手軽な材料で、簡単にオリジナルのシールが作れることをご存知でしょうか。お手紙やラッピングのデコレーションはもちろん、お子さまと一緒に作っておうち時間を楽しむアイデアとしてもおすすめですよ。今回は、手作りシールの簡単な作り方を5つご紹介します。
手軽な材料でオリジナルシールが作れる
オリジナルシールがあると、メッセージカードやラッピングのワンポイントにしたり、スケジュール帳や収納のラベル用として使えたりと、非常に便利です。
お子さまがいるご家庭では、一緒にオリジナルのシール作りを楽しむこともできて、工作物のデコレーションにしたり、自由にシールを貼ってお絵かきを楽しんだり、色々な遊び方ができます。幼稚園や学校のお名前シールを可愛くアレンジすることだってできちゃいますよ。お好みの作り方で挑戦してみてください。
①両面テープを使った手作りシール
両面テープを使った手作りシールは、材料も少なく、簡単なステップで作ることができます。隙間時間や休日にサクッと作れるのも魅力です。
両面テープの手作りシールについて
■所要時間:40分程度
■完成サイズ:3~5cmほど
必要な材料と道具
シールの土台となる紙はお好みの紙でOKですが、画用紙ほどの厚みがあると扱いづらいかもしれません。厚すぎず毛羽立ちにくい紙をおすすめします。
作り方
- 紙に絵柄をつけていきます。自分で好きな絵柄を書いてもいいですし、スタンプ等を利用しても可愛くなります。紙刺繍を使うのもオススメです。
- 続いて枠を書きます。ここで丸定規等の図形テンプレート定規を使いましょう。直径20~30㎜の円形にしています。
- 丸く囲んだ裏面に両面テープを隙間なく貼ります。
- 丸の線に合わせてハサミで切ります。
- 鉛筆の跡があれば消しゴムで消します。
- 完成です。
裏面の両面テープを剥がして使ってください。両面テープが真ん中でつなぎ目があると、剥がしやすいですよ。
②タックシールを使った手作りシール
続いて、タックシールを使った手作りシールです。タックシールをデコレーションするだけなので、最も簡単にできる方法といえます。
タックシールの手作りシールについて
タックシールとは、何も描かれていない白紙のシールのことです。商品によっては「フリーラベル」や「インデックスシール」と表記されています。サイズも様々なので、自分で作りたいステッカーのサイズを考えて選びましょう。
■所要時間:15分程度
■完成サイズ:タックシールのサイズによって異なる
必要な材料と道具
タックシールは100円ショップや文具店で購入できます。ペンの太さは色は作りたいシールのイメージに合わせて、お好みで変えてみてください。
作り方
- タックシールの四角に合わせて、外側を太ペン、内側を細ペンで縁取ります。
- 太ペン・細ペンで囲むだけで、無地のシールがラベルらしくなります。他にも吹き出しを描いたり、点線で囲んでも可愛いです。
- お好きなメッセージを書き込んで完成です。
③糊を使った手作りシールの作り方
糊(のり)を使った手作りシールの作り方をご紹介します。シールが透けて見えるため、ガラスやプラスチック製品に貼るのもおすすめです。
糊の手作りシールについて
糊を固めて作るので、乾燥させるのに三日間くらいかかります。乾燥時間を除けば、15分ほどと手軽に作れますよ。粘着力はあまりないですが、ガラスやコップなどにペタペタ貼り付けて遊べるため、お子さまと一緒に作ると楽しいです。
■所要時間:15分ほど
■完成サイズ:自由(今回は3~5cmほど)
必要な材料と道具
液体のりを使用しますが、使う商品によって綺麗に固まるものと固まらないものがあるため、うまくいかなかった方は違うものを試してみてください。
作り方
- 下敷きの上に液体のりをたらして、固まるまで2~3日放置します。シールの厚さや天候によって固まる時間は変わるため、ご自身で確認するようにしてください。
- 糊が完全に乾いたら、上から油性ペンで好きなイラストを書きましょう。
- 破れないようにクリアファイルから糊をゆっくり剥がします。
- 完成です。
表面がツルツルしている所に貼ることができます。水槽や窓、瓶に貼ってもいいですね。少し湿らせてから貼るとよく張り付きます。
④クッキングシートを使った手作りシールの作り方
クッキングシートを使った手作りシールの作り方をご紹介します。友達に書く手紙に貼ったり、ノートやファイルをデコレーションするのに最適です。お子さまも大人も楽しめるシールを手作りできます。
クッキングシートの手作りシールについて
手書きはもちろん、好きな雑誌やチラシからイラストを切り抜いて作ることができます。お絵かきに自信がない方でも、簡単にオリジナルシールが手作りできるのが魅力です。
■所要時間:40分程度
■完成サイズ:自由(今回は3~5cmほど)
必要な材料と道具
雑誌やチラシの切り抜きをあらかじめ用意しておきましょう。手書きする場合は、描きたいイラストや文字に合わせてペンも揃えておきます。
作り方
- 好きなイラストをハサミで切り抜きます。雑誌やチラシの切り抜きや、イラストを書いても良いですし、お子さまが書いた絵などなんでもOKです。
- クッキングシートをA5サイズくらいに切り、その上に透明テープを貼り付けます。(クッキングシートが大きすぎると、透明テープに気泡が入りやすくなってしまうので、作業しやすい大きさに切りましょう。)テープとテープの間に隙間ができないようにするのがポイントです。
- 切り抜いたイラストを透明テープの上に並べます。
- イラストの上に透明テープを貼ります。気泡が入らないように貼ってください。空気を抜きながらしっかりと密着させます。
- イラストの周りをハサミで切り抜きます。このときイラストギリギリに切らないようにしてください。ギリギリになるとシールが貼れなくなってしまいます。
- 完成です。裏側のクッキングシートを剥がしてシールを貼ります。
いろんな絵や柄で作ると楽しいですね。
⑤マスキングテープを使った手作りシールの作り方
最後にマスキングテープを使った手作りシールの作り方を紹介します。マスキングテープは単色から可愛い絵柄が描かれたものまで、さまざまなデザインが登場しています。お気に入りのマスキングテープを切り抜いて、シールを手作りしてみましょう。
マスキングテープの手作りシールについて
タックシールとお好みのマスキングテープを用いて、おしゃれなシールを作れます。工程も少ないため、お子さまと手作りするのにもおすすめです。
■所要時間:30分程度
必要な材料と道具
ラベルシール・梱包用テープはクラフトショップの他、100円ショップでも販売しています。マスキングテープは、幅が3センチ以上ある太いものがおすすめです。
作り方
- タックシールにお好みのマスキングテープを貼ります。
- その上に、透明テープを空気が入らないようにしっかり貼ります。
- 絵柄が大きいものならフチを切り抜きます。
- 完成です。
こんなシールが欲しい!を手作りで叶えよう
手作りシールの作り方を5つご紹介しました。さまざまな作り方がありますが、どれも簡単で、材料もすぐに揃えられるものばかりです。作り方のアイデア次第で、個性的なシールも作ることが可能です。どのようなデザインに仕上げたいのか、想像しながら世界で一つだけのオリジナルシールを作ってみてください。