大切な印刷物や写真などを保護したり、丈夫にしたりするときに活躍するラミネートフィルム。ラミネートフィルムは100均でも手に入るため、用途に合わせて手軽にラミネート加工を施すことができます。
今回は、ラミネートフィルムを使ったラミネート加工のやり方と、アレンジアイデアをいくつかご紹介します。
ラミネートフィルムって?
ラミネートフィルムは、紙の耐久性や防水性を高めたり、折れ曲がるのを防いだりできる便利アイテム。上下2枚の薄いフィルムの間に印刷物や写真などを挟んで、貼り合わせて使用します。
ポスターや店舗内のメニューなどさまざまな用途で用いられていますが、紙を使ったハンドメイドにも活用できます。画材店やホームセンター、大型文具店、100均でも手に入りますよ。
貼ってカットするだけ! ラミネート加工のやり方
専用のラミネーターがなくても、手貼り用のラミネートフィルムならフィルムを貼り合わせてカットするだけでラミネート加工ができます。ここからは手貼り用のラミネートフィルムのやり方を紹介します。
ラミネート加工に必要な材料と道具
材料と道具
- ラミネートフィルム(手貼り用のもの)
- 紙や折り紙(ラミネート加工したいもの)
- 定規
ラミネート加工のやり方
手順
- ラミネート加工したい紙を用意します。今回は、折り紙をカットした「しおり」を用意しました。
- ラミネートフィルムの薄いフィルムをゆっくり剥がして、間に貼りたいものを挟みます。
- ホコリや気泡が入らないようにゆっくりとフィルムを貼り付け、定規で空気を抜きます。
- 定規などの固いものでこすり、しっかりと密着させましょう。
- しおりの周辺5mmくらいを残してカットします。ギリギリに切ってしまうとラミネートが剥がれてしまうので注意してください。しおりの形に沿ってフィルムをカットしたら、完成です。
ラミネートのかわいい活用アイデア
ラミネートには、色々な活用方法があります。ここからは、ラミネートフィルムを使って作る、ハンドメイドの活用アイデアを3つご紹介します。
子どもの絵をしおりやカードにアレンジ
思い出が詰まったかわいい子どもの絵を「ただ保管しておくのはもったいない!」と思う方も多いのでは? スケッチブックや折り紙などにお絵描きした絵をカットして、ラミネート加工すれば、本のしおりやカードにアレンジできます。
自分で描いた絵がしおりやカードに変身する姿を見ると、子どもたちもきっと盛り上がることでしょう。破けにくく、水に濡れても大丈夫なので、大切な絵をコレクションとして保存したいときにもぴったりです。
思い出のお花を「押し花」に
押し花をキレイな状態で保存したいときに、ラミネートフィルムが活躍します。ラミネート加工をすることで、摩擦や空気から押し花を守って長く楽しめます。
また、ラミネートフィルムは透明なので、花が浮いているような幻想的な美しさを楽しめるのも魅力。額に入れて飾ったり、しおりとして使ったりするのもおすすめです。
大切なカードの保護に
誕生日やパーティなどで大切な人に贈るカード、またはもらったカードを大切に保管するのにもラミネートフィルムを活用できます。カードの耐久性がアップするので、長く大切に保管したいとき、お部屋に飾りたいときなどにぴったりです。
ラミネートフィルムには光沢があるもの、マットなものなど種類があるのでカードのデザインや質感に応じて選びましょう。
ラミネートでペーパーアイテムをアレンジしよう
印刷物や写真、お手紙など、大切な紙を保護してくれるラミネートフィルム。専用の機械がなくても、手張りのラミネートフィルムがあれば手軽にペーパーアイテムのアレンジを楽しめます。
子どもの絵や大切な人からもらったカードなどを保護したいとき、しおりやカードとして使用したいときなど、活用アイデアもさまざま。ぜひラミネートフィルムを使って、ハンドメイドの世界を広げてみてはいかがでしょうか。