例えば、お友達を招いてホームパーティーをする時などに、「こんな素敵な食器があったら…」と理想の器を思い浮かべたことはありませんか？ポーセラーツなら、あなたのイメージ通りの一枚を作ることができます。
ポーセラーツの資格を取って、教室やサロン開業を目指すなら
真っ白な磁器に専用の絵の具で絵付けをしたり、転写紙と呼ばれるシール状の材料を用いて絵柄を貼り付けたりしてオリジナルの食器をデザインすることが出来るポーセラーツ。ハンドメイド好きな方を中心に、近年人気が高まっています。
体験レッスンやワークショップも各地で開催されているので習い事として体験レッスンから初める人も多いですが、技術を学んで経験を積むうちに、インストラクターの資格を取得して自宅でサロンや教室を開業したいと考え始める人もいらっしゃると思います。大好きな趣味を活かしながら、自宅でレッスンを開けたら素敵ですよね。それにはまず、信頼できる先生に教わることが大切です。今回は、ポーセラーツの資格取得を目指している方に、教室やサロンの選びのポイントをお伝えします。
開業を目指すなら知っておきたい、教室やサロン選びのポイントは？
ポーセラーツの資格を取ってインストラクターとなるためには、日本ヴォーグ社（株）が定める、規定のコースを全て受講し、検定に合格する必要があります。
全30単位分のレッスンを修了し多くのテクニックを習得することで、インストラクター資格を得られます。インストラクターコースが受講できるポーセラーツ教室やサロンは数多くありまずので、特に都市部に住んでいる方の場合、どの教室を選ぶべきか悩んでしまいますよね。多くの教室やサロンでは、初心者のためのレッスンイベントや、体験講座が受けられるので、以下のポイントに気をつけながら検討してみてください。
１．立地やレッスンの時間帯
例えば日中にお仕事をされている方なら、会社帰りに立ち寄りやすい立地であることや、比較的遅い時間にレッスンを受けられることが重要なポイントとなります。またお子さんがいる主婦の方なら、自宅からアクセスしやすい立地であることや、レッスンの日程や時間帯が柔軟に選べるかどうかも大切ですね。
どんなに素敵であっても、普段の行動範囲から大きく外れる立地の教室やサロンは、次第に通うことが負担に感じられる可能性もあります。継続して足を運ぶからこそ、便利に通える教室やサロンがおすすめです。
２．先生との相性
教室やサロンを選ぶ上で、主宰されている先生の技術面や指導力だけでなく、相性も大切です。体験レッスン等を受けてみて、「この先生に教わりたい」「この先生のところに通えば、楽しく続けられそう」と思えるような先生であれば理想的です。インストラクターとしての生徒さんへの接し方や、プロならではのポーセラーツに対する情熱など、レッスン内容以外にも見習うべき点が多く見つかるはずです。
３．雰囲気やテイストが合っているか
インテリアを含めた教室やサロンの雰囲気や、習う作品のデザインは、先生の好みが反映されていることが多いものです。可能であれば「センスがいいな、好きなテイストだな」と思えるお教室の方が、レッスンを受けていて良い刺激を受けられるはずです。
また、他のレッスンを見学する機会があれば、通っている生徒さんの雰囲気もさりげなくチェックしてみてください。自分がそこで実際にレッスンを受けている様子をイメージしてみましょう。教室やサロンに楽しく通うためには、居心地の良さも重要です。
教室やサロンではどんなデザインの作品が作れる？必要な材料や費用は？
インストラクターコースの課題は一回ごとに日本ヴォーグ社指定の白磁を使い、課題に沿ってデザインし学んでいくスタイルです。
またインストラクターコースの材料費は全国一律で170,000円+税と決められています（2017年時点）。ただし、この中にはレッスン代・追加の転写紙や白磁代・焼成費は含まれていませんので、注意しましょう。他にもインストラクターの資格申請料として30,000円+税、年会費として3000円+税がかかります。
インストラクターコースの資格には２種類あります
コースを修了し、インストラクターの資格を得た後はご自分で教室やサロンを開業し技術指導を行ったり、受け持った生徒さんのライセンスを発行したりできるようになります。ただし、これには「電気窯を所有している」という条件が必要になります。電気窯を所有していない場合は、技術指導はできますが、ライセンスの発行はできません。
前者の資格を「ポーセラーツインストラクターグリーンライセンス」、後者を「ポーセラーツインストラクターホワイトライセンス」と呼びます。家庭用電気窯の価格は、小型のもので10万円代から、ややサイズが大きいもので20万円～30万円代となっています。あらかじめ「ライセンス取得後、どのように資格を活かしていきたいのか」ということも念頭に置いておくと良いですね。
ポーセラーツのインストラクターとして教室やサロンを開いた後も、今度は指導者として、さらに技術力や表現力をさらにアップさせる努力が必要になってきます。また、生徒さんへの気配りやコミュニケーションの能力など、慕われるための人間力も大切です。
ポーセラーツへの情熱を仕事に活かしたい！と真剣に考えている方は、ぜひ教室やサロンに通って、インストラクターを目指してみてはいかがでしょうか？
