一つ持っていれば、家具のリメイクやインテリアの補修、手芸、アクセサリー作りまで様々な用途に活用できるグルーガン。今回はインテリアアイテムを中心に、グルーガンを使ったDIY工作のアイデアをご紹介します。
工作に大活躍する便利アイテム、グルーガン
100円ショップなどでも手軽に購入できるグルーガン。ちょっとした日曜大工や工作にも非常に便利なツールです。グルースティックと呼ばれる樹脂を熱して溶かし、冷えると固まる性質を利用して接着剤として広く使われています。
木工用ボンドなどとの大きな違いは、固まるまでの時間の短さです。温度が下がればすぐに固形化するので、ボンドなどのように固まるまでずれないよう押さえておく必要がありません。また、瞬間接着剤のように指についたら取れなくなってしまうということもないので、慣れてしまえば扱いはとても楽です。ただ、溶けたグルーやグルーガンの先端部分は高温になっているため、触れないように十分に気を付けて作業をしてください。
簡単でおしゃれ、グルーガンを使ったインテリアの工作
お部屋のインテリアとして人気のあるアルファベットのオブジェやパネル。おしゃれなカフェなどでもよく見かけますね。このアイテムにグルーガンでひと手間加えるだけでオリジナルのインテリアに早変わりします。
木製のアルファベットオブジェに造花やボタンなどを接着してデコレーションするだけで簡単でかわいいアクセントになります。
“Welcome”という文字のオブジェを選べば、玄関に置くインテリアとして、また結婚式のウェルカムスペースに置くアイテムとしても使えます。
また、黒板の周りにグルーガンを使ってタイルを貼っていくと、あっという間に素敵なメッセージボードに。
その他にも、シンプルな木箱や空き箱なども、貝殻や小枝、造花などをあしらうと豪華な小物入れに生まれ変わります。
すのこを使ったディスプレイラック
グルーガンは簡単な日曜大工にも使えます。すのこを使ってディスプレイラックを作るアイデアもおすすめ。100円ショップで手に入る小さなすのこに、グルーガンで小さな木箱をいくつか貼り付ければ、壁などに立て掛けて使えるディスプレイラックになります。フックを付ければカギやアクセサリーを掛けるのにも便利。釘いらずなので、日曜大工に慣れていない方やお子さまでも安心して作れます。
接着以外の用途にも色々楽しめるグルーガンの活用アイデア
グルーガンはアクセサリー作りにも大活躍。こちらの記事ではグルーガンを使ったアクセサリー作りのアイデアをご紹介しています。
他にも、ちょっと意外なグルーガンの活用方法がこちら。ホットスティックのグルーそのものでモチーフを描き、オーナメントにしてしまうというアイデアです。
グルーはある程度の粘度があるので、文字やイラストを描く事ができます。シリコン樹脂加工がしてあるクッキングシートまたはシールの台紙を用意して、その上に好きな文字やイラストを描き、グルーが固まったら、仕上げにアクリル絵の具やネイルカラーで色を塗ります。
出来上がったものは、リボンを通してオーナメントにしたり、アクセサリーのパーツにも利用できます。色つきのグルーを使えばカラフルなアート作品があっという間に完成です。
シーリングワックスをグルーガンで代用するアイデア
手紙を送る際に、封筒をおしゃれに封することができるシーリングワックスですが、このワックスもグルーガンで代用することができます。封する部分にグルーを垂らして、シーリングワックス用の金属製スタンプで型押しし、固まってきたら静かに剥がしてください。
今回はグルーガンを活用したDIYアイデアのご紹介でした。とっても便利なツールなので、ぜひ身の回りの小物や工作に活用してみてください。
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