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ワイヤーアクセサリーの作り方 小枝ピアス編

kino

繊細なワイヤーで作るアクセサリー。今日は、シンプルでありながら美しい小枝のアクセサリーのレシピをご紹介します。遊び心もありつつ、普段使いにもぴったりなデザインなので、ぜひハンドメイドに挑戦してみてください。

応用編『ワイヤーアクセサリーの作り方 リース型ピアス編』を読む

ワイヤーの華奢なシルエットが素敵な、小枝アクセサリー

このレシピでは、ワイヤーを小枝に見立て、ビーズやパールを合わせてピアス(イヤリング)を作ります。

細かくて難しそうなイメージがあるかもしれませんが、ワイヤーアクセサリーは材料も少なく始めやすいのでハンドメイド初心者さんにもおすすめです。

季節や使うシーンによって、大きさ、色、形をアレンジして作るのも楽しいですよ。

小枝のようなワイヤーアクセサリーの作り方

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手作りアクセサリーに使うワイヤーの太さ

アクセサリーに使用するワイヤーは、柔らかく、簡単に好みの形にアレンジしやすいものを選びます。太さは、手でねじりやすい#30~#34がおすすめです。(ワイヤーは番号が大きいほど細くなります。)

#30~#34の太さなら手で長時間ねじっていても痛くなりにくいのですが、かなり細いため、ねじりすぎるとワイヤーが切れてしまう恐れもあるので、初めての方は#32の太さからスタートすると良いかもしれません。

このあたりの太さであれば、もし完成後に少しボリュームや形を変えたくなった場合のアレンジも簡単にできます。

ワイヤーの素材の選び方

今回のレシピで使ったのは、手芸屋さんで購入した真鍮製のカラーワイヤーで、太さは#34です。ワイヤーがあまり目立ちすぎず、繊細な仕上がりになります。

ワイヤーの素材にも、銅や真鍮、ステンレス製のワイヤーなど様々な種類があります。その中でも、『アーティスティックワイヤー』という特別なコーティングが施されているワイヤーは、汗や水にも強いためアクセサリー作りにはおすすめです。少しお値段は上がりますが、アクセサリー制作に慣れてきたらぜひ使用してみてください。

ゴールドやシルバー以外にも、ワイヤーのカラーはいろいろ

ワイヤーのカラーには、ゴールド、シルバー以外にも、赤や緑など個性的でとってもかわいい色もあります。

例えばピンクゴールドは、肌馴染みもよく、パールとの相性がとっても良いです。よく付けるネックレスなどに合わせた色味のワイヤーを選ぶと、統一感があって素敵だと思います。

ワイヤーで作る、小枝のピアスの作り方と材料

ワイヤーアクセサリーの材料

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材料と道具

ラジオペンチ

ニッパー

③定規

④お好みのビーズ 約3mmの粒 40個程度

カラーワイヤー 30cmを2本

⑥もしあれば、紐留め金具(紐留め金具の工程も簡単に説明しますが、なくても作ることができますので、レシピではカラーワイヤーのみで作る方法をお伝えします。)

作り方

  1. 30cmのワイヤーにビーズを通し、ワイヤーのちょうど半分のところまでビーズを移動させます。ビーズも含め先端から約1cmのところでこのようにワイヤーをクロスさせたらラジオペンチで挟み、ビーズ部分を持ってねじります。ワイヤーをねじるというより、ビーズを持ってねじるようにすると綺麗に仕上がります。
  2. 同じものを2本作り、ねじった部分の長さがだいたい同じになっていることを確認します。
  3. まずどちらか1本をラジオペンチで持ちます。ねじった部分のすぐ上でY字に広がるワイヤーの左側にビーズを1つ通します。ねじれが終わった位置から8mm程のところでこのように曲げます。
  4. ねじり終わりの部分でクロスさせたら、先ほどと同じようにラジオペンチで挟み、手で2つ目のビーズを持ってねじります。
  5. ねじり終わるとこのようになります。次はこの右手で持っているワイヤーの部分に、同じようにビーズを通してねじります。
  6. 3つ目のビーズをねじるとこのようになります。最初のビーズのねじり部分が一番長くなるように作ると、バランスが取れてきれいに見えます。
  7. 次はビーズを通さず、3つめのねじり終わりから5mm程のところでワイヤーをクロスさせてください。
  8. 3つのビーズすべてを優しくおさえながら持って、ねじります。(ねじりすぎるとワイヤーが切れてしまうので、気をつけてくださいね。)ねじり終わるとこのようになります。ねじる方向はあまり気にせず作って大丈夫です。
  9. さらにその両側に1つずつ、これまでと同じようにビーズを通してねじります。両耳分、同じものを作り終えた状態です。
  10. 5個目のビーズまでをねじったら、次は枝分かれをイメージして、下記の番号順(黒字の番号が先)にねじっていきます。方法はこれまでと同じですが、黒の①を始める時は、ワイヤーはビーズを含めて2.5cmほどのところで曲げて、ねじり始めます。黒の③まで作ったら、青①と②を順番にねじります。(お好みで個数を増やしても大丈夫です。)
  11. ビーズが12個付け終わった状態です。理想の形は下記の写真のようなきれいな逆三角形です。バランスを見ながら作っていきましょう。
  12. 好みの長さになったら、ピアスやイヤリングにするため、パーツと繋げる輪っかを作ります。2本のワイヤーを4cm程の長さになるまでねじり合わせ、1本にまとめます。ラジオペンチで挟み、このように円を作ります。(この時、丸ペンチがあればより綺麗な円が作れます。)
  13. 円を作ったら、余ったワイヤーを円の根元にくるくると4~5回巻き付けます。
  14. 巻き終わりのギリギリの部分をニッパーでカットします。カットした先端部分はラジオペンチでしっかり抑えて、他のワイヤーと同化させます。
    ワイヤーで作る小枝のピアス

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  15. パーツが出来たら、イヤリング・ピアスパーツと繋げて、完成です!
    ワイヤーで作る小枝ピアス

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ビーズの色や形を変えて、デザインアレンジ

今回は、赤の木の実をイメージして作ってみましたが、グリーンのビーズでマスカットのようにしたり、白いパールで雪やコットンのように仕上げてみたりと、使うビーズ次第で色々な雰囲気が楽しめるのも魅力です。

ワイヤーで作る小枝のピアス

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応用編レシピ「ワイヤーアクセサリーのリース型ピアス」

今回覚えたワイヤーの扱い方の基本をベースに、上の写真の水色のピアスのようなフープ状のレシピも作ってみました。ぜひチャレンジしてくださいね!

応用編『ワイヤーアクセサリーの作り方 リース型ピアス編』を読む

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ライター

kino
kino
アクセサリー作家として活動しています。つまみ細工やレジン、ワイヤーアクセサリーなど幅広いジャンルで作り方をお伝えします。Instagram: @hmkino