「可愛くおしゃれにヘアアレンジをしたいけれど、時間がかかるし難しくていつも同じアレンジになっちゃう。」なんて方も多いのではないでしょうか?
ポニーフックとは?
そんな方にお勧めのアイテムが『ポニーフック』です。
まとめ髪をしたヘアゴムの根元に、フックを引っ掛けるようにさっとさすだけでいつもの髪型がぐんっとおしゃれになります。
しっかりまとめ髪をしたい時や、三つ編みやウェーブなどちょっとアレンジを加えたい時、モチーフがついた既製品のヘアゴムだと、少し縛りにくかったり途中で落ちてきてしまったりすることもありますよね。
飾りのないヘアゴムの方が使いやすくてしっかり留まるけど、ちょっと寂しいから簡単なワンポイントが欲しい…!そんな時にも大活躍してくれますよ。
手作り用に販売されているポニーフックの『土台』を用意します
ポニーフックの土台は、手芸屋さんなどで手に入ります。
大きな土台がついているもの、丸環がついているもの、たくさん穴の開いているシャワー台がついているものなど色んな種類があります。
お店によってデザインが違うので色んなお店を巡って自分の好きな形を見つけるのもワクワクしますね。
今回はこの中から左のひし形の土台がついているものと、右の丸カンがついているもので2種類のポニーフックを作っていきたいと思います。
揺れるリボンのポニーフックの作り方
まずは、丸カンつきの土台を使って、毛糸とベロアリボンで作れるポニーフックのレシピをご紹介します。毛糸とは言っても編む必要がないので、編み物が出来ない方でももちろん大丈夫!
揺れるリボンが可愛い、まとめ髪によく合うデザインです。サイズが小さくて華奢なので、いくつか作って複数付けしても可愛いと思います。
毛糸は、色がグラデーションになっていたり、ツイード風になっていたりと、デザインに特徴のあるものを使うと華やかなのでおすすめです。
それでは、早速レシピを見ていきましょう。
材料
- ポニーフック土台(丸カンつき) 1個
- ベロアリボン 6cm程度(長さはお好みで)
- お好きな毛糸やリボン 適量
- 好きな色の糸
道具
- 裁縫セット
作り方
- 6cmにカットしたベロアリボンを中表に合わせて縫います。
- 丸カン部分に、用意した好きな毛糸を通して固結びします。この時、あまり太すぎる毛糸だと通すのが大変なので細めのものを選びましょう。
- 毛糸は長めにしておき、最後に全体のバランスを見ながらカットして調整します。
- 作ったリボンの真ん中を糸(写真では黄緑色)でぐるぐる巻き、そのまま糸を丸環部分に巻きつけて完成です!
リボンの素材やサイズを変えたり、毛糸を変えると無限にオリジナルデザインを作ることができます!
バレッタ風ファー毛糸のポニーフック
さて、もう一つのデザインは編み物が出来る方向けです。ファー風の毛糸を使って、大きめサイズのひし形ポニーフックを作ります。
土台は、写真左のひし形のものを使います。土台がすっぽりと隠れるサイズの編み図で編んでみてください。糸の太さが変わるとモチーフの編み図も変わってくるので編み図は何パターンか載せておきます。
配色を変えてみたり、毛糸の種類を変えてみたりとこちらのデザインもアレンジ方法が無限にあります。
材料
- ポニーフック土台(ひし形) 1個
- 並太の毛糸 2色
- 巻きかがり用の白の毛糸 適量
- ファー風毛糸
- フェルト 適量
道具
- かぎ針8/0号
作り方
- こちらの編み図で編んでみます。
- 図案を見ながら三角モチーフを2つ編みます。
- 糸の処理をした後に、モチーフを重ねて白の毛糸で巻きかがりをして繋げます。この時の針はとじ針で大丈夫です。
- 毛糸が接着剤と相性があまり良くないため、裏にフェルトを縫い付けておきます。フェルトの上に本体を置きチャコペン等でふちをなぞり、ハサミでカットします。
- 編み図を見ながらフチをファーの糸で編みます。
編み図はこちらです。
- 土台に接着剤で貼り付けたら完成です!
ポニーフックの使い方いろいろ
『ポニーフック』という名前ですが、ポニーテールにだけ使えるアイテムではありません。ヘアゴムを使ったアレンジならば何でも使えるんです。
例えば、三つ編みや『くるりんぱ』を縛ったヘアゴムに挿してもいいですし、編み込みした髪に直接挿してみても可愛いと思います。
ただ、細めのヘアゴムだと抜けやすいためすぐに落ちてしまう可能性があるので、太めのしっかりしたヘアゴムの上からさすのをおすすめします。
髪型によって揺れるデザインなのか、大きめのデザインなのか、つけやすいデザインを探っていきましょう。
「家でも仕事場でも学校でもどこにいたって、朝からおしゃれしてわくわくしたい!」そんな女性の為に少しでもお役に立てたらと思います。可愛くて便利なポニーフックをたくさん作って、毎日のヘアアレンジを楽しみましょう!
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。