つまみ細工のアクセサリーにビーズを組み合わせるアレンジ法は、少し洋風の雰囲気が出たり、パーツが揺れる様子も味わえたりして、楽しみが広がります。今回は、つまみ細工の手法「二重丸つまみ」とビーズを使って作るピアスの作り方をご紹介します。
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カラーや柄の組み合わせで楽しめる「二重丸つまみ」
二重丸つまみは、2枚の布パーツを微妙にずらして重ね、二重にした状態で丸つまみを作るつまみ細工の手法です。2枚重ねですのでボリューム感も出ますし、2枚をそれぞれ違う色にしたり、片方を柄物にしたりして、組み合わせを楽しむこともできるのがポイントです。
二重つまみのピアスの概要
所要時間
約1時間
仕上がりサイズ
約1.5㎝×約3㎝
二重丸つまみのピアスの材料と道具
材料
- 羽二重(白) 1.5㎝角×10枚
- 羽二重(黄) 1.5㎝角×8枚
- アーティスティックワイヤー#26 約8㎝×2本
- 丸カン(直径4㎜) 2個
- ピアス金具(平皿・丸カンつき、直径7㎜) 1組
- しずくビーズ(チェコガラスパール、横穴、7㎜×12㎜) 2個
- パール(直径4㎜) 2個
道具
二重丸つまみのピアスの作り方
それではさっそく、二重丸つまみのピアスを作ってみましょう。
作り方
- 羽二重(白・黄)を二重丸つまみにして花びらを作ります。二色の羽二重をそれぞれ対角線で二つ折りにし、三角形を作ります。黄色の上に白を2mmほどずらして重ね、さらに二つ折りにします。
ピラピラする方を下にしてピンセットで挟みます。
下から上に向かって角を持ち上げ、それぞれを二つ折りにします。
頂点を含め、3つの角が集まった部分をボンドで接着して固定します。ボンドはできるだけ少なく付けるのが、きれいに仕上げるコツです。
固定できたら、真ん中の山折りをピンセットでつまんで手前に返します。
- 1の要領で花びら8枚を作ります。
羽二重(白)1.5㎝角2枚をクリアファイルに貼り付けます。
それぞれの上に花びら4枚を十字型にバランスよく並べ、ボンドで貼り付けます。
ボンドが乾いたらクリアファイルに貼った布ごとはがし、花を正面から見たとき、周囲に布がはみ出して見えないよう、余分な布を切り落とします。
花の中心にパールをボンドで接着します。
- しずくビーズにアーティスティックワイヤーを通し、2㎝の所で曲げます。
先ほど曲げたのとは反対側のアーティスティックワイヤーを、しずくビーズに沿わせながら曲げます。
アーティスティックワイヤーが交わったところを3回ほどねじります。
短い方のアーティスティックワイヤーの余った端をニッパーで切り落とします。
丸ヤットコの先に長い方のアーティスティックワイヤーを巻き、輪を作ります。
アーティスティックワイヤーを下に向かって2~3回巻き付けます。
巻き終わりをニッパーで切り落とします。
- 平ヤットコで丸カンを開き、ピアス金具の丸カンとしずくビーズパーツの輪を通して閉じます。
ピアス金具の平皿に速乾水性系接着剤をつけ、花の裏側から乗せて接着します。
- 接着剤が乾いたら完成です。
イヤリングやヘアピン、リボンと組み合わせてさまざまなアクセサリーに
今回はピアス金具を使いましたが、丸カンがついていればイヤリング金具で作ることもできますし、ヘアピンのワンポイントとしてアレンジするのもおすすめ。蝶結びのリボンの結び目に付けて、シューアクセサリーやブローチにしても素敵ですね。ぜひ、いろいろなアクセサリーにアレンジしてみてください。
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