リボンをかけたプギフトの箱のような形の、プレゼントボックス型キャンドル。
そのキュートな形から、お誕生日やお祝いのプレゼント、ノベルティ等に贈られることも多く、クリスマスシーズンやバースデーのパーティーなどでは、インテリアとして飾ってもとってもかわいくて目を引くアイテムです。今回は、そんなプレゼントボックスキャンドルの簡単な作り方をご紹介します。
色の組み合わせや香りづけなどで何通りもの作品が作れますので、一度作り方を覚えたら、アレンジして色々楽しむことができますよ。キュートにもエレガントにも、自分好みでぜひ手づくりしてみてください。
まずはどんなデザインにするか考えよう
さて、まずはデザインを決めるところから始めましょう。どんな色の箱にして、どんな色のリボンをかけたいですか?
このキャンドルは、まず最初にギフトの「箱」となるキューブを作って、その後に、柔らかいキャンドルワックスを使ってリボンを作り、飾ります。
どんな色の組み合わせにするかで雰囲気がポップにもゴージャスにもなります。例えばこのようにブラックとホワイトのモノトーンの組み合わせで作ると、大人っぽいシックな雰囲気になります。
プレゼントボックス型のキャンドルの材料と作り方
どんな色にするかを決めたら、材料を揃えて、早速作ってみましょう!
今回のキャンドル作りには、パラフィンワックスとマイクロワックスを使用します。キャンドル作りに使う色々なワックスの種類や道具について知りたい方は、こちらのページを参考にしてみてください。
材料(5cmキューブの場合)
- パラフィンワックス 約80g
- マイクロワックス 約5g(柔らかいキャンドル。キャンドルの亀裂防止に使われる添加物です)
- 色付け用の顔料
- キャンドル芯
道具
- キューブ型シリコンモールド
- IHクッキングヒーター
- ホーロー鍋 2つ
- ハサミ又はカッター
- アルミホイル
- つまようじ
材料を揃えるのが大変、必要な量だけ欲しいという方はキットを使って作るのもおすすめです。Craftieオリジナルのキャンドルキットでキャンドル作りを始めてみませんか。
作り方
- IHクッキングヒーターの上に、パラフィンワックスを入れた鍋をのせて溶かします。
- 色を付ける場合は、顔料を入れます。
- 溶かしたパラフィンワックスを、キューブ型のモールドに流し入れます。(最後の工程でパラフィンワックスを再度使用しますので、モールドに入りきらない分はそのまま鍋に取っておきます。)
- 型に流したワックスが固まってきたら、真ん中に芯を通すための穴をあけるため、爪楊枝をさします。
- 完全に固まったら、型から抜いて、底面からキャンドル芯を通します。
- マイクロワックスを鍋に入れて溶かします。
- アルミホイルを20cm程引き出してカットし、バット状になるように縁を折り上げます。
- 溶かしたマイクロワックスを、アルミホイルの上に薄く流します。
- 固まったら、アルミホイルからはがします。
- 固まったマイクロワックスを、1cm幅で3本、ハサミでカットします。そのうちの1本は、3等分の長さになるようカットします。
- 1cm幅でカットした2本のマイクロワックスを、キューブの上から貼り付けます。この時、写真のようにクロス状になるようにします。中央部分にはキャンドル芯が通りますので、それぞれ穴を開けておきます。
- 3等分にしたマイクロワックスで、リボンを作ります。2つを平たい輪っかにして左右に広がるように置き、残りの1つで、その中央をつなぐように巻き付けます。
- リボンの中央に、つまようじで穴を開けます。
- リボンをキューブに乗せて、芯を通します。
- キャンドル芯の上の方をしっかり持って、パラフィンワックスを溶かした鍋にプレゼントボックス全体をディップするように入れて取り出します。(ディッピングといい、キャンドルにツヤを出すためと、付けたリボンのパーツを取れにくくするために行います。)
- 完全に乾いたら、完成です!
基本レシピを応用して、アレンジしてみよう!
プレゼントボックス型キャンドルのアレンジは、色やリボンの形、サイズ感を変えたりと、様々に変化させることができます。
色や模様を変えてみる
お好みの顔料を使って、違う色でいくつか作ってみても良いですし、途中で色をいくつか混ぜて、マーブルやグラデーションにしてみたりと、いろんなデザインのキャンドルを作っても楽しいですね。
リボンをアレンジしてみる
リボンも、例えばクロスの部分がないバージョンにしてみたり、リボンを乗せる角度を変えると表情が変わります。
文字を添えてみる
イニシャルやメッセージを飾ることで特別感を出せば、贈られる方の記憶に残ること間違いなしです。
大きさを変えてみる
サイズを小さくすればノベルティや結婚式のちょっとしたプチギフトにもなります。インテリアとしても、お部屋をかわいく演出してくれます。
季節に合わせたモチーフを使う
春はピンクベースにキャンドルで作ったフラワーモチーフを乗せたり、夏はブルーベースに貝殻をトッピングしたり、秋はモンブランやハロウインバージョンのプレゼントボックス型キャンドルや、冬はクリスマスカラーにキャンドルをホイップして作った雪でデコレーションしたり。季節を表現しても楽しいです。
グリッターをつける
いろんな色のバリエーションがあるキラキラのキャンドル用グリッターを使えばゴージャスな雰囲気を演出することができます。
香りをつける
柑橘系やフローラル系、スパイス系にウッド系の香りをつけたり、香りをブレンドしてニュアンスを変えたオリジナルの香りを作ってもオシャレです。
ぜひ、自由にカスタマイズして素敵なキャンドルを作ってみてください。
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