どんぐり帽子の編み方!かぎ針編みで作るベビー帽子

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ベビーの帽子はかわいいデザインが多いけれど、手作りするのは大変そうだと思う方もいるのでは。

ちょこんととんがりの出たどんぐり帽子は、特別な道具や編み方を使わず、編み針と糸、とじ針だけでかんたんに作ることができるんです。今回は、赤ちゃんの防寒アイテムとして活躍してくれるどんぐり帽子の作り方をご紹介します。

キュートで便利!ベビーもママも助かるどんぐり帽子

どんぐり帽子とは、シンプルなニットキャップのてっぺんにどんぐりのヘタのようなとんがりがちょこんと飛び出たデザインの帽子です。子どものかわいらしさを引き立てるキュートさだけでなく、綿素材であるコットンヤーンで作れば気軽に洗濯もできて畳んでも型崩れしないので、非常に扱いやすい帽子でもあります。

気温差の大きい時期には、お出かけ先での寒さに備えて持っていくのにも便利なお助けアイテムですよ。

どんぐり帽子の作り方

材料と道具

  • オーガニックコットンヤーン 合太 約35g
  • かぎ針 5/0号
  • とじ針
  • ハサミ

帽子のとんがり部分の編み図

帽子の本体部分の編み図

編み図記号一覧

編み図やかぎ針編みの編み方の基礎はこちらのページにまとめています。これらの編み技法を使って編んでいきますので、はじめての方、基本に不安がある方は最初にこちらをお読みくださいね。

編み物を始めよう!編み図記号と編み方の基本【初級編】

便利な『長編み』を覚えよう!編み図記号と編み方【中級編】

 

完成サイズは頭周り 約46cm、高さ 約17cm(とんがり部分を含む)。

所要時間は3〜4時間程度です。

作り方

  1. 1段目を編み始めます。はじめに毛糸を指にぐるぐると2回巻きます。指には写真のように3本の糸が掛かっている状態です。


    この時、糸端は右手側に持ってきます。輪が崩れないように、そっと指から糸を外します。


    かぎ針を右から左へ向かって輪に通します。


    かぎ針に、輪を通した先にある糸を引っかけます。


    かぎ針に引っかけたまま、糸を輪の外へ引き出します。


    もう一度、かぎ針に糸を掛けます。


    先に引き出した糸をくぐらせるようにして、かぎ針に掛けた糸を引き出します。これが作り目です。


    さらにもう一度、かぎ針に糸を掛けます。


    同じように糸を引き出せば、鎖編みが1目編めました。この鎖編みは立ち上がりの目と呼ばれています。


    再び輪の中にかぎ針を通し、糸を掛けて輪の外へ糸を引き出します。


    もう一度糸を掛けて引き出せば、細編みが1目編めました。


    同じ要領で、細編みをあと5目編みます。
  2. 真ん中の輪っかを縮めて、1段目を仕上げます。糸端を少し引くと、真ん中の輪っかの毛糸2本のうち1本の輪が少し縮まります。縮まったほうの糸を引っ張りもう片方の糸を引き締めます。


    続いて編みはじめの糸端を引っ張れば、2本のうち先ほど引っ張っていた糸が短くなります。


    完全に真ん中の輪っかが縮まります。


    最初と最後の目を繋げて円を完成させます。繋げるために引き抜き編みをします。まず、1目めの細編みにかぎ針をいれます。


    糸を引っかけて全て引き抜きます。


    これで1段目がすべて編めました。1段目の細編みは合計6目あります。
  3. 続いて、2段目を編みます。ここで増やし目をして、円を大きくします。かぎ針に糸を掛けて引き抜き、立ち上がりの鎖編みを1目編みます。


    立ち上がりの鎖編みを編んだのと同じ目にかぎ針を入れます。


    鎖編みを1目編みます。


    次の目は細編みを2目編みます。1目細編みを編み、同じ目にもう1目細編みを編みます。これを「細編み2目編み入れる」といい、サイズを大きくする際に使われます。
  4. 増やし目、減らし目なしで3段目~7段目を編みます。3段目は増減なしで細編みを9目編みます。そうすることで筒のように少し丸まっていきます。


    そのまま、7段目まで細編み9目で編んでいきます。これで、どんぐり帽子のとんがり部分ができました。
  5. すべての目に増やし目をして8段目を編みます。8段目はすべての目に「細編み2目編み入れる」で増やし目をして、合計18目編みます。
  6. 8段目が編めたところで、ここからは長編みで帽子本体を編む工程に移ります。まず鎖編みを3目編みます。


    糸をかぎ針に掛けて、鎖編みを編んだ同じ目に入れて長編みをしていきます。


    糸をかぎ針に掛けて引き抜きます。


    この時、かぎ針には糸が3本掛かっています。


    さらに糸を掛けて、かぎ針に掛かっている糸の3本中2本を通します。


    もう一度糸を掛けて、今度は全部糸を通せば長編みが編めました。


    同じ目に2目編んでいるので、増やし目になっています。


    同じ要領で、すべての目を長編み2目編み入れて、長編みを36目編みます。
  7. ここからは帽子本体を下記のように編み進めて仕上げます。
    10段目以降の編み方は次の通りです。
    ・10段目:増減なしで長編みを36目編みます。
    ・11段目:長編み1目→長編み2目編み入れるを繰り返し編んで、54目に増やします。
    ・12段目:増減なしで長編み54目編みます。
    ・13段目:長編み2目→長編み2目編み入れるを繰り返し編んで、72目に増やします。
    ・14段目:増減なしで長編み72目編みます。
    ・15段目:長編み3目→長編み2目編み入れるを繰り返し編んで、90目に増やします。
    ・16段目:増減なしで長編み90目編みます。
    ・17段目:長編み4目→長編み2目編み入れるを繰り返し編んで、108目に増やします。
    ・18段~24段目:増減なしで長編み108目編みます。

    24段目が編めたところで、帽子がすべて編めました。

  8. 糸端を始末します。とじ針に編み終わりの糸を通して帽子を裏に返したら、編地に針を通します。繰り返し2、3目ほど編み目に通し、糸を切ります。同じ要領で、編みはじめの糸も始末したら、完成です。

サイズアレンジの方法を覚えよう!

今回は3か月〜8か月程度の赤ちゃんにおすすめのサイズで作りました。サイズアレンジの方法を覚えると、赤ちゃんが大きくなってからもピッタリのサイズで編むことができますよ。

まず同じ太さの糸、同じ編み図でも、使う編み針のサイズを大きくすれば、完成サイズは大きくなります。例えば、編み針のサイズを1つ大きくするだけでも、全体のサイズが1周り大きくなりますよ。

ほかにも、糸を太くすれば完成サイズも大きくなります。ただ、思っていたより大きいサイズになることが多いので要注意です。ちなみに、レース糸20番の糸などの細い糸と、太い糸を束ねて編む「2本取り」で編むと、少しだけサイズを大きくできますし、2種類の糸による色味のアレンジも楽しめますよ。

編み物をワークショップで学ぼう

一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです!

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毎月違う植物で染めた毛糸でかぎ針編みを楽しむワークショップを開催。身近な植物の秘める色に驚くはずです!草木染の話と編み物の話をしながらゆったりとした時間を過ごしましょう。

ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。