ポーセラーツは、白い磁器にお気に入りの柄のシートを貼り付けたり、専用の絵の具を使ってイラストを描いたりしてオリジナルのマグカップやお皿などを作る事が出来るハンドクラフトです。
まるで百貨店に置いてある様なゴージャスな食器やマグカップを作ってみても良いですし、どこにも売っていないような、世界に一つだけの個性的なデザインで絵付けしてみるのも素敵。また絵を描くのが苦手という方でも専用の転写シートを貼り付けるだけで綺麗な絵柄が入れられるので、是非チャレンジしてみませんか?
磁器に絵付けをして、お皿やマグカップをデザイン
「ポーセラーツ」という単語は、ポーセリンとアートを組み合わせて造られた造語です。ポーセリンは磁器という意味を持っています。
ポーセラーツの作品を自分で制作してみたいと思った場合、一体どの様な物を用意すれば良いのでしょうか?
ポーセラーツを始めるのに必要な材料は、白磁と呼ばれる白い磁器や転写紙、エタノールなどがあります。また道具はスキージーやピンセット、ワイプアウトツール(ゴムピック)などが必要です。更に自分でイラストを描いて絵付けをするのであれば上絵の具や金彩、セラミックペンシルなども用意します。それ以外には、ポーセラーツ専用の電気炉が必要です。
ポーセラーツはデコパージュに少し似ているのでは、と思った方もいるかもしれませんね。ただポーセラーツはデコパージュとは違い磁器に専用シートを貼り付けた後、電気炉を使用して焼き上げるので、より本格的な仕上がりになります。またデコパージュでは実現が難しかった実用性のある食器類を制作する事が可能です。しかし、いきなり電気炉を購入するのは、なかなかハードルが高く勇気がいる行為ですよね。
初心者はサロンや教室の体験レッスンやワークショップを利用してみるのがベター
いきなり高額な電気炉を購入して自分一人で上手く出来るかどうかが不安な場合には、ポーセラーツの教室に通ってみるのがお薦めです。サロンや教室によっては体験レッスン、ワークショップなども行われているので、興味がある場合こちらから始めてみるのも良いかも知れません。
体験レッスンやワークショップであれば自分で材料や道具を買い揃える必要がありませんので気軽にチャレンジできます。また専門の資格を持ったインストラクターに教わりながら制作出来るので、失敗するリスクを避ける事が出来るメリットもあります。
インストラクターに習いながら、世界に1つしかない作品が制作出来る
ポーセラーツではマグカップや茶碗、タンブラーやトレーなど様々な食器類を制作できます。また食器に限らずセロハンテープのカッター台やアクセサリーケース、写真立てなどの生活に役立つ幅広いアイテムを作る事が可能です。
体験レッスンやワークショップで制作に興味が湧いたら今度は継続して通い、自分がデザインした物を作ってみてはいかがでしょう。体験レッスンよりも制作出来る作品の幅がぐっと広がります。
また好みの転写紙や白磁の持ち込みがOKな所や、教室の材料を使いたい放題の所など色々な教室があります。(転写紙はインターネットなどでも販売されています。)上絵の具等を使ってオリジナルイラストが入ったマグカップやプレートを作ってみたいという人も、レッスンを受けて先生からコツを教わると始めやすいですね。上絵の具と転写紙を併用すると、絵柄の表現の幅が広がります。
まずは身近なテーブルウエア作りから、ポーセラーツの第一歩を踏み出してみませんか?
Craftieでは「ポーセラーツ・ポーセリンアートのものづくりワークショップ」を探して予約することもできます。