花模様やイラストも素敵ですが、透明樹脂の『レジン』を上手に使うことで、本物のお花を立体のまま、みずみずしいツヤのあるアクセサリーにすることが出来ます。
前回の記事では、レジンと押し花を使ってパスケースやミラーをデコレーションするレシピをご紹介しました。
今回は、そんなレジンを使って、プリザーブドフラワーのお花をあしらった立体的なブローチを作るレシピをご紹介します。パーツを変えて、お揃いでネックレスやピアスを作るのも素敵ですよ。
レジンを使って、枯れないお花のアクセサリー作り
樹脂の一つであるレジンは、透明感とツヤがあるアクセサリーを作ることが出来るのが魅力です。プリザーブドフラワーや押し花を使えば、枯れないお花のアクセサリーになります。
レジンでお花を閉じ込めた作品いろいろ
たとえば、こちらはアジサイのお花をレジンでコーティングし、ピアスとネックレスにした作品です。
フレームを付けたり、また、色の組み合わせを変えることによって、様々な雰囲気の作品を作ることが出来ます。
レジンでつやつや、お花のブローチとネックレスの作り方
今回は、アクセサリーの中でも人気が高く、プレゼントとしてもおすすめしたいブローチとネックレスの作り方をご紹介します。ちょっとひと手間とオリジナリティを加えて、手作りしてみてくださいね。
資材店はパーツクラブや貴和製作所など、有名なお店へ行ってみると様々な資材が並んでいます。キットなども売られていますので、「まずは気軽に初めてみたい」という方にはオススメです。
ブローチのレシピ
ブローチの場合は、資材店に販売されているブローチ土台を使うことで簡単に作ることができます。
材料
- ブローチ土台(ブローチはスカーフに留めるようなバネタイプやピンタイプがあります。用途に合わせて選びましょう。)
- パール
- プリザーブドフラワー(ここではあじさいを使用しています。)
- UVレジン液
- テグス
道具
- レジン用の筆
- UVライト
作り方
- ブローチ土台に、テグスを使ってパールを編みこむか、レジンで接着します。(※レジン液はUVライトに当てることで硬化されます)
- プリザーブドフラワーにレジンを塗り、UVライトを当てて硬化させます。レジン用の筆などを使うと上手に塗ることができます。(ここで筆やようじを使って丁寧に塗ることが、綺麗な仕上がりにするコツです。)
- 表と裏の両方に、何度かレジン液を塗って硬化させることを繰り返し強度をつけます。
- ブローチ土台につけたパールの上にレジン液で接着します。(ずれないようにするには手で押さえながら硬化します。)
ネックレスのレシピ
ネックレスの場合も、お花や市販のメタルパーツを合わせて素敵なアクセサリーができます。ハンドメイドならチェーンの長さも調整することが可能です。
材料
- ネックレスチェーン
- 丸カン
- メタルフレーム(丸や四角など)
- プリザーブドフラワー
- 小さなパールなど(お好みで)
道具
- レジン用の筆
- UVライト
- ヤットコ
作り方
- レジン用の筆などでプリザーブドフラワーにレジン液を塗り、UVライトをあてて硬化させます。
- 表と裏に何度か塗り、硬化させて強度をつけましょう。
- メタルフレームの上に、加工したプリザーブドフラワーをのせて、レジン液を接着剤のように使って、ライトをあて硬化させます。
- お花に小さなパールなどをお好みでのせ、レジンで硬化させます。
- ヤットコを使って丸カンでチェーンとつないだら、完成です。
プリザーブドフラワーの選び方と保管方法
プリザーブドフラワーを使うメリットは、立体なところです。押し花は平たいですが、プリザーブドフラワー立体的なお花のアクセサリーが作れます。選び方のポイントとしては、濃い色のお花は退色が少ないので、濃いめがオススメ。直射日光や湿気の少ないところで保管しましょう。
レジンと押し花を使ってデコレーションするレシピを知りたい方は、前回のこちらの記事をご覧ください。