パネルの的を狙って、ボールを投げたり蹴ったりして遊ぶストラックアウト。ゲームセンターやテレビなどで見かけたことはありませんか?
ストラックアウトは、段ボールを使って自宅でも手作りできます。おうち時間が長くなりがちな今、ストラックアウトは親子の運動不足解消にもおすすめです。
今回は、段ボールを使ったストラックアウトの作り方をご紹介します。
段ボールで安全におうち遊び
ストラックアウトで遊ぶとなると、「音がうるさいのでは?」「ボールが当たって、家具や家電が壊れたりしない?」と思われるかもしれません。
しかし、パネルを段ボールで、ボールを新聞紙で手作りするストラックアウトなら、音や衝撃を抑えられます。
また、ボールが軽くて柔らかい新聞紙製なので、ぶつけてケガをする心配もほとんどありません。遊ぶ時は親御さんも一緒に、体をたくさん動かすおうち遊びを楽しんでみてくださいね。
今回作るストラックアウトについて
今回ご紹介するストラックアウトのレシピは、段ボールで手軽に作れる方法です。
的が土台とつながっているので、ボールを当てても落ちることがなく続けて遊べるうえ、後片付けが楽ちんなのもうれしいポイントです。
的の数字を色マジックで手書きして、かわいく仕上げてみましょう。もしくは、余った段ボールの切れ端を数字にカットして貼り付ければ、立体感が出てより本格的な仕上がりになります。
▼今回作るストラックアウトについて
<完成サイズ>
約W64×H70×D24cm
<所要時間>
約2時間
材料と道具
材料
<本体>
- 大きい段ボール(1箱)
- ガムテープ
- ペットボトル(的が倒れるのを防止するストッパーにします。なくてもOKです)
<ボール>
- 新聞紙やチラシ
- カラーテープ
道具
- カッター
- 定規
- ペンなど(装飾用)
ストラックアウトの作り方
カッターを使うので、お子さまが作るときには大人の方が見てあげてください。はじめる前にカッターの刃を新しくしておくと、作業しやすくなります。土台が完成したら、お好きにデコレーションして、オリジナルのストラックアウトに仕上げましょう。
作り方
- 段ボールの一番大きい面と上下のフタ部分を残してカットします。 余った部分も後ほど使うので捨てないでください。
- 上のフタ部分を4等分にして印をつけて、折り筋をつけます。
- 折り筋に沿って折ります(まだ固定しません)。ここが本体上部を補強する芯になります。芯の下に印(芯ライン)をつけて、再度開きます。
- 大きい面に四角の的を9個(3×3列)描きます。芯ラインから上と下部のフタ部分は避けて、描きましょう。
- 的の下部分は切らずに、上・左・右の3カ所をカットします。
- 切らずに残した的の一辺は、裏側へ倒して折り筋をつけます。
- 芯ラインを再度折って、ガムテープで固定します。
- 下のフタ部分を裏側へ折ります。
- 下のフタ部分が底になるように立たせて、側面(グレーのお斜線部分)を作っていきます。
- 余った段ボールで側面パーツを2つ切り出して、本体にガムテープで固定します。倒れないように、裏側へ少し倒し気味(斜め)になるように角度をつけるといいですよ。
- ベースの完成です。
- お好みで装飾しましょう。 得点となる数字や、フルーツや動物などのモチーフを入れてもかわいいですね。 直接ペンで書いてもいいですし、印刷したものを貼ってもいいですよ。
- 水を入れたペットボトルを重しに使うと、的が倒れたり動いたりしにくくなります。
新聞紙ボールの作り方
新聞紙を丸めて、軽くて音がたちにくいボールを作りましょう。
作り方
- 新聞紙やチラシを、穴に通るサイズに丸めます。 画像は新聞紙1枚分を使った大きさです。
- サイズが決まったら、カラーガムテープなど で十字に固定します。
- ペンで模様を描いてみましょう。続けて遊べるように、3個以上作るとゲームが盛り上がりますよ。
- 完成です!
子どものホームパーティにもおすすめ
家族との時間はもちろん、お友だちと一緒に遊んでも楽しいストラックアウト。何枚のパネルを倒せるか競い合ってゲームを楽しみましょう。
いつものおうち遊びはもちろん、ホームパーティのイベントとしてもおすすめ。子どもたちが好きそうなお菓子や文房具などを景品にすれば、きっと盛り上がるでしょう。ストラックアウトを作って、思いっきり体を使って遊んでみてくださいね。
楽しい段ボールの工作アイデア集
ストラックアウトの他にも、おうちで楽しめる段ボールの工作アイデアはたくさんあります。手作りのガチャガチャや、おままごとキッチン、車など、いろいろなアイデアを楽しんでみてください♪