毎日使うスマートフォンだから自分好みのケースを使いたい。そんな方にぴったりの、手作りスマホケースのレシピです。レジンと、好きな色の押し花やドライフラワーを使ってデザインします。お気に入りのケース作りのヒントになれば嬉しいです。
前回は『押しフルーツ』を使って本物の果物をあしらったスマホケースの作り方をご紹介していますので、興味のある方はこちらから!
ハンドメイドの押し花スマホケースを作ろう
今回は、ピンク系カラーの押し花を使ってスマホケースの作り方をご紹介します。お花の色や種類、レジン液やトッピングパーツなどはもちろん一つのサンプルなので、みなさんが作るときはお好きなものを組み合わせてみてください♪
材料のスマホケースはハードタイプがオススメ
最初に重要となるのは、スマホケースの選び方です。ケースにも色々な種類がありますが、初めて作る方にはハードタイプのケースがおすすめです。

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ソフトタイプのケースでは、レジン液を硬化させる際にケースが変形する恐れがあります。カバーをスマートフォンに装着した状態で作業をすれば変形する恐れはありませんが、スマートフォン本体にレジンが付く恐れがあるので、おすすめはしません。
押し花は購入できますが、手作りでもOK
最近はドライフラワーもお花屋さんや100円ショップで購入できますが、生花をドライフラワーや押し花にすることもできます。新鮮な生花のうちに、風通しの良い日陰で逆さに吊るしておくだけで完成します。押し花のように薄い仕上がりではありませんが、詳しいコツを知りたい方はこちらへ。
≫ドライフラワーの作り方 乾燥の方法と楽しみ
押し花を作る場合は、習字で使う半紙でお花を挟み、それをさらに新聞紙で挟んで上から重しを乗せます。その状態で5日から7日間ほど置くと出来上がります。2日に1回程度、半紙を新しいものに替えてあげるのがポイントです。
押し花やドライフラワーには、向いているお花とそうでないお花がありますので、迷った時はお花屋さんで聞いてみると良いと思います。
レジン液もハードタイプを選んで
レジン液にもソフトタイプとハードタイプがありますが、このレシピではハードタイプを選びます。お好みで色付きのレジンを選んでもOKです。
押し花とレジンのスマホケースの作り方
それでは、材料を揃えて作ってみましょう!材料と道具はレジンのハンドメイドをする際の基本的なものだけです。
材料と道具

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①レジン液(5gを2~3本)
②ラメやホログラム(お好みで)
③押し花
④筆(絵の具用の筆でOK。小さい筆の方が細かい作業ができます)
⑤ピンセットと、あれば爪楊枝
⑥スマホケース(写真はiPhoneケース)
⑦UVライト
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材料を揃えるのが大変、必要な量だけ欲しいという方はキットを使って作るのもおすすめです。様々なキットがありますので、お気に入りのものを見つけてみてください。
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作り方
- レジン液を塗る前に、ケースの上で押し花の配置を決めます。お花が重なる部分は、どのお花を上にするかも考えて決めておきましょう。配置が決まったら写真を撮っておくと、確認しながら作ることができますよ。
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- スマホケースにレジン液を500円玉サイズ程垂らし、お好みでラメを足します。今回は透明感の出る紫のラメを選びました。ラメを爪楊枝または筆でレジン液と混ぜます。
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- ラメが混ざったら、筆でケース全体に均一に伸ばします。この時、縁から2mmは残しておいてください。
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- 1.で撮影しておいたお花の配置の写真を見ながら、ピンセットで押し花を置いていきます。薄い押し花は千切れやすいので、そっと置きます。置いたあとはあまり動かさないようにしましょう。
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- 押し花を置いたら、お好みでラメやホログラムをトッピングしてください。今回はこの4種類を選びました。
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- すべてのせたら、UVライトに3分間あてて硬化させます。このようにケースが大きくてはみ出してしまう場合は、向きを変えて2分ずつ合計4分、硬化します。
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- 硬化が完了したらもう一度レジン液がケースの全体にわたるよう、筆で伸ばします。この作業が一番重要です!押し花の上を塗る時は、お花が破れないように慎重に優しくタップするように乗せましょう。花びらが多いお花は、中心から外側にゆっくりと伸ばします。
- 全体にレジン液が行き渡っているかを確認してから、4分間UVライトにあて硬化させます。はみ出す場合は向きを変えながら3分ずつライトをあてます。
- 完成です!
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季節やお花の色に合わせてアレンジを楽しんでも◎
こちらは夏らしい黄色系のお花を組み合わせて作りました。合わせて黄色いラメを使うと、統一感が出てかわいいです。

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立体的なドライフラワーを閉じ込めたスマホケース
こちらはレジン液とホワイトのジェル(ネイル用)を4:1で混ぜて伸ばしてから、押し花とドライフラワーをそのまま乗せているので立体的な仕上がりになっています。これに金箔を散らせて、硬化しました。

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このデザインの場合は、少しずつレジン液で覆うようにして硬化を繰り返すことがポイントです。押し花の表面がつるんとするまでのせると、ツヤが出てきれいですよ。
レジンを使えば色々なケースが作れるので、ぜひ、自分らしいアイデアで手作りしてみてくださいね!
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押しフルーツのスマホケースの作り方はこちら
押し花以外にも、フルーツを使って果物たっぷりのスマホケースを作ることもできますよ。レシピはこちらから。

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まずは気軽に作ってみたい方へ
「チャレンジしてみたいけど、材料や道具を買いに行く時間がないかも・・・」という方はまずは必要な材料などが入っているキットからチャレンジしてみませんか?ぜひ、お好みのキットを探してみてくださいね。
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