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サシェとは?アロマワックスサシェの作り方と楽しみ方

サシェと呼ばれる小さくてかわいいポプリやハーブの香り袋を、おしゃれな雑貨屋さんやアロマ専門店などで見かけたことはありませんか?今人気があるのは、そのサシェと同じように使われる、見た目も素敵なアロマワックスサシェ。ご自宅でも簡単にできる作り方をご紹介します。

サシェとは?その意味と楽しみ方

サシェとはフランス語で「香り袋」を意味するものです。お部屋の中やベッドルームに飾ったり、クローゼットの中にかけて香りを楽しんだり、バッグの中に忍ばせる方もいます。また、引き出しの中に入れて名刺や文房具にほのかな香りを付けると、さりげない品の良さをだすことができます。同じようにタンスに入れれば洋服の香りづけにもなりますし、虫よけのために使われる方もいらっしゃいます。

サシェの材料と道具

材料

  • パラフィンワックス 100g
  • ソイワックス 100g
  • 花材(お好みのものをご用意ください)
  • リボン1m 1本
  • フレグランスオイル(お好みで)
  • 新聞紙(汚れ防止のため)

道具

  • モールド 丸型(55g)
  • モールド ドーナツ型(40g)
  • ハサミ
  • ピンセット
  • IHヒーターまたはガスコンロ
    IHヒーターの場合・・・ホーロー鍋またはホーローカップ
    湯煎の場合・・・普通の鍋またはビーカー
  • 温度計(電子タイプ・一般的な温度計も可)
  • 割り箸

サシェの作り方

今回のレシピはCraftieのハンドメイドキットサービス「Craftie Home」で販売しているキットを用いて作っています。
キットなら必要な材料や道具が必要な分簡単にそろいます。キットを使って一緒に作ってみませんか?

アロマワックスサシェのキットを見る

作り方

  1. はじめに テーブルが汚れないように新聞紙などを敷きましょう。ワックスはどんどん固まってしまいます。ワックスを溶かした後は作業スピードが重要になるので、材料や道具の事前準備はしっかりしておきましょう。
  2. ワックスを溶かす前に花材の配置を決めます。
    花材をハサミで切り、モールドの中にピンセットで並べてバランスを見ます。お花の大きさや長さはお好みで大丈夫です。配置が決まったらスマートフォンなどで写真を撮っておくと便利です。

  3. ワックスを準備します。
    鍋にパラフィンワックスとソイワックスを1:1の割合で入れましょう。丸型のモールドならそれぞれのワックスを約30gずつ、ドーナツ型ならそれぞれ約20gずつ用意しましょう

    IHヒーターの場合:鍋にワックスを入れます。そのままIHヒーターにかけ、中火程度で加熱してください

       湯煎の場合:一回り大きい鍋に水を入れて加熱し、沸騰したら火を弱めて、ワックスの入った鍋をお湯に浮かべて温めます。この時、ワックスに水が入るとうまく固まらなくなるので、沸騰しすぎないよう火の強さを調整してください。

  4. ワックスが溶け始めたら、割り箸などでワックスが溶けきるまで混ぜましょう。
  5. ワックスが溶けきったらコンロから下ろし、温度計を入れます。
    60℃まで下がったら、お好みでフレグランスオイルを入れてよく混ぜます。
温度計がない時は粗熱が取れたタイミングが目安です。フレグランスオイルは種類によりますが、ワックス全体量の4~6%程度を目安に入れてください。
  6. ワックスをゆっくりモールドに流し込みます。モールドの深さの8割程度まで入れましょう。
  7. モールドと接するワックスの周りがほんのり白く固まり始めたら、ピンセットで花材をつまんで飾りつけます。ワックスは固まり始めると早いので、素早く作業しましょう。花材を置くのが早すぎると、ワックスに沈んでしまい、固まったときに見えなくなってしまいます。タイミングをよく見て花材を乗せましょう。
  8. 飾りつけが終わったら平らな場所に置き、半日〜1日ほど放置し、固めます。
  9. 完全に固まったらそっとモールドから外します。
  10. リボンを通して出来上がりです。

香りのリラックス空間をつくるアロマワックスサシェ

アロマ ワックスサシェの魅力は、なんといってもその華やかなデザインです。形は四角いものや丸いもの、楕円形や六角形など様々です。紐が付いていて壁やフックなどに掛けて使うのが一般的ではありますが、紐がなくそのまま置いて使うタイプのものもあります。例えば『フレームサシェ』と呼ばれる、写真のフレームを使って作るサシェはそのまま写真立てを飾るようにディスプレイすることができます。
さらに大きいものではボード型のサシェもあり、ウエディングや開店時のウエルカムボードとして使用することができます。クリスマスなどにはやはりリース型のサシェが人気です。

サシェの使い方や飾る場所

サシェにも、小さな袋のタイプや、カードタイプのもの、キャンドルの材料であるワックスでできたなど、様々なタイプがあります。

特に近年人気があるのが、ワックスの上にドライフラワーやプリザーブドフラワー、貝殻などが飾られた華やかなキャンドルサシェです。作り方が簡単なので、手作りを楽しむ方も増えており、「ワックスバー」などとも呼ばれて親しまれています。

アロマワックスサシェがキャンドルの材料を使っていますが、火は灯さないのでインテリアとして長く楽しめるうえ、素敵な香りで空間を演出することができるのです。お好みの香りでサシェを作り、リビングや玄関、寝室等に1つずつ飾って家全体の香りを統一し、リラックスできる空間を演出するのも素敵ですね。気分や部屋の雰囲気を簡単に変えることができ、また日々の暮らしにアロマの香りも取り入れられることがサシェの魅力です。

手作りサシェの花材は身近に手に入るもので作れます

手作りのキャンドルサシェの飾りには、ドライフラワーがよく使用されています。フラワーショップで購入したお花でも簡単に手作りすることができます。

ドライフラワーの作り方

Craftie

ドライフラワーを作る時は、生花を逆さに吊るして乾燥させる方法や、水を抜いた花瓶に挿したままでも簡単にドライにする方法、シリカゲルを使って短時間で花をドライにする方法などがあります。自分で手作りしたドライフラワーを使うと、より大切にしたくなりますね。

ドライフラワーの作り方を見る

ケイトウのドライフラワーアレンジメント

花を完全に乾燥させないでサシェに使用すると、時間の経過とともにドライフラワーというよりも茶色い枯れた花になってしまうので注意しましょう。花は十分乾燥させておくのが綺麗に作るポイントです。

最初はキットを使ってアロマサシェを作るのもおすすめ

「サシェの楽しみ方や作り方はわかったけど、材料や道具を買いに行く時間がない・・・」という方は、まず必要な材料が揃っているキットから始めてみませんか?Craftieのハンドメイドキットサービス「Craftie Home」では、手軽にアロマワックスサシェ作りができるオリジナルキットをご用意しています。

こちらは「Craftie Home」で販売中の「ミモザでつくるアロマワックスサシェ」のキット。春の息吹が感じられるよう、ミモザにオレンジ、アジサイと、サムシング・イエローが⼤集合。 この春は、ハッピー・イエローのミモザでサシェ作りを楽しみませんか? 初心者の方でも作りやすいキット内容になっているので、はじめてでも素敵な作品を作れます。ぜひ作ってみてくださいね。

Craftie Homeでキットを見る

この記事を書いた先生の教室

SAKURAキャンドル
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ライター

SAKURAキャンドル
SAKURAキャンドル
天然素材を使用した体に優しい植物性キャンドルを中心にレッスンしています。Craftie登録講師。