お気に入りに追加しました

お気に入りを解除しました

ドライフラワーの作り方 乾燥の方法と楽しみ方

Craftie

花束を誕生日など何かの記念日にいただいたり、ご自身が庭で大事に育てていた花が咲いた時、そんな特別な花を「ずっと大切に残しておきたい!」そんな気持ちになった経験はありますか?

天井一面にドライフラワーは無理でも、一束のドライフラワーなら、ちょっとしたコツを押さえれば、簡単におしゃれに作ることができます。今回は初めてでも簡単に生花で作れるドライフラワーと、そのドライフラワーで作るクラフトの簡単レシピをご紹介します。 

ケーキのようなフラワーアレンジを楽しもう♪

Craftei Homeでは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーで作るケーキキットを好評販売中です。まるで本物のようなケーキアレンジは、花材を自由にデザインして作れます。時間が経っても崩れにくく、自分だけのアレンジメントを長く楽しめますよ。必要な材料や作り方動画、アレンジ例も一緒にお届けするので、届いたらすぐに制作できます♪

フラワーケーキのキットをさらに詳しく

ドライにする方法は?

今回は 「ハンギング法」というドライフラワーを作る方法をご紹介します。
ハンギング法とは生花を何本か紐やリボンで束ねて逆さまにし、風通しのよい所に吊して乾燥させるというものです。

バラのように花びらがたくさん重なっているものやユーカリなどは10日から2週間くらいかかります。太い茎ごと乾燥させるにはさらに時間がかかります。

ドライフラワーにおすすめの生花と完成までの日数

ドライフラワーができるまでの日数は、花材によって違います。花や葉の大きさや厚み性質が違うからです。冬のような乾燥した空気で、風があると乾燥しやすくドライフラワー作りに向いています。一方、梅雨時や湿気の多い夏、台風の時期などはドライフラワー作りには向いていません。

ハランやモンステラのような葉ものもドライフラワーにすることができ、ちょっと個性的なアレンジメントや壁に飾ってデザインを楽しむレリーフなどを作ることができます。ただし、これらの葉物の中には完全に乾燥させるには何ヶ月もかかるものもあります。

ドライフラワーを楽しむためには、使用目的と準備期間を考慮する必要があります。計画的に準備しましょう。

主な生花の乾燥日数

・カスミソウやスターチス 5〜7日間程度
・バラ 10〜14日間程度
・ユーカリ 10〜14日間程度
※季節や天候によって日数は変わってきます。

今回作るドライフラワーについて

できあがりサイズ

長さ40cm~50cm

所要時間

5~14日間(植物、季節や天候により乾燥日数は異なります)

ドライフラワーの材料と道具

材料

ドライフラワーの作り方

Craftie

  • 花材(バラ、カスミソウ、ユーカリ) お好みの数

ドライフラワーにおすすめのバラの色は、濃いピンク、黄色、薄紫です。
ほかの色に比べ、きれいに仕上がります。白や淡いピンクは乾燥に時間をかけてしまうと茶色っぽくなってしまい、少し難しいです。赤や濃い紫は、乾燥させると濃くなり、黒っぽい赤、紫になります。

道具

ドライフラワーの作り方

Craftie

  • はさみ (太い茎の植物がある場合は剪定バサミも用意しておきましょう)
  • ひも、またはゴムやリボン (生花を束ねたり、吊るすためのもの)
    ※リンクをクリックすると楽天市場のページが開きます。

「ハンギング法」で作るドライフラワーの作り方

作り方

  1. 乾燥前にそれぞれの葉や花弁の整理をします。
    風がよく通るように重なっている葉っぱは取り除きます。傷んでいたり、色が変わっている葉っぱや花弁も一緒に取ってしまいましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  2. 必要な長さにカットします。
    最初はバラを必要な長さにカットします。お好みの長さで大丈夫です。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    今回は40cmでカットしました。今回用意したカスミソウはお店でカットされていたので、ここでは切りませんでした。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  3. ユーカリもカットします。
    今回、ユーカリはお店でカットされていない状態のものを購入しました。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    まず、分かれている枝を全て切り離します。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    この時、吊るすための麻ひもを結びつける部分に枝や葉っぱがある場合は一緒に取ってしまいましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  4. 生花に吊るすための麻ひもを結びつけます。
    麻ひもの長さは、吊るす場所に合わせて用意してください。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    乾燥すると茎が細くなります。落ちてこないようにきつく二重に結びます。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    ユーカリも同じように麻ひもを結んでいきます。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    カスミソウは茎が細く、1本では結びにくいので、2〜3本を輪ゴムで束ねてから麻ひもを結びました。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

    全ての生花に麻ひもを結びつけました。

    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  5. 生花を吊るして乾燥させる。
    風通しのよい、日光の当たらない場所に吊します。紫外線にあたると色があせてしまいます。また、壁にくっつけて吊るすと、壁と接する部分の葉っぱやお花が潰れてしまうので、乾燥させる時は壁から少し離して乾燥させるようにしましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  6. このまま約2週間、乾燥をさせます。
    季節や天候によって乾燥の進み具合が変わるので、時々様子を見てくださいね。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  7. 乾燥を終えるタイミング
    お花がカサカサと音がするくらい乾燥し、花や葉っぱが少し縮んで、色が濃くなったら乾燥は終わりです。お花を下ろしましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie



    雨や雪の日が続き、乾燥が足りない場合はもう少し吊るしておきましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  8. これでドライフラワーの完成です。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

ドライフラワーをより長く楽しむためのヒント

〈ドライフラワーを早く作りたい場合〉
ドライフラワーを作る方法として、シリカゲルという乾燥剤と密閉容器を使って作る「シリカゲル法」で作ると、乾燥時間も短く、色もきれいに仕上げられます。道具(シリカゲル)が必要で、仕上がった後も湿気を吸って色褪せすることがないよう、乾燥剤と共にケースに入れるなど工夫が必要です。

〈ドライフラワーの保存方法〉
ドライフラワーは紫外線と湿気を嫌います。ドライフラワーを長持ちさせるには、紫外線と湿気から遠ざけることが必須です。しばらくの間締まっておく時は、紫外線を通さない箱などに乾燥剤と一緒に入れておくと長持ちします。

スワッグやリースにチャレンジ!

スワッグの作り方

  1. 枯れたり、痛んでいる葉っぱや花びらを取り終わったら、花束のように束ねてみましょう。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

  2. 束ねた花を風通しの良い、日陰で吊るし、乾燥させます。あとは、メインレシピでご紹介したように、葉っぱや花びらが完全に乾燥できるまで待ちます。
    ドライフラワーの作り方

    Craftie

乾燥が終わったら、そっと下ろします。完成したものは壁に飾ったり、カゴに入れてインテリアとして楽しんでくださいね。

ドライフラワーの作り方

Craftie

リースの作り方

rino

ドライフラワーのリースにしたい場合は、乾燥させてから丸めようとすると折れてしまうので、乾燥させる前、生の状態でリース型に丸めます。必要があれば、ワイヤーなどで留めましょう。ミモザアカシア、ユーカリ、藤つる、サンキライ(サルトリイバラ)、モミ、クジャクヒバなどでできます。

こちらでは、ユーカリを使ったリースの作り方ご紹介しています。

レシピを見る

飾りながら乾燥していく過程も楽しむ

ドライフラワーの作り方

Craftie

プレゼントでいだいたブーケを吊るして乾燥させれば、ゆっくりと乾燥して変化していく様子をみることができます。ある程度の期間楽しんだら、また新しいものを作って飾る方が季節に合わせたデザインを楽しむことができます。ぜひ、お好きなお花でドライフラワーづくりを楽しんでください。

センス良く見えるドライフラワーの飾り方

ドライフラワーが完成したら、飾り方にも工夫をしてみましょう。壁にかけたり瓶に入れたりする簡単なものから、キャンドルやフレームに入れるものまで、センスの良い飾り方を詳しくご紹介します。お部屋や気分に合わせて、色々な飾り方を楽しんでください。

ドライフラワーの飾り方を見る

作ったドライフラワーで、素敵な作品作りを

ドライフラワーを作ったら、お部屋に飾るだけでなく、作品作りとして楽しむのもおすすめです。スワッグ作りで余ったドライフラワーを、キャンドルやリースにして飾るとお花を無駄にせず活用することができます。

Craftie Homeのキットなら、材料や道具がそろっていて誰でも簡単に本格的な作品を作れますよ。お花やグリーンを使ったBotanicalキットシリーズと、お手持ちのドライフラワーと掛け合わせてアレンジするのも素敵です。

Botanicalキットシリーズを見る

暮らしの中で四季を感じるインテリアとして

おうちで四季を感じるお花を楽しむなら、フローティングフレームを作るのもおすすめです。フレームの中にお花が浮かんでいるような、おしゃれなインテリアになります。フレームを倒せばアクセサリートレイとして活用することもできますよ。

ミモザのフローティングフレームの作り方を見る

自然の美しさを色鮮やかに閉じ込める押し花。素朴な色合いや、標本のような佇まいは、押し花だけが醸し出せる魅力です。Craftieでは昔ながらの押し花の作り方や、しおりにしたり額縁に入れて飾ったりといった活用方法をご紹介しています。

押し花の作り方と活用アイデアを見る

花材セットでオリジナルアイテムを作ろう!

Craftie Homeでは、色々なハンドメイドで使える花材セットを販売中です。見ているだけでワクワクする人気の草花をセットにしました♪ あらかじめ使いやすいサイズにカットされていて、全5色からお好みの色を選べるのもポイント。色違いの花材を組み合わせて使うのもおすすめですよ。

■イエローの花材セットはこちら
■ピンクの花材セットはこちら
■グリーンの花材セットはこちら 
■ホワイトの花材セットはこちら 
■レッドの花材セットはこちら

お花を使ったボタニカルキットをさらに詳しく

 

ワークショップでフラワーアレンジメントを楽しみませんか?

一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。

フラワーアレンジメントのワークショップを見る

このレシピを書いた先生の教室

ルミ 花の教室
不定期に開催しているいけばな、フラワーデザイン教室で、幼いお子様連れ、お仕事で忙しい方にも対応しています。

ハンドメイド好きなあなたへ、毎月届くハンドメイドキット「Craftie Home Box」4期生受付中♪

4期生10月Boxは、テクスチャーアートが登場します!

テクスチャーアートとは、アクリル絵の具と粘り気のあるペーストで描く立体的な抽象画です。お部屋のデコレーションとして最近注目され始めているテクスチャーアートは、人気の韓国インテリアでもよく見かけるおしゃれアイテム。

テクスチャーアートの魅力は、「絵を描いたことがない」という方でも、専用のペインティングナイフを使って、おしゃれなアートが自由に描けちゃうこと。

いつもの空間をちょっとだけ特別にしてくれる小さなアートで、おうちをアップデートしてみませんか?

Craftie Home Boxは1回からのお試し購入も大歓迎です♪お申し込みは【10月31日(木)15:00】まで。お見逃しなく!※受付状況により、早く締め切る場合がございます。

Craftie Home Boxを見る