こんにちは。ウィービング作家のMaiです。
暑い季節はどこに行くにも飲み物が手放せないですよね。今回はかんたんに作れて便利なペットボトルカバーの編み方をご紹介します。
かぎ針編みのスターターキットで2種類のコースターを作ろう♪
Craftie Homeでは、初心者の方でも挑戦できるかぎ針編みのスターターキットを好評販売中です。必要な道具が揃っているので、届いたらすぐに作れるのがポイント。基本の編み方をマスターしながら、2種類のコースターを制作できます。作り方動画で編み方を分かりやすく解説しているので、自分のペースで作ることができますよ♪
暑い季節に大活躍するペットボトルカバー
暑い季節は熱中症対策として飲み物を持ち歩いている人も多いですよね。タンブラーやペットボトルは持ち歩きに便利な反面、バッグの中が表面の水滴で濡れてしまうことがよくあります。
そんなとき、カバーがあれば、水滴で手やバッグの中身が濡れるのを防ぐことができます。今回はそんな便利なカバーをかぎ針で編んでみます。
かぎ針の基本を復習しておこう
かぎ針編みの基本の編み方については、こちらで復習しておきましょう。
手の形と力加減、そしてサイズ感覚を身につけておくと色々な作品に応用ができます。
かぎ針で編むペットボトルカバーの作り方
それでは、材料とレシピです。所要時間の目安は3〜3.5時間程度です。
材料
- コットン糸(5~6号用・合太程度の太さ)50g
- リボン用の糸 10g程度
道具
- かぎ針 6号
- とじ針
- ペットボトル
編み図・底
編み図・側面
作り方
- まずは編み図通りに底を作っていきます。(2段目までフリンジコースターのレシピを参考にしてください。)
- 編み終わったらペットボトルを上に置いてサイズ感を確認します。ペットボトルの底とぴったりか、それよりも大きければ大丈夫です。もし小さすぎる場合はもう1段追加で編んでください。
- 3段目は間の鎖編みを編まずに長編みだけを編んでいきます。(編み図を参照ください。)こうすることで円のふちが反り返ったな形になります。
- ここからは側面を編んでいきます。続けて4段目から、側面を筒状に編む工程に入ります。鎖編み3目で立ち上がり、下の段の全ての目に長編みを入れていきます。
底から側面に切り替わる部分をきれいに見せるために、下の目は手前の1本だけすくいます。
※下記はNG例(これでは2本すくっているので誤りです。)
底を編んでいた時と違って目数を増やしていないので、編むことで円形から筒型に変わります。
- 5段目も鎖編み3目で立ち上がり、2目長編みします。すくう目は手順4と変わって2本すくいます。(こうすることで丈夫に仕上がります。)
- 3目鎖編みをして、長編み3目を繰り返します。最初に戻ったら立ち上がりの3目めの鎖に引き抜き編みします。
- 6段目は鎖編み5目で立ち上がったら、下の鎖編み部分をすくうようにして長編み3目を編みます。あとは鎖編み3目、長編み3目を繰り返します。
- 5段目と6段目を交互に16段目まで編みます。編み終わったらペットボトルを入れて高さを確認します。もし高さが足りない場合はもう1段編みましょう。
ここまでの形は下記の写真のようになります。
- 続く17段目は鎖編み4目で立ち上がったら、長編み1目と鎖編み1目を繰り返します。この部分がひもを通すベルトになります。
- 最後の18段目は鎖編み1目で立ち上がったら、細編み1目、長編み1目、鎖編み7目を編んで、最初の長編みを入れた目と同じ場所に長編み1目を編み入れます。
これを繰り返して縁飾りを作ります。 - 本体とは別に、リボンにするひもを作ります。リボン用の糸を50cmほど鎖編みします。
- リボン用の糸を編み終えたら、17段目に通して完成です。通し方は下記写真を参照ください。
- 完成!
ビーズなどでアレンジしてもOK
完成したものにビーズやスパンコールを刺繍するとキラキラと夏らしさが増しますよ。大きさを変えてワインボトルを入れたり花瓶を入れてディスプレイしたりしてもおしゃれです。
鎖編み1段、長編み2段で編んだ紐を持ち手につけるとバッグから取り出しやすくなります。
高さを10cmくらいにして同じくらいの高さに切った空のペットボトルを入れればペン立てにしてもいいですね。
ペットボトルカバーで夏を快適に過ごそう
今回紹介しましたペットボトルカバーはコットン糸で作っているので、結露した水滴を吸い取ってくれて便利です。
色違いでいくつか作ってその日の気分で使い分けるのもおすすめです。大きさを調節すればタンブラー入れとしても使えますよ。
暑い季節、お気に入りのカバーを作って夏を楽しみましょう。
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。