「押し花」というと、しおりやポストカードにしたりと、昔ながらの手芸や工作のイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。でも最近では、透明感がある「レジン」という樹脂素材を使って、ドライフラワーや押し花をアクセサリーや小物にアレンジすることも、人気が高まっています。
レジンで立体的なお花のアクセサリーを作るレシピを知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
今回は、日常の通勤や通学には欠かせないアイテムである「パスケース」を、押し花とレジンでデコレーションしてみましょう。華やかな雰囲気のパスケースは、バッグにつけても可愛いですよ。押し花やレジンを扱う際のコツや作り方も、わかりやすくお伝えいたします。
まず、UVレジンについて知りましょう
UVレジン液は紫外線で固まる樹脂で、もともとは接着剤等として使われていたものです。UV(紫外線)に当てることで素早く綺麗に接着することができます。そのためお花の退色を極力防ぎながら、きれいに固めることができます。また、お花専用のレジン液を使うことでさらに綺麗に仕上がげることができます。
材料を準備しましょう
押し花と、ラメ、パールなどお好みのデコレーション材料を用意します。
押し花は自宅でも作ることが可能です。自宅で作る際は、乾燥シート、ウレタンシート、ちり紙を重ねてお花を入れ、圧をかけます。
購入する場合は、押し花専門の通信販売もあります。通販でのおススメはお花屋さんが作っている押し花です。初心者の方には、ビオラやパンジー、こでまりなど花びらの数が少ないものが作りやすいと思います。
ラメやパールはアクセサリー資材のお店で購入できます。半球型になっている半パールや、貼り付け用ストーンを使うことで、出来るだけ平らに凸凹を防ぎながら表面を綺麗に仕上げることができます。
押し花とレジンで、きらきらパスケースの作り方
材料
- 無地のパスケース(色はお好きな色でOK)
- UVレジン液
- 押し花
- アルコール
- ラメ
- 半パール
- ストーン
道具
- UVライト36W
- レジン用筆
作り方
- パスケースにお好きな押し花を並べて、デザインを決めます。
- お花の配置が決まったら、デザインを覚えておいてお花を一度ティッシュなどの上に置きます。
- パスケースの表面を、アルコールを含ませたティッシュ(またはアルコールのウェットティッシュなど)で綺麗に拭き取ります。
- レジン液を筆で伸ばすように塗ります。
- 先ほど置いたお花を同じようにパスケースに並べます。
- UVライトで硬化させます。(約30秒~1分)
- 硬化したら、さらにその上にレジン液を筆で伸ばし、ラメを楊枝につけてふりかけるようにのせます。
- UVライトで硬化させます。
- 最後にパスケースに再度レジン液を塗り、半パールやストーンを置きます。
- UVライトで硬化させたら、出来上がりです!
押し花の扱い方のコツ
押し花は薄くて破れやすいため、ピンセットを使って押し花をそっと持つようにして丁寧に扱います。
また、押し花の保管の際は、厚紙などに乗せ、乾燥シートを入れて密閉できる袋に入れて保管します。直射日光や湿気のあるところは避けましょう。
応用すれば、ミラーなどの小物もデコレーションできます
今回ご紹介したレシピを使って、パスケースの他にも、折り畳みミラーなどの平たい小物(キーケースやお財布などの布以外の小物)に応用することができます。
押し花アイテムは母の日ギフトにもぴったり
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