初級編では、平面で作るつまみ細工をご紹介しましたが、中級編では少し難易度をあげて、立体的なつまみ細工の作り方をご紹介いたします。
ぜひ初級編をご覧いただいてから、お家にある余った布を利用して、こちらの中級編にチャレンジしてみて下さいね。
初級編を応用した、『立体』のつまみ細工
初級編では花びらの数は6~12枚ほどで作りましたが、立体の場合は30枚の花びらを使用します。
平面で作るつまみ細工よりもボリュームがあり、華やかになります。ヘアアクセサリーなどで大きな立体つまみ細工ひとつだけをあしらっても、存在感がありとても素敵です。
綺麗に作るコツは、全体のバランスをしっかり整えながら作ること。花びらひとつひとつを綺麗に貼り付けていけば、とても素敵なお花を作る事ができます。
立体つまみ細工に必要な材料
まずは材料を揃えていきましょう。
材料と道具
①10㎝四方の布 1枚
②球体の発泡スチロール 直径5cmを半球に切ったもの(100円ショップで購入できます)
③4cm四方の布 30枚
④4cm四方の布 30枚(二重つまみで作る場合のみ、2色目を用意して下さい)
⑤定規
⑥飾り用パールやビーズ
⑦クリアファイル
⑧ハサミ
⑨布用カッター(③、④をカットする時に便利です)
⑩ピンセット
⑪爪楊枝
⑫木工用ボンド
⑬洗濯バサミ
⑭カッティングマット
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立体つまみ細工のお花の作り方
それでは、作ってみましょう!
作り方
- カッターで半球に切った発泡スチロールに、花びらと同じ色の布を貼り付けます。空気を抜くよう、シワが寄らないように貼り付けるのが綺麗に貼るコツです。
- 余った生地は十字になるように集め、発泡スチロールに沿うようにしてハサミでカットします。
- そのまま10分程乾かします。
- 裏側に長く残った生地は、角を中心に切り落としておきます。残った部分に下の写真のように切り込みを入れ、発泡スチロールにボンドを伸ばして布を貼り付けます。
- 初級編と同様、剣つまみの花びらを作ります。(方法は初級編でご紹介しているので、ここでは省略します。)
- 30枚すべてを作り終わったら、花びらを貼り付けていきます。(洗濯バサミが足りない場合は10枚ずつ分けて作っても大丈夫です。)まず、一番高い位置に6枚貼り付けます。
半球に付けていくのでボンドは少し多めにして、花びらと土台に隙間がないように貼り付けます。3分程乾かします。 - 2段目は、最初に貼った花びらの間にくる様にして、6枚貼り付けます。貼るときは横から見た時に、6枚の花びらが同じ高さになる様にすると仕上がりが綺麗です。
- 横から見るとこのようになります。また少し乾かします。
- 3段目は、2段目の花びらの間に2枚ずづ貼り付けていきます。◯が3段目の花びらになります。全部で12枚貼り付けたら、また乾かします。
- 4段目は、花びらの先端を3mm程カットします。
- 花びらの裏と、切った部分にもボンドを付けて、2段目の後ろに6枚貼り付けます。写真の◯部分が4段目になります。貼り付けたら、乾かします。
- 4段目までの花びらを貼り終わると、このような形になります。
- 最後に中心にボンドを乗せ、お好みのパールやビーズをつけます。
- 完全に乾いたら、立体つまみ細工のお花の完成です!
色や生地を変えたり、花びらの枚数を変えてアレンジ可能
基本的な立体つまみ細工の作り方をご紹介しましたが、お好みで花びらの枚数を増やしたり、生地の色を変えたり、表面だけ丸つまみで作ったりしても可愛いです。ぜひ自分なりのアレンジをしながら、作ってみて下さい。
上級編!豪華なつまみ細工のかんざしを作ろう
さて、次の上級編では、初級編と中級編で作ったつまみ細工を和装にぴったりなヘアアクセサリーにする方法をお伝えします。
七五三や成人式など、お着物に合わせるとぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
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