熱処理(鋼を硬くしたり柔らかくしたりする操作)の座学を交えて、丸1日かけてじっくりとナイフ作りの工程を実践的に学びます。
KAI-YOUニュースに取り上げられました。(http://kai-you.net/article/29682)
ヤスリをヤスリで削る不思議な体験を通じて、1日かけてじっくりとナイフ作りの工程を実践的に学ぶワークショップです。
これまで自由研究の小5からリタイアしてものづくりを始めた71歳まで50名以上が参加しています。参加者の1/3は女性です。
デザインテンプレートはありません。材料の中に隠れている自分だけのナイフの形を慎重に慎重に掘り起こしていきます。
◆開催の経緯
同じ材質なのに加工方法によって全く異なる性質が現れることを知ったり、工具の形状や運動方向をよく観察することで適切な身のこなしが分かってきたり、そうした知識や体験に知的好奇心をグッと掴まれた経験、それを共有できる仲間を増やしたいという思いがこのワークショップの根幹にあります。
ですのでマッチョな遊びというよりは、実践的な知的体験と思って取り組んでいます。
※もちろん初心者でも不器用でも問題ありません。コツは理屈で学ぶので不器用はカバーできます。
◆具体的にはこんなことを学習します
・鋼(炭素を一定量含んだ鉄)を熱したり冷ましたりする(熱処理)ことで、鋼の硬さや加工のしやすさが変わることについて
・焼なまし(熱処理の一種)したヤスリがヤスリで削れることを体験
・焼入れ(熱処理の一種)することで材料が硬くなるのを体験
・ベンチグラインダー/ディスクグラインダー/ベルトサンダー/ボール盤の使い方(時間短縮のためフル活用しますが、電動工具なしでもナイフは作れます)
◆こんなことが出来るようになります
熱処理から削り出しまで一般家庭の工具と設備でナイフを作れるようになります。
◆定員
各回最大6名(主催者除く)
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