まるでふんわりとボリュームのあるフリルスカートのような姿が印象的な、ケイトウのお花。
そのユニークなシルエットと鮮やかな色で楽しませてくれるケイトウは、ドライフラワーになってもなお、素敵な表情を見せてくれます。
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ケイトウってどんなお花?
ケイトウの名前の由来を知っていますか?漢字では「鶏頭」と書き、英語では”Cockscomb(雄鶏のとさか)”と呼ばれており、真っ赤な雄鶏のトサカのような花姿から名付けられているのです。
開花時期は7月〜11月頃であり、夏から秋にかけて楽しむことができるお花です。ケイトウの原産地は熱帯アジア、インド、アフリカ等で、熱帯の花ではありますが高温には弱いので、25度以下の空間で活けると日持ちします。
鶏のトサカのような真っ赤な花をよくイメージしますが、色は赤だけでなく、ピンクに加えて、爽やかな淡いグリーンや白、オレンジなど洋風のアレンジメントに合う花色も増えています。また、形や茎の長さも多種多様です。
実は、上の写真の左側に写っているピンクの花も『ノゲイトウ』と呼ばれるケイトウの一種です。他にも、花びらがぎっしりと球状につまった『久留米ケイトウ』や、羽毛のようにふさふさとした『羽毛ケイトウ』という種もあります。
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ケイトウの花言葉
ケイトウの花言葉は「おしゃれ」「気取り屋」。この花言葉は、花名の由来にもなった赤く立派なトサカをもつ雄鶏にちなむといわれます。他にも「色あせぬ恋」、「博愛」などの花言葉があります。
ドライフラワーとしても楽しめるケイトウ
もちろん生花の姿も美しいケイトウですが、乾燥しても色がしっかりと残りやすいため、ドライフラワーアレンジメントにも向いています。綺麗にドライフラワーにするコツをお伝えしますので、ケイトウを手に入れたらぜひ試してみてください。
ドライフラワーにする方法
- お花を束ねて、茎を輪ゴムでまとめ、麻紐をつけます。
- 麻紐で輪っかを作ります。
- S字フックを使って直射日光が当たらず風通りの良い外に干しましょう。1〜2週間ほどで乾燥し、ドライフラワーになります。
コツ
・花屋さんで買ってきた生花をドライフラワーにする場合、一度しっかりと吸水させる。
・葉っぱまでドライフラワーにする場合はある程度残しておいても良いですが、不要な葉は取り、1本ずつ頭を逆さにして吊り下げる。
・花は出来るだけ長く楽しみたいものですが、お花や茎が傷んでしまう前にドライフラワーにする。
・夏場のカラッとした日には、直射日光の当たらない風通しの良いベランダ等に吊るしておくと綺麗に乾燥します。日本は湿気も多いため、外に吊るすよりは風通しがよく直射日光の当たらない部屋に吊るしておく方がお勧めという場合もありますが、日中不在がちであり締め切った部屋よりは、ベランダの軒下の方がお勧めです。
お花屋さんで購入した2種類のケイトウを、8月のお天気が良かった1週間にベランダの軒下に吊るしてドライフラワーにしたものがこちらです。
一度たっぷり水を吸わせたのち、ドライフラワーにする作業に入りました。お花、葉っぱ、茎まで綺麗な色のままドライフラワーになりました。
ケイトウのドライフラワーアレンジのアイデア
ドライフラワーにしたケイトウのアレンジをいくつかご紹介します。
スワッグ
ドライフラワーにした2種類のケイトウを束ねてスワッグに。リボンはコットンリボンでナチュラルに仕上げています。カラフルでナチュラルなケイトウのスワッグ部屋のインテリアとしてオススメです。
小花と合わせたアレンジメント
ケイトウの他、グリーンやナチュラルな小花のドライフラワーを合わせたアレンジも素敵です。秋色のフラワーベースに飾って楽しむこともできます。ドライフラワーなのでお水を変える必要もなく気軽に楽しむことができます。
綺麗にドライ加工されたお花を購入したい時は、お花屋さんへ
今回は、生花のケイトウをドライフラワーにしてアレンジする方法をご紹介しましたが、最近では既にドライフラワーに加工されたケイトウも販売されています。お花屋さんで手に入れることが出来ますので、より手軽に楽しみたいという方におすすめです。生花のように色鮮やかで様々なアレンジを楽しむことができます。
形も色もバリエーション豊富なケイトウ。ご自身でアレンジメントを楽しみ、お部屋に飾って季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか?
自分好みのフラワーアレンジでお花をもっと楽しもう
ケイトウ以外にも、ドライフラワーとして楽しめるお花はたくさんあります。ミモザやかすみ草、ラベンダーなど…。お好きなお花をアレンジメントして、さらにお花を楽しんでみてください。
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