クリスマスリースを飾りたいけれど、お部屋のインテリアに合うデザインが見つからない……なんてこと、ありますよね。自作のリースも、材料や手間を考えると難しそうだと二の足を踏んでいる方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが、木の枝のクリスマスリース。身近な材料と道具で、大人のお部屋のインテリアにも映える素敵なリースが出来上がります。
白くペイントした木の枝でナチュラルなクリスマスリースを
今回ご紹介する木の枝のリースは、ナチュラルな雰囲気と落ち着いたデザインがポイント。木の枝を白く塗ることで、クリスマス文化の本場である北欧に多い、白樺の木のような質感を醸し出せます。
装飾も、クリスマスカラーはアクセント程度にとどめて、松ぼっくりや色味を抑えたフェイクフラワーなどを多めにレイアウトするのがおすすめです。
木の枝のクリスマスリースの材料と簡単な作り方
それではさっそく、木の枝のクリスマスリースを作ってみましょう。
材料(出来上がりサイズ直径約20㎝)
- 木の枝 適量(拾ってきたものでも、市販されているものでもOKです。見本では30cm~40cm前後の枝を5本使っています)
- 装飾用のオーナメントやフェイクフラワーなど
- 白色の水性ペンキまたは絵の具(枝に色をつけない場合はなくてもかまいません)
道具
- グルーガンまたは木工用ボンド
- 枝切りハサミ
作り方
- 材料を用意します。拾ってきた木の枝を使う場合は、あらかじめ洗ってよく乾燥させてください。
- 木の枝を短く切り分けていきます。だいたい5cmほどの長さが使いやすいでしょう。
- いくつか枝分かれの部分を残すようにすると、木の枝らしさが出ていい雰囲気になりますよ。
- 切った枝を水性ペンキ(絵の具)で白く塗っていきます。ムラや塗り残しはあまり気にせず、ざっくりと仕上げてかまいません。塗らずに、そのままの木の色を残すのも表情豊かになっておすすめです。
- 日当たりと風通しの良いところで、水性ペンキ(絵の具)をよく乾かします。
- 乾いたら、平らな場所にリースのイメージで枝を並べて、全体のイメージを固めていきます。
- 先ほど残しておいた枝分かれの部分をアクセントにすると、雰囲気が出やすいです。
- グルーガン(木工用ボンド)で並べた枝を固定していきます。まず太い枝どうしを固定して輪っかを作ると、その後も組みやすいです。
- 太い枝の輪ができたら、細い枝も載せていきましょう。
- リースのベースが完成しました。
- バランスを確認しながら、装飾用のオーナメントやフェイクフラワーなどをグルーガン(木工用ボンド)で固定していきます。
- ボンドが乾いたら、木の枝のクリスマスリースの完成です。
木の枝を増やしたり、オーナメントやリボンなどを足して自由にアレンジを
載せていく木の枝を増やしてリースに厚みを出すと、全体が太くなり、装飾を増やしてもバランスがとりやすいです。
園芸用ピックなどにもクリスマスモチーフのかわいいものがありますので、装飾に活用してみましょう。リボンやリネンコード、毛糸などを巻いたり、雪に見立てて綿や羊毛フェルトを散りばめたりするのもおすすめです。
ドアにかけるだけじゃない、素敵なリースの楽しみ方
できあがったリースは、フックにかけてドアや壁を飾ってもいいですし、机に置いておくだけでも絵になります。ミニチュアのイーゼルに立てかけたり、ぬいぐるみに抱えさせたりするのもおすすめ。小さめに作ってワインボトルにかけたりしてもいいですね。ぜひ、いろいろな飾り方で楽しんでみてください。
さまざまなアレンジの可能性が広がって楽しい、木の枝のクリスマスリース。シンプルな造りなので、お子さんと一緒に作ったり、飾りつけをするのもおすすめです。あなただけのリースで、素敵なクリスマスを迎えてくださいね。
最初はキットを使って作るのもおすすめ
「チャレンジしてみたいけど、材料や道具を買いに行く時間がない・・・」という方は、まず必要な材料が入っているキットから始めてみませんか?Craftieのハンドメイドキットサービス「Craftie Home」では、手軽にリース作りを始められるオリジナルキットをご用意しています。
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