母子手帳やおくすり手帳、診察券などのカード類はまとめておきたいもの。ところが、ちょうどいいケース、好きなデザインのケースがないということも多いかもしれません。今回は母子手帳やおくすり手帳、診察券カード類をまとめるのにぴったりな母子手帳ケースの作り方をご紹介します。
診察券や母子手帳を一緒に収納できる「母子手帳ケース」
赤ちゃんを連れて病院に行くときは、オムツやミルク、着替えなどの荷物がいっぱい!この状態で、受付で診察券や母子手帳をカバンから出すのは至難の業です。そんな時、ケースに診察券や母子手帳がまとまっていると、スムーズに取り出すことができます。
日頃から病院で必要なものをまとめておけば緊急で病院に行かないといけなくなった時も、この母子手帳ケースを持ってすぐに出かけられます。子どもたちに1つずつ用意しておくと、とっても便利なので、ぜひ作ってみてくださいね。
この母子手帳ケースについて
この母子手用ケースには、母子手帳・おくすり手帳・診察券カードが6枚入ります。ほかにもポケットがあるので、予防接種関係の書類なども一緒に収納できるようになっています。
完成サイズ
約23cm×16cm×2cm
所要時間
約2時間
母子手帳ケースの材料と道具
材料
- 表布・裏布 約縦25cm×横35cm
- 接着芯 約縦25cm×横35cm
- フェルト布(ポケット用) 約30cm×40cm
- バイヤステープ(両折タイプ、アイロンかテープで接着するもの) 約120cm
今回は幅11mm、縫い付けるタイプのバイヤステープを使用 - ファスナー 約60cm
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道具
- 布切りハサミ
- ミシン糸
- ミシン針
- ミシン
(ミシンを持っていない方はおすすめミシンの記事も見てみてください。)
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母子手帳ケースの作り方
それではさっそく、母子手帳ケースを作ってみましょう。
作り方
- 表布・裏布・接着芯を用意します。
表布・裏布・接着芯のサイズがバラバラの場合は、それぞれ縦23cm×横33cmになるようカットします。
- ポケットの布を切り出します。
ポケットは端の処理が不要なフェルト布で作ります。まずは、下記の通りにカットしましょう。
右側ポケット 8cm×14cm
左側ポケット 23cm×11cm×1枚、23cm×14cm×1枚
- ポケットを3段付けます。
まず裏布の右端、上から4cmの位置に8cm×14cmのポケット布の口がくるように裏布とポケットを重ね、ポケットの底から5mmのところをまっすぐ縫います。写真ではステッチが見やすいよう赤くしていますが、フェルト布に合う色の糸を使ってください。
続いて、もう1枚の8cm×14cmのポケット布を、先ほど縫いつけたポケットの口から5cmの位置にくるように重ね、ポケットの底から5mmのところをまっすぐ縫います。
次は、9cm×14cmのポケット布を、裏布の下端に合わせて重ね、底から1cmの所をまっすぐ縫います。さらに、ポケット布の左端から5mmのところを3枚まとめて縦に縫います。
最後に、ポケットの中心(左右端から7cm)をまっすぐ縫います。これで右側ポケットは完成です。
カードや診察券などを縦に入れられるポケットが6つできました。
- 接着芯・表布・裏布を重ね、左側のポケットを縫い付けます。
左側ポケットを縫う前に、表布の裏側にアイロンで接着芯を貼り、裏布と重ねます。
裏布の左端に合わせて大小のポケット布を重ね、全体の上端・下端から1cmのところをそれぞれまっすぐ縫います。これで左側ポケットも完成です。
- ファスナーを縫い付けます。
まず下準備として、四隅を丸くカットします。こうすることで、ファスナーを縫い付けやすくなります。
ファスナーを開け、本体の中心で向かい合うように左右の端を待ち針で留めます。そのままぐるりと一周するように待ち針で留めていき、それに沿ってミシンでファスナーを縫い留めます。待ち針をつけたまま縫うのが難しい場合は、しつけ縫いをして待ち針を抜いてからミシンで縫いましょう。
縫い目がファスナーの歯に近すぎると開きづらくなるので、なるべく端に近いところを縫うのが使いやすくするコツです。また、ファスナーの端を45度に折って、端を縫い込むようにすると、ほつれにくく、きれいに仕上がります。
- バイヤステープで端を包んで仕上げます。
バイヤステープの中心の折り目を開き、テープ式の場合は上端から1cmほどはく離紙をはがし、上端を5mmほど内側へ折ります。そのまま、はく離紙をはがしながら本体の縫い代を包むようにしてぐるりと接着します。アイロン式の場合は中心の折り目を開いて5mmほど内側へ折り、本体の縫い代を包むようにしてぐるりと待ち針で留め、待ち針を外しながらアイロンで接着します。
本体に対してファスナーが長すぎる場合は、ケースを全開に出来る分を残してファスナーの端をカットし、写真のように端を余り布で包みます。
- これで完成です。
ポケットの付け方を工夫すれば、マルチケースも作れます
右ポケットは縫い目の位置を変えて幅に大小をつけたり、間隔を詰めれば増やすこともできるので、入れたい量や大きさに合わせてアレンジしてみてください。
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