DIYやハンドメイド好きの方の間で、便利アイテムとして人気を集めているグルーガン。樹脂でできたグルースティックを溶かしてのりとして使い、冷めると固まる特性を生かして様々な素材の接着に用いられています。今回は、そのグルーガンを使って手軽にアクセサリーを作る方法をご紹介します。
接着目的だけじゃない、グルーガンを活用してアクセサリーや小物をDIY
手芸や木工などの工作などで、木や布、プラスチックなどを接着する際にとても便利なグルーガンですが、活用できる場面は他にもあります。接着以外に、アクセサリーのパーツそのものをグルーガンで作ってしまうことも可能です。
色付きのグルーで簡単に指輪やブレスレットなどのアクセサリーを手作り
100円ショップなどでも手に入るグルースティックですが、最近はカラフルな色付きのスティックが販売されています。色付きのグルーを使えばあっという間に指輪やブレスレットなどのアクセサリーやチャームを手作りすることができます。
まずは一例として、グルーガンを使った指輪の作り方をご紹介します。
グルーガンで作る指輪の作り方
<材料>
- グルーガン
- お好みの色のグルースティック
- お好みでラインストーンやビーズなど
- シールの台紙など、表面がつるつるにコーティングされた紙(コーティングされたクッキングシートを使うことも可能ですが、グルーが剥がれない場合があります)
- 普段使っている指輪と同じ太さのペンや棒(このレシピではリップスティックを使用しています。)
<作り方>
1.指輪と同じ太さの棒の周りを、シールの台紙でぐるっと隙間なくくるみます。剥がれないよう、両端はセロハンテープなどで巻いて固定します。
2.グルースティックをグルーガンにセットし、グルーを少しずつ出します。台紙の周りを一周するように、グルーを付けていきます。レース模様のように線を描いたり、筆記体のアルファベットを描くようなイメージで自由に描きましょう。
3.完全に固まってしまう前に、お好みでラインストーンなどを貼り付けます。
4.固まったら、ゆっくりと台紙から外して、完成です!
大きさを変えて作ればブレスレットにもアレンジできるアイデアです。
シリコンモールド(型)とグルーガンを使った、ピアスやイヤリングのパーツの作り方
グルーガンを使って、様々なモチーフのハンドメイドアクセサリーのパーツを自作する事もできます。レジンアクセサリー制作などでよく使われるモールドを代用すると便利です。
<材料>
- グルーガン
- グルースティック
- 耐熱性のあるシリコン型
- アクリル絵の具やネイルカラーなど
<作り方>
1.お好みのシリコン型にグルーを絞り出して充填します。固まる前に、爪楊枝などを使って出来るだけ表面を平らにすることがコツです。
2.固まったら型からグルーを取り外します。
3.アクリル絵の具やネイルカラーを使って着色したら、完成です。不透明に仕上げたい時はアクリル絵の具、透明感を出したい時は透けて見えるネイルカラーがおすすめです。色付きのグルーを使えば着色の手間が省けます。
出来上がったパーツをイヤリング金具やピアス金具に接着する際も、グルーガンが使えます。素早く接着する自信がない方は、アクセサリー用の接着剤を使用しましょう。ペンダント用の台座に付ければ、ペンダントトップになります。
使わなくなったアクセサリー小物もグルーガンでお手軽リメイク
家にある使わなくなってしまった小物やアクセサリーも、グルーガンを使ってリメイクすることで、新たなアイテムとして生まれ変わります。
例えばシンプルなバレッタやヘアクリップは、グルーガンでお気に入りのデザインパーツを接着するだけで簡単にカスタマイズできます。ボタンや大き目のビーズなどをヘアピンやリングに付けるアイデアも素敵ですね。
是非、グルーガンをハンドメイドアクセサリー作りに活用して、作品の幅を広げてみてくださいね。