絵の具と粘り気のあるペーストを使って描く、テクスチャーアート。絵の上手さに関係なくはじめることができ、誰でも気軽にアートを楽しめると人気を集めています。そんなテクスチャーアートに必要な道具から、初心者の方でもできる塗り方まで、分かりやすくご紹介。自分だけのアート作品で、お部屋を素敵に演出してみましょう♪
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テクスチャーアートとは?
テクスチャーアートとは、絵の具と粘り気のあるペーストで描く立体的な抽象画のことです。直感的なアートを楽しめるのが特徴で、特別な技術がなくても手軽に始めることができます。お部屋のデコレーションとしても最近注目され始めており、趣味や自宅のインテリアに取り入れる人が増えてきています。
テクスチャーアートに必要な道具
テクスチャーアートに必要な道具は以下です。
- アートをするキャンバスや紙
- ペインティングナイフ
- 筆
- アクリル絵の具
- ペースト
それぞれの選び方や使い方について、詳しく解説していきます。
アートをするキャンバスや紙
テクスチャーアートは絵の具とペーストを使い、キャンバスや紙などに描いていきます。アート作品には、布地を貼った木製のキャンバスを使うことが多いです。
また、キャンバスにも様々な種類があります。布や木の素材、大きさ、デザインなど。どれを選べば良いか悩みますが、初心者の方は仕上がりのイメージをしやすい小さめのものがおすすめです。
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キャンバスやパネルだけでなく、お好みの紙やキャンドルホルダー、スマホケースなどお好きなものにアートをできるのもテクスチャーアートの魅力です。ただし、素材によっては乾きにくかったり、紙の場合は縮んでしまうなど、注意も必要。描いてみたい素材があるなら、一度試し描きをしてペーストの乗り具合や状態を見てみるのも良いでしょう。
ペインティングナイフ
テクスチャーアートの道具として欠かせないのが、ペインティングナイフです。キャンバスに描くときはもちろん、絵の具とペーストを混ぜたり、混色をしたりするときにも使います。
ペインティングナイフにも素材やサイズなど様々な種類がありますが、持ちやすく、扱いやすいものがおすすめです。
筆
基本的にはペインティングナイフだけでもテクスチャーアートを楽しめますが、細かい調整や絵などを描きたいときには、筆があると便利です。先端が小さめのものがアートを描きやすくなります。
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アクリル絵の具
テクスチャーアートにはアクリル絵の具を使用します。アクリル絵の具は乾きやすく、色を混ぜたり塗ったりしやすいという特徴があり、テクスチャーアートに最適です。お好みの色を購入しても良いですし、色を混ぜて理想の色を作ってみるのも楽しいですよ。
ペースト
テクスチャーアートにはモデリングペーストを使うのがおすすめです。アクリル絵の具と混ぜて使います。立体感を出しやすく、乾くと不透明な白色になるため、美しいアートの動きや色を表現するのに最適です。
ペーストの代わりにメディウムを使うこともできますが、種類が多く、使用感も様々です。アートの幅が広がる可能性はありますが、最適なものを選ぶのが難しいため、初心者の方はモデリングペーストを使うのがおすすめです。
テクスチャーアートのやり方
必要な道具が揃ったら、さっそくアートを描いてみましょう!テクスチャーアートには決まったやり方がないので、思いのままにアートを楽しむことができます。基本的なやり方を元に、あなただけのアートを表現してみてください。
①好きな色を準備する
まずはアクリル絵の具をパレットなどに出して、お好きな色を準備しましょう。絵の具そのままの色を使うのも良いですし、色を混ぜてお好みの色を作ってみるのもおすすめです。この後ペーストを混ぜる手順で色味が薄くなるので、理想の色より少し濃いめに作るのがポイント。
テクスチャーアートは色の混ざり具合を楽しむアートでもあるので、一色ではなく何色か用意しておくと、より幅広いアートを表現することができます。
②ペーストを混ぜる
①で用意した好きな色に、ペーストを混ぜていきます。少しずつ足していき、滑らかな質感になればOKです。このとき、色を完全に混ぜても良いですし、あえて色のムラを残してグラデーションを楽しむのもおすすめです。
③アートを描く
ペーストが完成したら、いよいよアートを描いていきます。ペインティングナイフにペーストを取り、思うようにアートを描いていきましょう。いきなり本番を描くのが不安な方は、試し描きをしてみても良いでしょう。
実際に描いてみて、色を変えたい場合はペーストや絵の具を足しながら塗ることもできます。塗り方にルールはないので、いろいろな塗り方を試してみましょう。塗り終わったらよく乾燥させて、完成です。
テクスチャーアートのいろいろな塗り方
テクスチャーアートでは、いろいろな塗り方を楽しむことができます。塗り方の手順や名称、やり方などは、作家さんなどにより異なります。まずは、ご自身の好きな塗り方を楽しんでみるのがおすすめです。
花びらが重なり合うような塗り方
まるで花びらが重なるようなデザインが印象的な塗り方です。初心者の方でも塗りやすく、色のグラデーションを楽しむことができます。
立体感や動きを表現する塗り方
ペーストの動きを楽しめる塗り方です。立体感のある仕上がりになるので、飾ったときに見る角度によって見え方の違いも楽しむことができます。このように、テクスチャーアートでは塗り方によって仕上がりが大きく異なり、他にはない一度きりのアートを作り出すことができます。
Craftie Homeのキットでは、テクスチャーアートに必要な道具をお届けするだけでなく、基本的な塗り方も動画で学ぶことができます♪ まずはいくつかの塗り方をマスターしてから、自分なりのアートを作ってみませんか?
テクスチャーアートを上手に描くポイント
テクスチャーアートは、風景や動物を描くときのような「絵のスキル」は関係ありません。色の混ざり具合やペーストの流れなど、同じ作品は作れないため、その時に偶然できるアートを楽しむことができます。
そのため、上手に描こうと意識するのではなく、自由な発想で描いてみることが大切。決まった塗り方はないので、自分だけのアートを思いのままに作ることが、テクスチャーアートの楽しみ方と言えます。
まずはいくつか作品を作ってみて、「次はこんな色にしようかな」「こんな動きを表現してみたい」など、思いつくままにいろいろな作品づくりに挑戦してみてください。
スターターキットでテクスチャーアートをはじめよう!
Craftie Homeでは、テクスチャーアートに必要な専用ナイフからペースト、絵の具、ミニキャンバスなどがセットになったスターターキットを好評販売中です。アートの作り方は動画で詳しく解説しているので、はじめての方でも本格的な作品を作ることができますよ。
このBoxを作ったお客様の声をご紹介♪
材料が全て揃って届く♡しばらくハマりそう
楽しみにしていたテクスチャーアート。お洒落でなかなか良いんじゃない〜すごい集中できて楽しい♡たくさんやりたくなる!しばらくハマりそう😉 材料が全て揃って届くからお手軽で色んなクラフトができて楽しいです。( Instagram投稿・@hana_rei0712 )
ガラスにも着色できて、リメイクにも!
Craftie Home Box で制作した、ミニキャンバスの飾りとキャンドルホルダー。普通のガラスにも着色できるので色々な空き瓶をリメイクするのもよさそう。 すっかりハマって、週末絵の具とか材料買い足してきました。 このテイストの置物増えそうな予感。( Instagram投稿・@kikirurusan )
思うがままが楽しい時間𖧷次は子供と一緒に
思うがまま!が楽しい時間でした。ペインティングナイフの使い方が難しくて……また時間を見つけて挑戦したいです。今度は3歳の娘と一緒にやりたいな𖧷( Instagram投稿・@ourin_9 )
意外と簡単で時間を忘れて没頭♪
ずっとやりたかったテクスチャーアート✨💕 時間を忘れて没頭出来た✨ これは他の色でも作ってみたくなった♪♪ 意外と簡単なので気になる方は是非( Instagram投稿・@yuuubarin410 )
Craftie Homeスタッフも作ってみました
インテリアに加えるならシンプルに白っぽいデザインにしようか…と考えていたのに、絵の具があるとつい色を作ってしまうという😅 フラワーペタルは技法的には上達した気がしつつ、色がくすみ過ぎたため爪楊枝で原色を後づけしやや強引にコントラストを調整。個人的にはやはりスターダストが一番作りやすい…と改めて思いました笑( Craftie staff rei )
テクスチャーアートでアーティスト気分を楽しもう♪
必要な道具が揃えば、あとは思いのままにアートを楽しめるテクスチャーアート。はじめはどんな風に描けばいいのか悩んでしまうかもしれませんが、その時にできる色やデザインが世界にひとつだけの作品に仕上がる魅力があります。
ぜひ、この記事を参考に、テクスチャーアートでアーティスティックな作品づくりを楽しんでみてくださいね。