端も編みつけましょう。編み地を反転させて鎖編みを1目編みます。

    持ち手の脇に、編み始めへ戻るようにして細編みを編んでいきます。

    戻ってきたら、はじめに細編みをした隣の目に細編みを1目編みます。

    そのまま、細編みを30目編んで先ほどの持ち手の反対側まで編み進めます。同じ要領で持ち手を編み、細編みを15目編んで持ち手の編み始め位置に戻り、最後にもう1周細編みを編めばバッグ(外袋)の完成です。

内布のつけて丈夫なニットバッグに仕上げます

内布のつけ方

  1. まずは内布用の布とチャコペン、ハサミを用意します。
  2. バッグを2枚重ねにした布の上に置き、チャコペンで本体部分の外側をなぞって、袋の形を写し取ります。
  3. 写し取れたら、そのままチャコペンの印に沿って布をカットし、パーツ2枚を切り出します。
  4. パーツ2枚を中表に合わせ、脇~底部分を端から約5mmのところで縫い合わせます。写真では分かりやすいように目立つ色の糸を使用していますが、布に合った色の糸を使ってください。手縫いでもいいですし、ミシンを使うとより丈夫になります。

    パーツ上の直線部分はバッグの開け口になりますから縫わずにおきます。脇~底が縫えたらアイロンで縫い代を割り、開け口の端から約1cmをぐるりと1周外側へ折って、これもアイロンをかけておきます。
  5. 縫い合わせたパーツを毛糸のバッグの中へ入れ、入れ口がずれないように待ち針で数か所留め、縫い合わせていきます。


    1周縫い合わせたら手編みのバッグの完成です。

糸の素材を替えて編めば一年中編み物を楽しめる

毛糸の編みバッグは秋冬向きですが、麻ひもやビニールヤーン、ペーパーヤーンなどの素材で編めば春夏も楽しめますから、ぜひ覚えておきたい編み方です。しかも麻ひもやペーパーヤーンは編み地が伸びにくいので、ある程度編み目が詰まっていれば内袋なしでもOK。ぜひ1年中編みバッグを楽しんでくださいね。

ワークショップで編み物をやってみよう!

一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。

編み物のワークショップを見る

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毎月違う植物で染めた毛糸でかぎ針編みを楽しむワークショップを開催。身近な植物の秘める色に驚くはずです!草木染の話と編み物の話をしながらゆったりとした時間を過ごしましょう。

 

ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。