かぎ針で作る手編みスヌードの編み方

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秋口から冬の間まで、襟元を温め、ファッションのアクセントにもなってくれるスヌード。今年は、かぎ針編みで手編みスヌードに挑戦してみませんか?

今回は4つの編み方だけで作ることができる、上品なニュアンスの模様のかぎ針編みのスヌードの編み方をご紹介します。

手軽な防寒に、ファッションのアクセントにスヌードを

首元をカバーしてくれるスヌードは、ちょっと肌寒い時にも手軽に防寒できる便利なアイテムです。

顔に近いところへ着けるので、コーディネートのアクセントとしても効果抜群です。シンプルなスヌードも素敵ですが、ちょっと編み方を変えて、動きを出すだけでもグッとおしゃれになりますよ。

スヌードの材料と道具

材料

  • 毛糸(極太、ウール100%) 約140g

道具

  • かぎ針 10/0号
  • ジャンボかぎ針 7mm
  • 毛糸とじ針
  • ハサミ

編み図と編み図記号

今回の編み図は下記をご参照ください。編み図記号は下記の通り。

スヌードの編み図は下記のとおりです。

編み図やかぎ針編みの編み方の基礎はこちらのページにまとめています。これらの技法を使って編んでいきますので、はじめての方、編み方に不安がある方はぜひ下記ページをご覧ください。

編み物を始めよう!編み図記号と編み方の基本【初級編】

便利な『長編み』を覚えよう!編み図記号と編み方【中級編】

作品の幅が広がる!編み図記号と編み方【上級編】

完成サイズは全周約74cm、約22cmです。

所要時間は5時間程度です。

スヌードの作り方

作り方

  1. まず、鎖編みで作り目を作ります。毛糸玉の中心から糸の端を引っ張り出します。中心から取り出すことで、編んでいる最中に毛糸が転がっていかなくなります。もし、外側の糸端から使い始めてしまった場合は、ヤーンボウルなどに入れると転がらずに済みますよ。


    下記の写真を参考にしながら、糸端が右に来るように輪を作ります。


    ジャンボかぎ針7mmを右から輪の中に入れます。


    かぎ針に左側の糸をかけます。


    引っかけたまま、輪の外に引き出します。


    糸端をぎゅっと引っ張って輪を縮めます。


    もう一度、かぎ針に糸をかけます。


    輪の外に引き出せば、鎖編みが1目編めました。


    同じ要領で、鎖編みを合計27目編みます。これが作り目です。

     

    長編みで1段目を編みます。かぎ針を10/0号に持ち替え、鎖編みを3目編みます。これは立ち上がりの目と呼ばれます。



    次に、右利きの方は右から左へ編んでいくと編みやすいので、編み地(ここまで編んだもの)をひっくり返します。左利きの方はそのまま、左から右へ編みましょう。


    続いて、長編みを編みます。かぎ針に糸をかけます。


    右端から4目め(の輪)にかぎ針をさします。


    もう一度、かぎ針に糸をかけます。


    輪の外に引き出します。この時かぎ針には糸が3本掛かっています。


    かぎ針に糸をかけ、3本のうち2本の糸から引き出します。


    さらにかぎ針に糸をかけて、全部の糸から引き出せば、長編みが編めました。


    1段目は長編みを合計26目編みます。
  2. 「長編み3目のパプコーン編み」を交えながら2段目を編みます。まずは立ち上がりの鎖編みを3目編みます。


    編み地をひっくり返します。


    長編みを2目編みます。


    次の目から「長編み3目のパプコーン編み」をします。まず長編みを1目編み終わった後、隣の目ではなく今編んだ目にもう一度かぎ針をさして、長編みをします。

    さらに繰り返し、合計3目編みます。これを「長編み3目(同じ目に長編みを3目編む)」といいます。編み終わったら、編んだ目がほどけないようにかぎ針をそっと抜きます。



    長編み3目の初めの目と先ほどかぎ針を抜いた輪の両方にかぎ針を通します。


    かぎ針に糸をかけて引き抜きます。


    もう一度かぎ針に糸をかけて、引き抜けば、編み目がポコッとふくれる「長編み3目のパプコーン編み」が編めました。


    続けて2段目を編んでいきましょう。長編みを3目編みます。


    長編み3目のパプコーン編みを1目編みます。


    長編みを11目編みます。


    長編み3目のパプコーン編みを1目編みます。


    長編みを3目編みます。


    長編み3目のパプコーン編みを1目編みます。


    最後に長編みを3目編めば、2段目が編めました。両端にポコポコと模様が出て、温かい雰囲気を作ってくれます。
  3. 3段目~必要な長さになるまで編み、編み地を仕上げます。手順3と同じ要領で、3段目以降を編んでいきます。


    上記の写真は、必要な長さまで模様編みが編めた状態です。今回は1重巻きのスヌードなので、編み地の長さは70cmほどあれば大丈夫かと思います。最後の1段で、長編みを合計26目編めば、編み地の完成です。
  4. 最後に筒状につなぎ合わせて全体を仕上げます。編み地が完成したら、編み終わりの毛糸はひとまず置いておき、先に編み始めの糸端をとじ針で処理します。


    最後に、最初(編み始め)の段と最後(編み終わり)の段をつなげて、筒状にしましょう。


    まず最後の段の編み終わりの目と、最初の段の端の目、両方にかぎ針を通します。かぎ針に糸をかけて、すべての糸から引き抜けば1目できました。これを「引き抜き編み」といいます。


    続けて引き抜き編みで端まで編みつなげ、糸端をとじ針で処理すれば、スヌードの完成です。



    〈編んでいる途中の糸のつなぎ方〉

    途中で毛糸を編み切って、なくなってしまった場合は、新しい毛糸玉から引き出した糸をつなぎます。まず、かぎ針にかかっている輪に、新しい毛糸玉の糸端を入れて引き出します。


    ここまで編んできた毛糸の糸端をぎゅっと少し引っ張ります。それぞれ余った毛糸の端をとじ針で2、3目ほど編み目に通し、糸を切って処理します。これで、編み進められるようになります。

大きめのかぎ針でふんわりと編んで

スヌードはふんわりした質感と、着脱しやすい伸縮性がポイントです。きつく編み過ぎると、編み地が詰まって重くなりますし、動きも固くなります。

普段からかぎ針編みをする方は、いつも使っている針と糸の組み合わせよりも、大きめのサイズのかぎ針を選ぶと、ふんわりと仕上げられます。

初心者の方は、レシピの道具欄を参考にしてみてくださいね。

編み物をワークショップで学ぼう

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毎月違う植物で染めた毛糸でかぎ針編みを楽しむワークショップを開催。身近な植物の秘める色に驚くはずです!草木染の話と編み物の話をしながらゆったりとした時間を過ごしましょう。

ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。