この時期、「寒くて外に出るのがつらい…!」「家の中でのんびり過ごしたい…」とお思いの方も多いのではないでしょうか?
せっかくなら、そんな時こそ自分磨きにもなるおしゃれで可愛いアクセサリーをハンドメイドする時間にしてみませんか?
今回は、今の季節にピッタリなモヘア素材の毛糸を使って、フワフワのファーのようなイヤリング(ピアス)を一緒に作っていきたいと思います。
ふわふわのポンポンを作るための毛糸の選び方
なんといっても、フワフワ感が楽しめるのはモヘア。モヘアは肌触りも優しく、チクチク感がないので、肌が弱い方にもおすすめの素材です。
ただ、毛糸のラベルをみると、他の素材(ウールなど)が混ざっていることが多いので、不安な方は実際にお店に行って触って確かめましょう。
おうちにある毛糸で手作り!ポンポンのイヤリング/ピアスの作り方
ポンポンが耳元でゆらゆらと揺れるタイプのイヤリングを作ります。
今回はポンポンが1つついたシンプルなデザインと、サクランボのように2つついた可愛いデザインをお作りいたしました。ふわふわとした毛糸を選んで、お気に入りの色でぜひ作ってみてください。
チェーンの太さは細めの方が華奢で洋服に合わせやすいのでおすすめです。
材料(片耳1個分)
- モヘア素材の毛糸
- 厚紙 適量
- 縫い糸 適量
- 丸カン 2つ
※ポンポン2つのデザインの場合は3つ - チェーン 約4cm
※ポンポン2つのデザインの場合は約5cmが2つ - イヤリング/ピアス金具
道具
- ニッパー
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
作り方
- まずは毛糸を巻く厚紙を用意します。今回は直径2cmのポンポンを作るので写真のサイズに厚紙をカットします。
- この厚紙にぐるぐると毛糸を巻きます。極細の毛糸(この白い毛糸は極細です)は50回、中細~合細の毛糸(ピンク・水色)は35回巻きます。お好みに合わせて巻く回数は調整してください。
- 厚紙の土台につけたまま、真ん中を縫い糸でぐるぐると4~5周ほど巻きつけ、結びます。この時、結び目がゆるいと毛糸が抜けてくるのでぎゅっと固く結んでください。今回は分かりやすく黄緑色の糸を使用していますが、実際作る際は目立たない色で結んでください。
毛糸の下に糸を通しにくい場合は針をつかうとスムーズです。
- ヤットコを使って、糸に丸カンとチェーンを取り付けます。
- 毛糸の両端をハサミでカットします。
- 毛糸をフワフワっと広げます。
- 長さがバラバラになっていたり気になるところをハサミできれいに整えたら、ファーのポンポンが完成です。
- 可愛くポンポンが出来上がったら、最後にチェーンの先にイヤリング/ピアス金具を付けます。ポンポンが2つついたさくらんぼのようなデザインにする場合は、ここまで作ったものを2つ作り、2つ一緒にイヤリング/ピアス金具に取り付けます。
今回は耳元でフワフワするデザインにするためモヘア素材の毛糸を使用しているので、糸が細くて巻き付ける回数は多いですが、細い方が繊細でファーのように可愛い仕上がりになるのでおすすめです。
ポンポンの大きさを変える方法
今回は直径約2cmで作りましたが、厚紙の幅を変えることで、サイズを変えることができます。厚紙を用意するのが面倒だという方は、厚紙の代わりにフォークを使っても作れます。フォークもキッズ用から大人用、果物用など色んなサイズがありますので、色々試してみてください。
応用編*フープタイプのピアスにアレンジ
シンプルで洋服に合わせやすいデザインも素敵ですが、「せっかく作ったポンポンをもっとたくさん使いたい!」という欲張りな方には、フープピアスがおすすめです。
フープにファーを刺していくだけなので、作り方はとても簡単!白・ピンク・青それぞれ1色ずつ使ってみました。
全部同じ色にしても可愛くできますよ。ポンポンがたくさんあることで豪華になり顔回りをグッと華やかにしてくれます。
毛糸の色のチョイスで様々に変わる雰囲気を楽しもう
素材と同じくらい重要なのが『色』選びです。今回は、白・ピンク・水色の淡いパステルカラーを組み合わせて、女の子らしい可愛いカラーで作りました。
色の組み合わせ次第でイメージがガラッと変わるので、かっこよく洗練されたデザインにしたい場合は、白・黒・グレーのモノトーンにしたり、和風にしたい場合は、赤・紫・黒など、色んなパターンを考えるのも楽しいです。
このレシピは色々なアレンジができます。「毛糸の素材や色はどうしよう?」「色の並べ方はどうしよう?」「チェーンにぶらさげようかな?もっと違うつけ方があるかも!」などなど、毛糸を買いに行くところから、手作りして、耳につけるところまで、わくわくして頂ければ嬉しいです。