ブライダルで使用するお花といえば、ウェディングブーケやブートニアを想像する方が多いかと思います。
女性が持つキャスケードブーケやラウンドブーケ、男性が身につけるブートニアなどに使用されている花材は、大きく分けると生花、プリザーブドフラワー、造花と3つに分けられます。
それぞれの良さがありますが、今回はプリザーブドフラワーで作るウェディングブーケやブートニアのメリットをお伝えしていきたいと思います。
プリザーブドフラワーは、結婚式後もインテリアとして長期間楽しめる
プリザーブドとは、英語の“preserved”のことで、「保存された」という意味を持っています。生花を特殊な技法で加工しているので、枯れることがなく水やりなどの手間もありません。
また、お手入れも簡単。絵具などに使用されている筆などでホコリを取ったり、ドライヤーの冷風でホコリを飛ばしてあげることで、きれいな状態を保つことができます。
そのため、結婚式が終わってもご自宅のインテリアとして長く飾っておくことができます。
豊富なカラーで、ドレスやタキシードに合わせた色のお花でブーケやブートニアが作れます
プリザーブドフラワーは、一度自然のお花の色を抜いてから専用の液で染色するので、生花にはないお色を作ることが可能で、最近では多数のカラーが用意されています。そのため、ご自分の好きなカラーのお花を探しやすいというメリットがあります。
また、色々なカラーのお花を組み合わせることで、オリジナリティあふれるブーケにアレンジすることが可能です。
ブライダルで一番人気のサムシングブルーを取り入れて。ラウンドウェディングブーケの作り方
ご自身でウェディングブーケを手作りしたい方に向けて、ブルーのローズを使ったブーケの作り方をご紹介します。
材料
- プリザーブドフラワー(ローズ)ブルー9輪 ホワイト9輪
- プリザーブドフラワー(ピンポンマム)5輪
- ストーンピック
- パールガーランド
- 裸ワイヤー 22号 24号
- フローラテープ(白)
- サテンリボン(36mm幅)
- チュール
- ティッシュペーパー
作り方
- 22号の裸ワイヤーを1/2にカットします。
- カットしたワイヤーの片側の先をフックにします。
- 花材の上からワイヤーを刺します。
- 24号の裸ワイヤーを花材の軸に横から刺し、中間点でワイヤーを折り曲げます。
- すべての花材のワイヤリングが終わったら、テーピングをします。
- チュールは25cm×25cmの正方形にカットし、1/3に折り曲げたら24号の裸ワイヤーでぐし縫いをし、縫い終わったら真ん中にギャザーを寄せ、ワイヤーを半分に折り曲げます。
- ラウンドになるように、テーピングをしながら組み立てます。
- 組み立て終わったら、一度テーピングした部分にティッシュを巻き付けます。
- もう一度テーピングをしたら、リボンを巻き付けます。
- 蝶結びしたリボンをグルーガンで軸につけ、パールガーランドを隙間につけたら完成です。
ウェディングブーケは、手作りするとオリジナルのアレンジが作れるだけではなく、コストも抑えることができます。
プリザーブドフラワーが初心者の方の場合、ご自分で作るのは難しいかもしれませんが、その場合は1Dayレッスンなどでお作りできる教室もありますので、ぜひ探してみてください。
一生に一度のウェディング。ステキなお式になりますように。