街中ではきらびやかなクリスマスツリーが目を楽しませてくれる季節がやってきました。
ところで、街のクリスマスツリーは、よく見ると大きな花壇や鉢に入っていますよね。これを見ると、「小さな鉢があれば、ミニサイズのツリーが作れそう」と思えてきませんか?
今回は、ご自宅で手作りできるクリスマスツリートピアリーのレシピのご紹介です。
お出かけ先で綺麗に飾られたツリーがあったら、そのデコレーションや色の組み合わせなどを参考にして、ぜひ作ってみてくださいね。
プリザーブドフラワーのアジサイをもみの木に見立てて
さて、まずはツリーを作る素材のお話をします。本物のもみの木のような小さな木を園芸店などで探しても良いのですが、今回のレシピでツリーとして使用するのは『プリザーブドフラワー』です。
プリザーブドフラワーは生花に特殊な処理をすることで、枯れずに長く楽しめるお花です。作品に生花を使用するといずれ枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーならば長く楽しむことができるので、きれいに保管しておけば、毎年クリスマスが来るたびに飾ることができますよ。
近年、プリザーブドフラワーは身近に手に入るようになり、ネットショップやホームセンター、手芸店でも見かけるようになりました。特に、今回使用するのは、比較的安値で手に入るプリザーブドのアジサイと、100円ショップで手に入る資材のみ。
飾り付けは小さなお子様でも簡単にできますので、楽しみながら一緒に手作りしてみてください。ワイヤーを使用する作業がありますので、安全のため、ワイヤリングは大人の方にやっていただくことをオススメします。
まずは、材料を集めましょう!
材料
- プリザーブドフラワーアジサイ(グリーン系)
- シナモン(ドライフラワーコーナーなどにあります)
- パールボール(ゴールド)
- リボン(太さ3mm)
- ブートニアピン(なければまち針)
- 鉢となる容器
- カラーフォーム(土台。あらかじめ作りたい高さの三角錐にカットしておきます)
- 手芸用の綿
- ワイヤー(裸線ワイヤー#24・地巻ワイヤー#26)
道具
- グルーガン
- クラフトハサミ
- ブリックカッター(なければ普通のカッター)
プリザーブドフラワーのクリスマスツリートピアリーの作り方
作り方
- 容器の大きさに合わせて、カラーフォームを切ります。容器より1cmほど低くセットできるように切りましょう。
- カラーフォームをグルーガンで容器に固定しましょう。
- 真ん中に穴を少し開けておきます。ここにシナモンを挿して、木の枝となる部分を作ります。
- グルーガンでシナモンを固定します。ここでしっかり固定しないとシナモンが倒れてしまうので、必ずたっぷりのグルーガンで固定してください。
- シナモンの上の部分1cmほどにカラーフォームを差してから一度抜き、できた穴にグルーガンをたらしたら、再びシナモンにカラーフォームを差して固定します。
- 土台を隠すように、綿を固定します。その際、Uピンをワイヤーで作り、綿に差すと固定しやすいです。また、たっぷり使用すると可愛いです。これで土台の完成です。
- アジサイをワイヤリングします。≫ワイヤリングの詳しい方法はこちら≪
- 三角錐にカットしたカラーフォームの下側から一周するようにワイヤリング済みのアジサイを差していきます。順番に上までアジサイを差していくと、このようにツリー型になっていきます。
- 飾り付けをしていきます。まずはパールボールをバランスよく配置します。(あまり飾りが多くない方がバランスが取れます。私は5個ほど使用しました。)
- リボンを作り、ブートニアピン(なければまち針)で飾りつけしていきます。手芸屋さんで購入できますので、できれば細いリボンをお使いください。飾り付けができたら、完成です!
いかがでしたでしょうか?
今回はシンプルにパールボールとリボンのみで飾りつけしましたが、お好みの資材をご用意くださいね。ただ、ミニサイズのトピアリーなので、あまり重い飾りだと倒れてしまう可能性があります。
また、もみの木に見えるようにグリーンのアジサイを使用しましたが、他のカラーでお作りいただいてもとても可愛く仕上がりますよ。ぜひ、お好きな色で作ってみてください。