お気に入りの本や雑誌が増えてきたとき、「収納場所がない…」とお困りのことはありませんか?
自宅にある段ボールを使えば、手軽に本棚を手作りすることができます。
「お金をかけずに本を収納したい」「本棚を購入するまでの間、本を収納しておきたい」という方は、ぜひ段ボール本棚を手作りしてみてください。
今回は、段ボールを使った本棚の作り方を紹介します。
段ボールを使って本棚を作ろう
みかんの箱を使った、2段の段ボール本棚のレシピを紹介します。
みかんの箱以外にも、ペットボトルや洗剤など重いモノが入っているダンボール箱は強度があるため、本棚を作るのにおすすめです。
また、ダンボールにリメイクシートを貼って、お部屋にも馴染みやすいデザインに仕上げました。お好みで使用するリメイクシートのデザインを変えてみてくださいね。
材料と道具
材料
- 段ボール箱2箱
※使用した段ボールサイズ:1個あたり 約W370×H270×D200mm(みかん箱を使用)
道具
- カッター又はハサミ
- ガムテープ
- カッター又はハサミ
- リメイクシート
段ボール本棚の作り方
段ボール本棚の作り方を紹介します。
使用するダンボール箱の数を増やせば、棚板の段数を変えることもできます。
作り方
- 段ボールを2箱用意します。
今回はみかん箱を使いましたが、お好みのサイズのものでOKです。
重さのある本を入れるので、使用する段ボールは丈夫なものを選びましょう。
断面がWフロートになっているもの(画像上)や、段ボールの厚みが4mm以上のもの(画像下)などはしっかりしていてオススメです。
- 画像のように底はしっかりと閉じて、上は開いた状態にします。
赤い印の部分(長辺の蓋の手前側、短編の蓋の奥側端から1cm分)をカットします。
カットしました。
写真のように、蓋に干渉している のりしろ部分がある場合は取り除いておきましょう。
- 奥の蓋部分を内側へ折り込み、蓋の端をガムテープでしっかり留めます。
- 両サイドの蓋も内側へ入れて、ガムテープで留めます。
留める時は浮いてこないように、ガムテープの上からしっかりと押さえて密着させてください。
- もう1箱もここまでと同じ要領で加工します。
- 2つの箱の「ガムテープで蓋を留めた側」同士を、画像のように合わせて置きます。
- 2つの箱が離れないように、合わせた部分にガムテープを貼ってしっかりと固定します。厚みが増して頑丈なこの部分が、本棚の棚板になります。
しっかりと固定できました。
これで本棚のベースの完成です。
- お好みでダンボールの上からリメイクシートを貼りましょう。
お気に入りの包装紙でもいいですし、絵の具で塗って仕上げてもいいですね。
- 棚の角の部分は、写真のようにシートにハサミで切り込みを入れ、巻き込みながら貼っていってください。
真ん中や側面、お好みで奥や背面にも貼って、仕上げていきましょう。
- 棚全体にシートが貼れたら完成です。
奥にもシートを貼ってみました。縦置きで、文庫本や漫画を入れるとこのようになります。
横置きにすると高さのある絵本も収納できます。
軽いので、縦置き横置きを簡単に変えられます。
段ボール製なので、処分する時も簡単です。
段ボール本棚の魅力
段ボール本棚の魅力は、お金をかけずに手軽に作れることだけではありません。
軽くて丈夫、さらにカットしやすい段ボールだからこそ、さまざまな魅力があります。
持ち運びや処分がラクチン
木製やスチール製の本棚は、組み立てや持ち運びが大変です。引っ越しのときや、新しい本棚を購入したときには、粗大ごみに出す必要があり、処分にも手間がかかってしまいます。
段ボールを使った本棚はとても軽いため、組み立てや持ち運びがラクちん。いらなくなった際は、段ボールを小さく畳んで資源ごみとして簡単に処分できるという魅力があります。
サイズを自由に変えられる
市販の本棚は、お部屋のレイアウトにピッタリ合うサイズが見つからないことも少なくありません。段ボール本棚であれば、置きたい場所や雑誌のサイズに合ったものを作れるため、「購入後にサイズが合わなかった」という失敗も防げるでしょう。
段ボールのサイズを変えて、子どもの背丈に合った本棚を用意してあげるのもおすすめです。
段ボールを使った収納アイデアはほかにも
段ボールは、手軽に手に入るアイテムで、なおかつ丈夫・軽いといった特徴があるため、本棚だけでなくさまざまな収納グッズにアレンジできます。
使用する段ボールのサイズを変えたり、タイルや大理石風のリメイクシートなどを貼り付けたりすれば、おしゃれな収納ボックスに変身。化粧品やお菓子など、小さくて散らばりがちなモノの収納にぴったりです。
段ボールを使ったコスメボックスの作り方は、こちらの記事で紹介しています。
お部屋の収納に段ボールを活用しよう
ついつい増えがちな雑誌や漫画。
本棚を購入しなくても、自宅にある段ボールを使って簡易的な本棚を手作りできます。組み立てや処分もラクチンなので、一時的に収納場所を増やしたい場合にもぴったりです。
段ボールの大きさや箱の数によって、自由に形を変えられるため、収納したい本の高さやお部屋のレイアウトに合わせてアレンジしてみてくださいね。