お裁縫の初心者の方でも作れるように、アイロンがけや難しい曲線縫いが不要の簡単な立体マスクの作り方を考えました。慣れれば1枚あたり10~15分程度で作れますので、常備用として多めに作っておきたい方にもおすすめのレシピです。また、ミシンがない場合は手縫いで作ることも可能です。
子ども用のキッズマスクを作りたい方はこちらから。
型紙をプリントアウトして簡単に手作り!
印刷できる型紙をご用意しましたので、ご家庭でプリントアウトの上お使いください。※A4用紙に等倍で出力してください。
立体マスクの作り方
材料(完成サイズ16cm×11cm)
- 表地用の布(分厚くないもの)横27cm×縦14cm 1枚
- 裏地用の布(ガーゼなど肌触りの優しい生地)横22cm×縦14cm 1枚
- ゴム紐
道具
- はさみ
- チャコペンまたはフリクションペン
- ミシン
- 紐通しまたはヘアピン
- クリップまたはまち針
- 型紙

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作り方
- ダウンロードした型紙を外側の線で切り抜き、表地の布にあてて、チャコペンでカットラインを引き、布を切ります。
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- 型紙の左右にある線(ゴム通し部分)を折りたたみ、折ったままの状態で裏地の上に置き、カットラインを引きます。
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- ラインに合わせて裏地を切り抜きます。このように、表地が裏地よりもすこし左右が長い形になるはずです。
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- 型紙を中心の点線に沿って山折りします。折り線②もそれぞれこのように折りたたみます。
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- 表地と裏地を半分に折りたたみます。表地は、表面が内側になるように折りたたんでください。それぞれ上から型紙を置き、2本の縫い線(折り線②の辺)を描きます。
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表地と裏地に線が引けました。
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- それでは縫っていきましょう。最初に、斜めの縫い線(折り線②の辺)の上を真っ直ぐにミシンがけします。表地・裏地それぞれ縫ってください。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れず行いましょう。
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裏地が縫えました。
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表地も縫えました。
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- 縫った線から外側の角の部分は、5mmほど残してそれぞれ切り落とします。(つまり裏地・表地あわせて合計4か所切り落とします。)
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- 表地と裏地を開いて、重ね合わせます。中おもて(縫い代がないきれいな面同士が内側で合わさる状態)で合わせて、中央の縫い代がちょうど同じ位置になるよう確認し、クリップやまち針で留めておきます。
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- マスクの上下部分を縫います。端から1cm縫い代をとって、直線に縫います。中央まで縫えたら針を落としたままミシンの押さえを上げて、布の向きを調節し、もう半分を縫いましょう。
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上下ともに縫えた状態です。
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- サイドが開いているので、そこから布を裏返します。
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- 裏返したらマスクの形を整え、畳んでしっかりと手で押さえて布に折り目を付けます。
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- ゴム紐を通す部分をつくります。両サイドにはみ出している表地部分を内側に向けて2回折りたたみます。1回目は裏地との境界線まで折り、2回目は畳んだ部分をそのままもう一度折りたたみます。
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- クリップかまち針で留めておきます。
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- 端から1cm縫い代をとって、ミシンをかけます。
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両側が縫えた状態です。
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- 最後に紐通しまたはヘアピンでゴム紐を通します。
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- サイズを調整しながら結びます。
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- ゴム紐を引っ張りながら結び目を布の内側に隠したら、完成です!
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