自然の美しさを色鮮やかに閉じ込める押し花。素朴な色合いや、標本のような佇まいは、押し花だけが醸し出せる魅力です。今回は昔ながらの押し花の作り方と、しおりにしたり額縁に入れて飾ったりといった、活用方法をご紹介します。
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時間をかけて自然を閉じ込める、押し花の魅力
押し花は、花や草を平面にならして乾燥させたもの。しおりにしたり額縁にしたり、メッセージカードに添えたりして楽しみます。
昔ながらの押し花は、家にあるもので簡単に作ることができ、また、1輪だけの小さい作品からはじめられるのが魅力。たくさん作って配置して、絵画のように見せることもできます。
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季節の花だけでなく、プレゼントでもらった花や、お祝いやブーケなどの記念の花など、ずっと持っていたい花を、ずっと保存しておけます。
押し花を作ってみましょう
押し花には厚みがあまりなく、花びら同士が重なりすぎていないもの、水分量が少ないものが向いています。今回は「ミヤコワスレ」「カタバミ」を使いました。
材料
- 生花
- 新聞紙
- ティッシュペーパー
- セルフラミネートフィルム（押し花をしおりにする場合）
- お好みで、額縁や写真立てなど
道具
- ハサミ
- 重り用の本
所要時間
3日〜2週間ほど（花の種類によってかわります）
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押し花の作り方
- お花屋さんで買った花や、お庭の花などを、新鮮な状態で摘みます。
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- 仕上りイメージを持ちながら要らない部分をカットします。茎や葉を残しても良いですし、花の根元で切ってもOKです。
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- 新聞紙を敷いてその上にティッシュペーパーを重ね、花を並べます。
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- 花びらや葉の形を整えて、さらにその上にティッシュペーパー・新聞紙の順に重ねます。
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- 花の種類によって厚みが違うので、2〜4の工程は花の種類ごとに行ってください。
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- 重りになる本を重ねてプレスします。花がずれないように気をつけてください。花びらの薄いものは3日〜1週間ほど、厚みのある花は1〜2週間ほどそのままにします。
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- ときどき重しを外して、水分が抜けているか確認します。画像は1週間ほどプレスしたところです。
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- 水分が抜けていることを確認できたら、押し花を丁寧に剥がします。特に薄い花びらは破れやすいので注意が必要です。これで押し花は完成です。
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押し花の「しおり」の作り方
可憐な押し花でしおりを作ってみましょう。
作り方
- セルフラミネートフィルムを使って、押し花を閉じ込めます。定規などを使うと空気が入りにくくなります。
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- 好みの形にカットして完成です。
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ラミネートした押し花のしおりを、本にはさんでみました。本を開くのが楽しみになりますよ！
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額縁に入れて、押し花をインテリアに
額縁や写真立てに押し花を入れると、ナチュラルな雰囲気のインテリアに。季節ごとに中のお花を入れ替えても素敵ですね。
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花を摘んだ時の想いや日付を書いても。
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日々の暮らしに、小さな花をちりばめて
紙の上に花を並べて整えていく作業は、心癒やされるひとときです。昔ながらの押し花は、なんだかノスタルジーを誘う可愛らしさがあります。できあがった押し花をどう使うかはあなた次第。押し花が目に入るたびに、やさしい気持ちになれそうです。
フローティングフレームやドライフラワーもおすすめ
押し花を楽しむなら、フローティングフレームもおすすめ。フレームの中にお花が浮かんでいるような、おしゃれなインテリアになります。フレームを倒せばアクセサリートレイとして活用することもできますよ。
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