前回の『ワイヤーアクセサリーの小枝ピアス』を応用して作る、お花のリースのようなピアスの作り方をご紹介いたします。繊細なデザインなので複雑そうに見えるかもしれませんが、工程はとってもかんたんなのでぜひ作ってみてくださいね。
ワイヤーで作る小枝アクセサリーのおさらい
とっても繊細で美しい、ワイヤーアクセサリー。
前回のレシピでは、ワイヤーアクセサリーの基本編として、ワイヤーの選び方やねじり方、処理の仕方などを詳しく説明しました。
さて、今回はリースのようにフープ型にしたデザインを考えてみました。前回の小枝ピアスの応用編になりますので、まだ読んでいないという方は、こちらからワイヤーのねじり方を覚えてくださいね。
基本の作り方に慣れたら、大きさや形など、自由自在にアレンジするのも楽しいですよ!
ワイヤーアクセサリーで作る、リース型ピアスの作り方と材料
道具や材料は、前回の小枝ピアスと同じもので作ることができます。
材料
- ビーズ (直径2mm × 25粒程度。お好みで増減してください)
- カラーワイヤー 30cm × 2本
道具
- 定規
- ラジオペンチ
- ニッパー
- 丸ペンチ
作り方
- 30cmのワイヤーの中心(端から15cm地点)を丸ペンチで挟み、ワイヤーを5回ほどねじります。※ここがピアス金具を取り付ける部分になります。直径5mm程度が丁度いい大きさだと思います。
- この輪をスタート地点として、小枝アクセサリーと同様に左右順番にビーズを通して「枝」を作っていきます。
- 左右5個ずつビーズを付けた状態です。今回は最終的にフープ状にするデザインなので、一つ一つの「枝」は長すぎず短めにして、すべて同じ長さで作るときれいに仕上がります。
- ビーズを付け終えたら、ビーズのついた枝部分をこのように「幹」となるワイヤーに沿わせます。
- 残ったワイヤーはすべてねじって、3cm程残してニッパーでカットします。
- 今カットした先端の部分を、最初に作った輪の根元部分にもってくるようにして、全体をリースのような形にします。
- 輪の根元部分にワイヤーを4~5回巻き付けます。
- 巻き付け終わったら、ギリギリのところでワイヤーをカットします。
- ワイヤーの先端が飛び出ていると危ないので、カットした部分はラジオペンチで挟み、巻き付け部分によく馴染ませます。
- アクセサリーのメインパーツが完成です!
ビーズの色の組み合わせを変えてアレンジ
たとえば春は桜や梅のピンク、黄色いミモザ、冬には雪をイメージした白など、季節の花や自然の色のイメージした組み合わせで作るのも素敵です。
フープが大きめのデザインにしたい時は?
大きなフープ状にしたいときは、ワイヤーを長めにとって作ってみてくださいね。こちらの赤とピンクのビーズで作ったイヤリングは、ワイヤーを60cmで作ったので少し大きめです。
ねじり方に慣れたら、色々なワイヤーアクセサリーを作ってみよう!
手芸屋さんに行くと、ワイヤーの色や太さにも様々なバリエーションがあります。また、ビーズにも色々な素材やモチーフがあるので、ぜひ基本系を応用しながら、お好みの色や形でワイヤーアクセサリーづくりを楽しんでみてください。