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透明レジンとお花で作るへアゴムの作り方

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髪をまとめるヘアゴム。よく使うものだから、お気に入りを身につけたくなるアイテムのひとつです。

最近では、レジンクラフト用の台座が付いているヘアゴムも販売されているので、気軽にチャレンジできるレジンアクセサリーとして広まっています。

今回は、台座が大きめで初心者の方でも取り組みやすいヘアゴムを、レジンとお花で彩っていきます。

UVレジンの種類と選び方

レジンとは「樹脂」のことです。UVライトで硬化し、液体から固体へ変わるレジンのことを「UVレジン」と呼びます。

液体の粘度は各メーカーによって異なるので、レジンクラフトに慣れてきたら、作るアイテムによってレジン液を変えたり、使いやすいものを選んだりしていくと作品や自分のテイストに合ったものを作ることができます。

例えばピアスなど、アクセサリーの表面をぷっくりさせたい場合は粘度が高いものがおすすめ。一方、スマホケースを作るときには、レジン液を平らに筆で伸ばしやすいよう、粘度の低いものが使いやすいです。

今回作るヘアゴムはあまり厚みがなくてもいいデザインなので、フラットに伸ばしやすいような粘度の低いものを使用します。

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レジン液はUVライトにあてると、だいたい2〜3分で硬化します。

太陽光で硬化させる場合は、晴れた日だと1時間で硬化する場合もありますが、曇りの日は固まりにくいので1時間ずつ様子を見ながら、硬化させてください。

※詳しい硬化時間は使用するレジン液によって異なります。説明書などをよく読み、その時間に従ってください。

レジンで作るヘアゴムにおすすめのお花

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もちろんお好みにもよりますが、今回のヘアゴムは平らに近いデザインで華奢なイメージを演出しているので、厚みがあるものではなく、ある程度平らな花材を使用します。

バラなどの花びらを千切って使用したり、押し花など凹凸の少ないお花を使用するといいですね。

(ヘアゴム用の台座を使わずにシリコンモールドを使って作る際は、凹凸があるお花でも使用できます。お手持ちの道具に合わせた花材を選んでください。)

レジンでかんたん お花のヘアゴムの作り方と材料

それでは、お花入りのヘアゴムの作り方と材料をご紹介します。

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材料と道具

  • 台座付きヘアゴム
  • 透明のUVレジン液
  • ドライフラワーなどの花材
    ※サンプルではピンク色のかすみ草の蕾、ノースポール、アリッサム、葉を使用します。
  • お好みで金箔(ホイル)など
  • UVライト
  • 爪楊枝
  • お好みで、レジン用カラーや色付きレジン液または色付きジェルネイル
  • クリアファイル
  • マスキングテープ

作り方

  1. 台座のついたヘアゴムを、マスキングテープでクリアファイルに固定します。ヘアゴムの台座部分に背景となるレジン液を流し込みます。お好みで色付きのレジン液を使用したり、透明のレジン液に専用の着色料を混ぜてもOKです。ジェルネイルを使用する方法もあるので、今回は紫色のジェルネイルを着色料として、透明レジン液と混ぜて使用しました。

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  2. 台座の上全体にレジン液が行き渡ったらUVライトにあてて硬化させます。
  3. 硬化がしっかりできたら、花材を乗せていきます。透明のレジン液を少し乗せてから爪楊枝で伸ばし、その上にお花をのせていくと作業がスムーズです。お花を乗せたら、お好みで金箔やラメ、ホログラムや小さなパールなどをトッピングします。

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  4. UVライトで硬化させます。
  5. 花材やパーツ部分がしっかりと硬化したら、さらに表面にレジン液を溢れない程度にたっぷりと乗せます。

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  6. 横から見て、お花が飛び出ていないかを確認して硬化させたら、完成です!
    レジンとお花のヘアゴムの作り方

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きれいに仕上げるコツとアレンジアイデア

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工程はとってもかんたんなヘアゴム作り。注意するポイントは、台座の周りやゴム部分にレジン液をつけないようにすることです。

もしついてしまった場合は、すぐに拭き取るよりもそのまま硬化させてから取る方が、きれいに取れることが多いです。

また、レジンの表面から花びらなどが飛び出していないかをしっかりと確認することも大切です。髪を結ぶときに、引っかかったりすると危ないので注意しましょう。

台座を変えれば、ポニーフックなど他のアイテムも作成できます

人気のポニーフックなども、パーツを変えれば同じように作れます。フレームがついているものや台座がついているものも販売されていますし、シリコンモールドでメインパーツを作ることもできます。

レジンのポニーフックの作り方

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こちらのピアスのレシピのようにシリコンモールドにレジン液を入れてお花を散りばめ、硬化させればメインパーツが作れます。

メインパーツが出来上がったら、裏面にポニーフックの金具にレジン液を少しのせ、パーツと接着させた状態で硬化させます。固まったら、上から覆うようにレジン液をのばし硬化させれば完成です。

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横から見た時に、このようにきれいにレジン液でコーティングされている状態だと、髪の毛が引っかからずに使えます。

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ヘアゴムもポニーフックもかんたんなので、ハンドメイドのレジンアクセサリー作りで最初のチャレンジとしてオススメです。 ぜひ、作ってみてくださいね。

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ライター

kino
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アクセサリー作家として活動しています。つまみ細工やレジン、ワイヤーアクセサリーなど幅広いジャンルで作り方をお伝えします。Instagram: @hmkino