花火大会や夏祭り、浴衣を着てお出かけしたいイベントですよね。そんな浴衣にもぴったりのアクセサリーを『つまみ細工』で簡単に作ってみませんか?
布で華やかなアクセサリーが作れる『つまみ細工』
江戸時代から伝わる伝統工芸『つまみ細工』は、布を折り畳んだりつまんだりしながら立体的な形を作っていきます。小さなモチーフであれば、端切れだけでも十分に作ることができます。また、布の素材を工夫すれば、洋服にもあうデザインのアクセサリーにもなりますよ!まずは、ご自宅で余っている布を探してみましょう。
つまみ細工で作るお花のピアスの作り方
それではさっそく、つまみ細工のお花のピアスを作ってみましょう。
材料
- お好みの布 1.5cm角×8枚、2cm角×2枚
※今回はコットンを使用。薄手の方が扱いやすくきれいに仕上がります。 - ピアス金具(またはイヤリング金具) 1組
※平皿付きのタイプが作りやすく、おすすめです - アクセサリー用パール 4mm×2個
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道具
作り方
- まず最初に、花びらのパーツとなる「丸つまみ」を作ります。1.5cm角の布を対角線で二つ折りにし、三角形を作ります。さらに二つ折りにします。
- ピラピラする方(写真下部)を下にしてピンセットで挟みます。下から上に向かって角を持ち上げ、それぞれを二つ折りにします。
- 頂点を含め、3つの角が集まった部分をボンドで接着して固定します。ボンドはできるだけ少なく付けるのが、きれいに仕上げるコツです。
真ん中の山折を手前に返すように、裏から押し広げたり、丸みを持たせるなどをして、花びらの形に整えていきます。 - 同じように、丸つまみの花びらパーツを合計8個作ります。
- ここからは花びらを組み立てていきます。まず、クリアファイルにボンドを薄く塗り、2cm角の布を張り付けます。
- 貼り付けた布の上に、丸つまみの花びらパーツを4つこのように並べ、ボンドで接着します。
- 花全体を仕上げます。ボンドが乾いたら2cm角の布ごと全体をクリアファイルからはがし、花を正面から見た時に、2cm角の布が見えないように、余分な布を切り落とします。花の中心に、パールを置いてボンドで接着します。
- 花の裏側にボンドを付け、ピアスやイヤリングの金具を接着して、完成です。
パーツを変えて、オリジナルのアクセサリーを
今回、花芯として付けたパールは、スワロフスキーなどのストーンやガラスビーズに替えてもOK。フェイクフラワー用のペップ(花芯)にすればナチュラルな雰囲気に仕上がります。ピアスやイヤリング用の金具は、ノンホールピアスなどに多い樹脂製も使えます。
コットン素材に慣れたら、他の素材にも挑戦!
布も、今回は扱いやすいコットン素材を使いました。作り慣れてきたら、ちりめん素材の布を使って、より浴衣や和装に合うつまみ細工を作ってみてもいいですね。
レシピをヒントに作ったアクセサリーで、お手持ちのアイテムを華やかに
今回作ったモチーフは、ピアスやイヤリング以外にも応用できます。昔ながらのかんざしを作ってみたり、バッグを飾るミニブローチ、財布に提げる根付、シューズアクセサリーなどアレンジを楽しんでくださいね。