街が華やぐ12月。クリスマスが近づくと、ご自宅でツリーやリースの飾り付けを始める方もいますね。そのクリスマスのリースを今年は手作りして、一味違うクリスマスを迎えてみませんか。
クリスマスリースづくりに必要な道具と素材、材料
<用意する材料と道具>
- ハサミまたはニッパー
- お好みのパーツ(松ぼっくりやクリスマスオーナメント、ドライフルーツやシナモンなど)
- パーツをリースの土台部分に固定するためのヒモやワイヤー
- ボンドまたはグルーガン
- リースの土台
リースの土台は市販されているものもありますし、フジやヤマブドウのつるを使ってハンドメイドすることもできます。
クリスマスの飾りのパーツとして代表的なものは、モミの木やトウヒといった針葉樹の葉、ヒイラギ、ポインセチアなど。余談になりますが、これらのパーツにはキリスト教に由来する意味があり、針葉樹の葉は常緑樹であるため生命力の象徴、ヒイラギとポインセチアはキリストの受難の象徴とされています。その他の素材として松ぼっくりなどの木の実を使っても良いアクセントになります。
また、デコレーションのためのリボンや太い毛糸やモールなどがあればがあればよりクリスマスらしさと華やかさがアップします。小物には、ツリーに使うオーナメントや星や雪の結晶など冬らしいモチーフがあると季節感も出すことができますね。
市販されているリースの土台にグルーガンを使って飾りを接着していく方法は、初心者の方にもおすすめです。グルーガンはリースに限らず様々なクラフトに役立つので、一つ持っておくと便利です。(100円ショップでも手に入ります。)
<作り方>
1. まずリースの土台を用意して、土台が見えなくなるように針葉樹の葉の枝を覆うように挿していきます。針葉樹の葉が全体を覆えるほどの分量はないという場合は、土台の地肌をあえて見せるという方法もあります。
2. ある程度全体の形が整ったら、感性のおもむくままに飾り付けを行っていきましょう。リース作りに決まった方法はありませんが、美しく仕上げるコツは、様々な角度から回して見てバランスを確認しがら作っていくことです。
3. 最後に、壁に吊るすための紐を括り付けたら完成です。
一味違ったリースを作るためのアレンジアイデア
その1: 円形の代わりに、半月型のリースにアレンジしてみる。
その2: フェルトやファーなど、ユニークで珍しい素材を入れてみる。
その3: 紙や布、リボンを使ってみる。
枯れずに長持ちするプリザーブドフラワーやドライフラワーを飾り付けるリース
せっかくリースを手作りするなら出来るだけ長い期間飾っておきたいものですよね。そんな方にはプリザーブドフラワーやドライフラワーを使ったリースがおすすめ。長い間鑑賞することを目的として加工されたプリザーブドフラワー、そして木の実など乾燥しきった素材を使えば、生花のリースよりずっと長持ちします。きれいな状態でとっておけば、翌年も飾ることができます。お好みでドライハーブも使って香りも一緒に楽しんでみてください。
おしゃれな手作りリースでクリスマスを迎えよう
ハンドメイドのリースがあれば、特別なシーズンがより一層思い入れのあるものになるでしょう。伝統的なモチーフを使ってクラシックに迎えるもよし、型にとらわれないリースを作って新鮮な気分で迎えるもよし、いずれにしてもクリスマスシーズンの特別な時間をより楽しく彩ってくれるはずです。今年はいつもと一味違うクリスマスを演出してみませんか?
ワークショップで作ろう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。