色んな場所を掃除できるお役立ちアイテムのアクリルたわし。これまでにも色々なアクリルたわしのレシピをご紹介していますが、今回は、かわいく見えてしっかり実用的なアクリルたわしを作ってみます。
アクリルたわしの使い道やメリットについては、以前イノシシのアクリルたわしのレシピでも触れていますので、あわせて読んでみてくださいね。
お掃除に役立つミニサイズのアクリルたわし
さて、お掃除をしていて一番大変なのは、どんな場所ですか?
部屋の隅や溝などの狭くて細かいところや、コップや水筒など、細長くて手が届きにくいところではないでしょうか。きちんと掃除したはずなのに、汚れが落ちていなかった・・・ということも多いですよね。
そんな問題を解決するために今回作るのは『ミニアクリルたわし』です。
完成サイズは縦5cm×横6cmと、手のひらでぎゅっと握りしめられるサイズ感。ハートのぷっくりした部分が細かい部分の汚れを洗ってくれるので、見た目も可愛くて機能性もばっちりのアクリルたわしです。
編み上がったらそのまま握って使っても良いですし、スティック状の持ち手を付ければさらに便利なお掃除グッズに。
ハート型のミニアクリルたわしの作り方
まずは、持ち手を付けないタイプの作り方です。
こちらの編み図を見ながら編んでいきましょう。
材料
- 毛糸(極太・アクリル)
- かぎ針 9/0号
- とじ針
作り方
- まずは円を編んでいきます。1段目は細編み4目から編みはじめ、増やし目をしながら、2段目は8目、3段目は12目、4段目は16目、5段目は増減せず16目で編みます。するとハートの下のつんととがった部分が出来ます。
- 次にハートのぷっくりした部分を編んでいきます。まずはこちらの編み図を見ながら、片方ずつ編んでいき、最後にとじます。1段目は全部で16目あるので、半分の8目細編みをします。2段目は増減なしで8目細編みします。3段目は減らし目をして4目にします。(段数は本体部分と別で数えています。)
- 編むとこうなります。
- 同じ編み方でもう片方編みます。
- ハートの上部は開いている状態です。
- ぷっくりとさせるために毛糸を中に入れます。今回は同じアクリル毛糸を使いますが、他のものでも大丈夫です。掃除後に水に濡らして洗うので、乾きやすい素材の布などもおすすめです。ご自身の好きなぷっくり具合まで入れてください。
大きなかたまりで入れるよりも、2~3個に小さく分けて入れると形も綺麗に整います。 - 好きなぷっくり具合になったら、同じ毛糸でかがり縫いをしてハートの上部を閉じます。形をくっきりさせるために、ハートの谷間部分を2~3回ぐるぐるとかがるのがポイントです。
- 完成です!色んなカラーでたくさん作ると、並べておくだけでも可愛いインテリアになります。
もっと便利な、持ち手付きたわしにアレンジする方法
コップの底や、棚の奥の方や隙間など、手の届かないところがたくさんありますよね?
お次は、そんな細かな場所のお掃除に使える、まるで魔法のステッキみたいな棒付きのアクリルたわしを作っていきましょう!
材料
- 毛糸(極太・アクリル)
- かぎ針9/0号
- とじ針
- 棒(割り箸など) 1本
- アクリル絵の具
- 接着剤
作り方
- 作り方は簡単です。先ほどのレシピでハートを編み、シンプルに棒をつけるのみです。ただ、1つだけポイントがあります。ハートを編み終わった後に棒を挿し込んでも良いのですが、形が崩れてしまう恐れがあるので、最初の円を編む時に棒を挿して円を絞っておくということです。
少し編みづらいかもしれませんが、棒が抜けないように気を付けて編んでください。 - 最後に、棒とハートの下の部分を接着剤でしっかりつけたら完成です。
今回はアクリル絵の具で塗装した割り箸を使用しましたが、ストローなどでも代用できます。力を入れても折れないものであることが大事です。
かわいいお掃除グッズで毎日の家事を楽しく
面倒だけど大切なお掃除。毎日することだからこそ、かわいい道具を味方につけて少しでも楽しい気持ちになっていただけたらなと思います。
今回はアクリル毛糸を使ってお掃除用具としてご紹介しましたが、毛糸の素材や太さを変えてハート型のアクセサリーにしてみたり、お部屋のオーナメントにしてみたりと、応用すると色々な作品が出来ますので楽しみながら編んでみてくださいね!
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。