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ドライフラワーの作り方 乾燥の方法と楽しみ方

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花束を誕生日など何かの記念日にいただいたり、ご自身が庭で大事に育てていた花が咲いた時、そんな特別な花を「ずっと大切に残しておきたい!」そんな気持ちになった経験はありますか?

天井一面にドライフラワーは無理でも、一束のドライフラワーなら、ちょっとしたコツを押さえれば、簡単におしゃれに作ることができます。今回は初めてでも簡単に生花で作れるドライフラワーと、そのドライフラワーで作るクラフトの簡単レシピをご紹介します。 

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ドライにする方法は?

今回は 「ハンギング法」というドライフラワーを作る方法をご紹介します。
ハンギング法とは生花を何本か紐やリボンで束ねて逆さまにし、風通しのよい所に吊して乾燥させるというものです。

バラのように花びらがたくさん重なっているものやユーカリなどは10日から2週間くらいかかります。太い茎ごと乾燥させるにはさらに時間がかかります。

ドライフラワーにおすすめの生花と完成までの日数

ドライフラワーができるまでの日数は、花材によって違います。花や葉の大きさや厚み性質が違うからです。冬のような乾燥した空気で、風があると乾燥しやすくドライフラワー作りに向いています。一方、梅雨時や湿気の多い夏、台風の時期などはドライフラワー作りには向いていません。

ハランやモンステラのような葉ものもドライフラワーにすることができ、ちょっと個性的なアレンジメントや壁に飾ってデザインを楽しむレリーフなどを作ることができます。ただし、これらの葉物の中には完全に乾燥させるには何ヶ月もかかるものもあります。

ドライフラワーを楽しむためには、使用目的と準備期間を考慮する必要があります。計画的に準備しましょう。

主な生花の乾燥日数

・カスミソウやスターチス 5〜7日間程度
・バラ 10〜14日間程度
・ユーカリ 10〜14日間程度
※季節や天候によって日数は変わってきます。

今回作るドライフラワーについて

できあがりサイズ

長さ40cm~50cm

所要時間

5~14日間(植物、季節や天候により乾燥日数は異なります)

ドライフラワーの材料と道具

材料

ドライフラワーの作り方

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  • 花材(バラ、カスミソウ、ユーカリ) お好みの数

ドライフラワーにおすすめのバラの色は、濃いピンク、黄色、薄紫です。
ほかの色に比べ、きれいに仕上がります。白や淡いピンクは乾燥に時間をかけてしまうと茶色っぽくなってしまい、少し難しいです。赤や濃い紫は、乾燥させると濃くなり、黒っぽい赤、紫になります。

道具

ドライフラワーの作り方

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  • はさみ (太い茎の植物がある場合は剪定バサミも用意しておきましょう)
  • ひも、またはゴムやリボン (生花を束ねたり、吊るすためのもの)
    ※リンクをクリックすると楽天市場のページが開きます。

「ハンギング法」で作るドライフラワーの作り方

作り方

  1. 乾燥前にそれぞれの葉や花弁の整理をします。
    風がよく通るように重なっている葉っぱは取り除きます。傷んでいたり、色が変わっている葉っぱや花弁も一緒に取ってしまいましょう。
    ドライフラワーの作り方

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    ドライフラワーの作り方

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  2. 必要な長さにカットします。
    最初はバラを必要な長さにカットします。お好みの長さで大丈夫です。
    ドライフラワーの作り方

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    今回は40cmでカットしました。今回用意したカスミソウはお店でカットされていたので、ここでは切りませんでした。
    ドライフラワーの作り方

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  3. ユーカリもカットします。
    今回、ユーカリはお店でカットされていない状態のものを購入しました。
    ドライフラワーの作り方

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    まず、分かれている枝を全て切り離します。
    ドライフラワーの作り方

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    この時、吊るすための麻ひもを結びつける部分に枝や葉っぱがある場合は一緒に取ってしまいましょう。
    ドライフラワーの作り方

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  4. 生花に吊るすための麻ひもを結びつけます。
    麻ひもの長さは、吊るす場所に合わせて用意してください。
    ドライフラワーの作り方

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    乾燥すると茎が細くなります。落ちてこないようにきつく二重に結びます。
    ドライフラワーの作り方

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    ユーカリも同じように麻ひもを結んでいきます。
    ドライフラワーの作り方

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    カスミソウは茎が細く、1本では結びにくいので、2〜3本を輪ゴムで束ねてから麻ひもを結びました。
    ドライフラワーの作り方

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    全ての生花に麻ひもを結びつけました。

    ドライフラワーの作り方

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  5. 生花を吊るして乾燥させる。
    風通しのよい、日光の当たらない場所に吊します。紫外線にあたると色があせてしまいます。また、壁にくっつけて吊るすと、壁と接する部分の葉っぱやお花が潰れてしまうので、乾燥させる時は壁から少し離して乾燥させるようにしましょう。
    ドライフラワーの作り方

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  6. このまま約2週間、乾燥をさせます。
    季節や天候によって乾燥の進み具合が変わるので、時々様子を見てくださいね。
    ドライフラワーの作り方

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  7. 乾燥を終えるタイミング
    お花がカサカサと音がするくらい乾燥し、花や葉っぱが少し縮んで、色が濃くなったら乾燥は終わりです。お花を下ろしましょう。
    ドライフラワーの作り方

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    雨や雪の日が続き、乾燥が足りない場合はもう少し吊るしておきましょう。
    ドライフラワーの作り方

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  8. これでドライフラワーの完成です。
    ドライフラワーの作り方

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ドライフラワーをより長く楽しむためのヒント

〈ドライフラワーを早く作りたい場合〉
ドライフラワーを作る方法として、シリカゲルという乾燥剤と密閉容器を使って作る「シリカゲル法」で作ると、乾燥時間も短く、色もきれいに仕上げられます。道具(シリカゲル)が必要で、仕上がった後も湿気を吸って色褪せすることがないよう、乾燥剤と共にケースに入れるなど工夫が必要です。

〈ドライフラワーの保存方法〉
ドライフラワーは紫外線と湿気を嫌います。ドライフラワーを長持ちさせるには、紫外線と湿気から遠ざけることが必須です。しばらくの間締まっておく時は、紫外線を通さない箱などに乾燥剤と一緒に入れておくと長持ちします。

スワッグやリースにチャレンジ!

スワッグの作り方

  1. 枯れたり、痛んでいる葉っぱや花びらを取り終わったら、花束のように束ねてみましょう。
    ドライフラワーの作り方

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  2. 束ねた花を風通しの良い、日陰で吊るし、乾燥させます。あとは、メインレシピでご紹介したように、葉っぱや花びらが完全に乾燥できるまで待ちます。
    ドライフラワーの作り方

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乾燥が終わったら、そっと下ろします。完成したものは壁に飾ったり、カゴに入れてインテリアとして楽しんでくださいね。

ドライフラワーの作り方

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リースの作り方

rino

ドライフラワーのリースにしたい場合は、乾燥させてから丸めようとすると折れてしまうので、乾燥させる前、生の状態でリース型に丸めます。必要があれば、ワイヤーなどで留めましょう。ミモザアカシア、ユーカリ、藤つる、サンキライ(サルトリイバラ)、モミ、クジャクヒバなどでできます。

こちらでは、ユーカリを使ったリースの作り方ご紹介しています。

レシピを見る

飾りながら乾燥していく過程も楽しむ

ドライフラワーの作り方

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プレゼントでいだいたブーケを吊るして乾燥させれば、ゆっくりと乾燥して変化していく様子をみることができます。ある程度の期間楽しんだら、また新しいものを作って飾る方が季節に合わせたデザインを楽しむことができます。ぜひ、お好きなお花でドライフラワーづくりを楽しんでください。

センス良く見えるドライフラワーの飾り方

ドライフラワーが完成したら、飾り方にも工夫をしてみましょう。壁にかけたり瓶に入れたりする簡単なものから、キャンドルやフレームに入れるものまで、センスの良い飾り方を詳しくご紹介します。お部屋や気分に合わせて、色々な飾り方を楽しんでください。

ドライフラワーの飾り方を見る

作ったドライフラワーで、素敵な作品作りを

ドライフラワーを作ったら、お部屋に飾るだけでなく、作品作りとして楽しむのもおすすめです。スワッグ作りで余ったドライフラワーを、キャンドルやリースにして飾るとお花を無駄にせず活用することができます。

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暮らしの中で四季を感じるインテリアとして

おうちで四季を感じるお花を楽しむなら、フローティングフレームを作るのもおすすめです。フレームの中にお花が浮かんでいるような、おしゃれなインテリアになります。フレームを倒せばアクセサリートレイとして活用することもできますよ。

ミモザのフローティングフレームの作り方を見る

自然の美しさを色鮮やかに閉じ込める押し花。素朴な色合いや、標本のような佇まいは、押し花だけが醸し出せる魅力です。Craftieでは昔ながらの押し花の作り方や、しおりにしたり額縁に入れて飾ったりといった活用方法をご紹介しています。

押し花の作り方と活用アイデアを見る

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